流転の茶室「獨楽庵」
利休より始まり、その姿形を変えながらも四百数十年の時を生き抜いた流転の茶室「獨楽庵」。戦前には鎌倉数寄者の所有で北鎌倉に所在しておりましたが、現在は八王子で「桑都茶寮 獨楽庵」として穏やかな日々を送っております。
本日は獨楽庵をはじめとする大小4つの茶室を備えた茶寮の「船越席」にて庵主の小坂先生が二客一亭のシンプルな茶事でもてなして下さいました。
点心席での食事と一献の後、主菓子は侘助をかたどった練り切り。その後蹲踞を使い、船越席での濃茶薄茶となりました。
灯火の灯のみの厳