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メルカリShopsとデザイン

今日はメルカリShopsの記事について自分なりの考えを書こうと思う。
面白い取り組みだと思っているので、基本的に批判する気持ちはないことを前提に読んでいただけると幸いです。

メルカリショップスが届けたい価値

ここで語られている消費者がネットでモノを買うようになった事は共感できる。僕自身は元からオンラインでモノを買っていたので、変化はなかった。
日本全体のEC化率が8%が何故なのか、商品が売れているのは約4人に1人なのは何故なのか、この記事ではその答えとしてオンラインでモノを売る場を作るのがハードルになっているため、と記載されている。
自身の経験を踏まえると、トイレットペーパーや歯磨き粉のような基本リピートする日用的な消耗品であればオンライン。初めて買う5000円以上のモノはオフラインで確認してからオンラインで購入するようにしている。
ゲームソフトのようなオンラインでも欲しい情報が完結するモノであれば問題ないが、イヤフォンやマウス、服はまだオンラインだけで購入するには個人的には至っていない。
大手であればECサイトを自前で持っているし、例えば商店街にある店舗がECサイトを持つ事によって売れるのかというとそうでもないと思う。
なので、その人たちをどう取り込むかが大事なのかなと感じた。
また、僕のように既存のECサイトで購入しているユーザーがメルカリショップスに移行しないと、購入する人がいなくなり出店する人も減ってしまうので、そこの取り込みの施策にも今後期待したい。

デザインがもたらすチカラ

ここでは、売り手がネットショップを開設・運営することや、機能が難しくてハードルになっているのでそれをデザインの力で解決して、売れる仕組みを技術で解決しようという内容になっていた。
個人的にはバーコードリーダーのような端末を作り、読み込むだけでネット上の既製品データと紐づけて出品完了のような、出店・出品という概念をそもそもなくしてしまった方が良いのではないかなと思う。
「難しい」を無しに。するイメージ。
売れるしかけに関しても、ユーザーにどこで購入したかを極論意識させずに購入させるのが良いと思う。そうする事によって、購入する店を選ぶ手間が省ける。この体験こそオンラインだからできるものなので、最大限使った方が良いだろう。

デザインとは無意識にできるか

デザインと一言で言っても意識させた方が良いものもあるが、このケースにおいては、如何に無意識化させるかがデザインの力が試されるところだと考えた。
今までオフラインで商売をされていた方に如何にストレスなく、無意識にオンラインで出店してもらい、出品してもらうか。
そこが実現すると、飛躍的に伸びるのではないかと考えている。

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