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「人」として生きる

こんにちわ!ひとみです。

今回もよろしくお願いいたします(*^-^*)

お茶会のお知らせをします☆
6月18日(金)の15:00~
Zoomでお茶会を開催します。

読んでいただいている方との
交流を目的にしていますので、
気軽に参加してくださいね(^_-)-☆

お会いできることを楽しみにしています!

前々回の
「夜と霧」の記事に

「私も去年、この本を読みました。
 改めて、この本の内容を噛みしめました。
 もう一度読み返したくなりました(*^^*)
 ひとみさんの言葉が私の心に刺さりました。
 ありがとうございます。」

という感想をいただきました。
感想をいただけるって

書いている甲斐があるし、

交流できる感じがして

とても嬉しいです(*´▽`*)

ぜひ、感想などお寄せくださいね(*´▽`*)

前回書いてきました
エーリッヒ・フロムの
「愛するということ」

実はこの本には
帯が付いていて
谷川俊太郎さんと杏さんの
コメントが載っています。

谷川俊太郎さんは
「人生経験が深まるにつれ
 この本は真価を発揮する」

と書かれていますし、

杏さんは
「愛されるのではなく、愛する技術とは?
 生きるためのヒントがつまっている」

と書かれています。

確かにその通りだなと思いながら
読み直していました。

さて、
前回の最後に

「あなたは「人」とか「神」とか
 どのように定義しますか?」

と書きました。

人とは何?
そして、人にとっての「神」は?

植物とか動物は
その姿をして「生きている」だけで
生命を全うしています。

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もし人が
頑張らなければ人になれないのであれば
頑張れない人は
人ではないのでしょうか?

生きているだけでは
人にはなれないのでしょうか?

わたしは障がいを持っている方と
少しだけ関わらせていただくことがあります。

ダウン症の子供さんや
脳性まひのお子さん

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そして、亡くなってしまったけれど
わたしの祖父母。

祖父は、60歳くらいで交通事故に遭い
頭を打ったために
少し面白い人になっていました。

先日祖母が亡くなりましたが、
そのことだけ忘れてしまっていて

施設で暮らしていて
テレビを見ていても
全く何を見ているのか
関心がない感じでした。

事故に遭うまでは
ひたすら働いて
食べて寝るだけの生活でしたが、

事故に遭ってからは
雑草に水をやったり
じっと座っているだけでした。

障害を持つ方もそうだし
祖父のような人もそうだけど、
懸命に生きているし、

特に障害を持つお子さんたちを拝見するときに
感じることは

「生きていることに衒いがない」
「生きていることに疑問がない」

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人は誰でもあふれるくらいの愛を持っていて
その愛を活かすことができるかどうか
それが大事なんだと思うんですね。

障害を持つお子さんは
彼らが持てる最大の愛を
わたしたちにも与えてくれます。

だから、
彼らと関わったときに
わたしも幸せになってる。

ボランティアとして彼らの役に立つことで
わたしも彼らからあふれるくらいの愛を
受け取っている。

祖父も
存在しているだけで
何かしら私たちに与えてくれていた。

だから、人は人であるだけで
「人」なんです。

でもね、
わたしは「胸を張ってわたし」だと
言える存在になりたいんです。
精一杯わたしになりたい

フロムは、
「愛することができる人」は、
まず「自分一人でいられる」ことが
必須条件であるとしています。

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「毎日8時間、
 自分のではない目標のために、
 自分の意志ではなく仕事のリズムによって決められたやり方で、
 エネルギーを費やすことを強いられているために」
「彼は反逆し(中略)自分を甘やかすという
 子どもっぽい形をとる」
pp.162

つまり、
わたしがわたしであろうとするためには
仕事などの
自分以外の目標に縛られて
それ以外に怠けてしまって
自分を甘やかしていては

本当に自分の人生を
生きているとは言えないし、
自分の足で立って
「わたしをしている」ことには
ならないと。

そして、
自分がきちんと自分をしていないと
他の人を愛するなんて
無理でしょ?って。

自分が溺れそうだから
誰かに助けてもらうために
助けてくれそうな誰かを愛するなんて
本当の愛って言えますか?
ってね。

もう一つ
神様のお話でした。

フロムが
ノア以外の人が気に入らないから
ノア以外の人を滅ぼしたのではないかとか

現代の「神様」は
宇宙株式会社の代表取締役に変えられてしまった
と言っているのには
吹き出してしまいましたが(笑)

人間はどうやっても
人間を作ることはできません。

フランケンシュタインのように
人のパーツだけを組み合わせても
そこに「人」になる何かが足らないために
人にはなりません。

手塚治虫の火の鳥未来編で、
マサトは人を作ることを託されますが
人を作ることはできませんでした。

人が人を作るためには
愛することの体現である
性行為が必要
になるし、

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そこで作られた「人」には
「人」となるための何かが
必ずあるのです。

そして、
恐らくそれを与えるものが
「神様」かな?

わたしは
神様は自分の中にあると思っています。

神様が
何らかの自分の分身みたいなものを
与えてくれたから
わたしがわたしたり得る。

「神様」って出てくると
宗教的なにおいがするので
あまり出したくないですが、

以前に書いた

「もし神様的な存在が
 あなたはこの地球という星に
 誰それの子どもとして生まれなさい
 と言ってわたしをこの世界に送り出したとしたら
 不幸になれとは思わない。
 幸せになってほしいと思っているはず」

この言葉とも
似通ってきますが、

そして、
人であるための何かが
科学でいまだに解明できていない
その理由も
ここにあるのではないかと思っていますが

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人が人として成り立つための
何かがあって

それは宗教とかでも
宇宙の法則でも
科学的な法則でも
何でもよいのですが、

人にとっての神様は
まさにその何かではないかと
思っています。

宇宙株式会社の代表取締役
という言葉については

だいぶ長くなってきましたので、
続きはまた明日書いていきたいと思います。

あなたのご意見や感想を
聞かせてくださいね。

あなたの幸せの形を
教えてくださいね!

そして、今日が
ハッピ~でラッキーな日で
ありますように♡

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ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます

コメント感想大歓迎です!
よろしくお願いいたします。

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