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年上の人とふらっとフラットに話せる。Slackでつくる小さなコミュニティ

あぁ〜!今日もやってしまった!スーパーのレジで「レシートいりますか?」と聞かれて「大丈夫です」と答えてしまいました。

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こんにちは、和樂webのディレクターの鳩です。

昨年末、和樂webのslackに「日本語チャンネル」ができました。何をするチャンネルかというと、日本語にまつわる雑談スペースです。

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このチャンネルを眺めていて、気づいたんです。

あれ?リアルの場で、友人と日本語のこと話す機会なんて、滅多にないな。

ところが「日本語」チャンネルでは、けっこう真面目に意見を交わしているんですよ。

例えば...


(※以下、あくまでSlack上でのカジュアルな会話なので、何が正解とか間違いとか、そういうことが目的の話ではありません※)

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過剰な敬語は相手を傷つけないようにしているようで、自分が傷つかないように選んでいるだけ。なるほど〜。賢い人にはその考え方まで伝わっているかもしれない...。結局これも「大丈夫です」と同じで、シンプルな言葉遣いを選ぶのがよしってことなんですけど、むずかしいんですよね。

...とまあ、こんなかんじの議論をいくつか展開していたんです。

こんなにカジュアルに言葉について議論したことなかった

この日本語チャンネルでの交流で、あ、これすごく貴重な体験しているなと実感した理由のひとつが「年上の人との議論」にありました。

和樂webのライターのみなさんは年齢も性別も住まいもバラバラ。特に、20〜30も年上の方と、フランクに日本語感覚についてお話しできるのは、これまでにないワクワク体験...。

これまで会社で上司や仲間から言葉遣いについて指摘されることはあっても、何に違和感を覚えるのか、互いの意見を言いあうことなんてなかったから、それを年上の方とあーだこーだと言えるのがありがたくって、おもしろいのです!

そうそう。日本語チャンネル以外に「シニア倶楽部」というチャンネルも同時期にできたのですが、これもまたおもしろくて。

Twitterみたいな場所だと、自分と似た属性や同世代の人をフォローしがちですよね? でもSlackの趣味チャンネルだと「自分とちょっと違った世界」をほどよい距離感で眺められるんですね。「シニア倶楽部」は誰かを傷つけることなくあたたかく盛り上がっていて、自分がわからないネタであっても、そのやりとりを眺めているとやさしい気持ちになります。

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「刀剣」「宝塚」「戦国時代」とかのチャンネルも同じかも。自分の趣味にドンピシャなテーマじゃないんですけど、そういうチャンネルをちょっと目の端っこで追いかけておくだけでも、新しい発見があるんですね。学びがある!

小さなコミュニティとして機能してる、かも

・リアルで喋りづらい日本文化にまつわるテーマを議論する場所
・年齢や属性の異なる人たちとフランクかつフラット意見を交わせる場所

極端な話、原稿のチェックなど業務的な役割がなくたって、このふたつだけでも、和樂webのSlackの存在価値って、あると思います。

和樂webのSlackにあるローカルルールと「日本文化」というテーマのおかげでしょうか。Slack内が一般的なSNSのように荒れることも今のところありません。おそらく、日本語や歴史の議論をTwitterで投げかけると、全く無関係なところからあらゆる意見が飛んできてぶつかりあいそうな。。。

TwitterやInstagramが、ぎすぎすしているように感じるのは、マス的なコミュニケーションになりつつあるからでしょうか。それにくらべると居心地がいいんですね、和樂webのSlack。まだまだ小さいけれども、コミュニティとして、ちょっとずつ機能し始めている気がします。

2020年はSlackだけでなくnoteをもっとうまく活用して、和樂webのあたたかみある小さなコミュニティを育てていけたら〜と思うこのごろ。今年はSlackで育んだコミュニティをWebメディア上でも可視化していけるようがんばります!



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