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2023年のふりかえり

昨年は一月の松下亭での初釜に始まり、町田市鶴川の虚心亭、松永記念館の無住庵での茶会、横浜と鎌倉では近代建築の中での茶会、そして後半は松永記念館茶会、益田鈍翁追善茶会で初めて大きなお茶会の席持ちを経験いたしました。

また、小田原市の三淵邸甘柑荘の施設公開での茶席を季節ごとにお手伝いさせていただきました。

13回催したお茶の席では全く雰囲気の異なる環境で、その場にふさわしい席を作るという自分の定めた課題に挑戦し、失敗と試行錯誤を繰り返しながら、様々なことを学ぶことができました。

益田鈍翁追善茶会では、小田原の数寄者の先生方が私のような軽輩を受け入れ、様々にご指導頂き、骨董古美術、古民藝を道具に取り入れるといういままでハードルが高く経験のなかった道具組みも初めて行うことができました。

今年も無事に無事故で茶会を終えることができ心豊かな茶の湯の活動ができましたことも、ひとえに皆様の温かいお支えとご声援あってのことと、心から御礼申し上げます。
来る年もまた、皆様と共に健やかに楽しく茶の湯を続けて参りたいと存じます。