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ちゃんだい
2020年8月10日 13:11
「品川猿の告白」すごく良かった。猿が喋るとんでもないファンタジーなんだけど、納得感がある。ああ、そういうこともあるのかもしれないな。猿の悩みにも一つ一つ共感できる。露天風呂での猿の振る舞い、客室での告白、最高に面白い。ファンタジーを描いても、リアリティをもって受け止められるのが、この作家の凄いところ。「ウィズ・ザ・ビートルズ」も良かった。人生の一瞬とも言えるような交錯が人を救う
2020年4月27日 23:48
もったいないと思いつつ夢中になり、小一時間で読み終えてしまった。本書を例えるなら、世界的に名声を誇るシェフがこれまで作り出してきた数々の素晴らしい料理の隠し味を紹介したような本、とでも言えばよいか。もしかして、あの作品のあの場面には、この時の思い出や考えが反映されているのかも!という発見や気づきが、次から次へと現れて、ページを読む手を止められなかった。どちらかというと、村上作品をほとん