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私の人生の本気 高校時代 前編

こんにちは。chanです。
本日付で6月頭から出勤することが決まってしまいました。
今の私の気持ちを表すと… _(:::з」∠)_ といったところでしょうか。

さて、そんな絶望的なショックを受けながら、今日は私の恥部についてさらけ出そうと思い筆を取りました。下ネタではありません。そうガッカリしないでください←

そしてここから先は、気の向くままに書いたので、めちゃくちゃ長くなっています。こういう高校生がいたんだなと、物好きな人は、温かい目でご覧いただけるとありがたいです。それじゃ、覚悟してご覧あれ!

Q.なぜそんなことを思い立ったのか

リモートワークが長期化する中、手が空いた時間にTVをつけるとコロナコロナコロナ…。最高に幸せな自宅での暮らしが荒んでしまうわ。とそんな時間に手をつけたのがYoutubeでした。そして息抜きにとつけたのが、とあるYoutuberさんのゲーム実況。

普段、私は特定のジャンルのものしかゲームはしないのですが、あるときYoutubeつけっぱなしにしてたら流れてきたのが「恋愛シミュレーションゲーム」の実況。ゲームタイトルは『アマガミ』。

個人的にやったことはありませんし、そもそも昔から生身の女性と恋愛した方が楽しいに決まってるやん(そんなに経験ありませんが)、と思っていた口でしたので、正直興味はありませんでした。

ところがどっこい。
めちゃくちゃ可愛いやんけ…
30代にして初めて「萌〜」(古!)な気持ちを味わったのです。
森島先輩、マジ可愛いっす!最高っす!(キモ)

なんて学生って素晴らしいんだろう…社会人とは違う同級生・先輩・後輩という、今となってはもう味わうことができないシチュエーション(同級生としか付き合ったことないけど)。くぅ〜、甘酸っぱい!
もうそれから過去の彼女のことを思い出したりして(キモ)、一人で勝手に悶絶していました。

この際、悶絶ついでに、私の昔の大恋愛(自分的には)を語ろうではないか、自分の恥部を全て曝け出してやろうと!←誰得 ある意味懺悔だ!
という流れで筆を取った次第であります。よろしくお願いいたします。

①chan、待望のちょいワル高校生へ

最初の大恋愛でしょう、これが。
晴れて高校入学。気持ち新たに高校生をエンジョイ!しようと、ヤンキーともワルとも言えない、中途半端な感じになろうとしていた私(喧嘩とかそういうのは痛いし怖いしちょっとムリ)は、同じく中途半端な感じになっていた中学時代からの友人オオサカ氏(仮名)と、新しく遊べる"何か"を探していました。高校生スタートから2ヶ月がたった時期でした。

私<
オオサカ氏、何かお金をかけずにできる遊びってないかね?
バスケとかも飽きちゃったし。

オオサカ氏<
そうさなぁ、部活でも作ってみる?部室とか作れたら面白そうじゃね?
そこで100均の麻雀セット買ってきて覚えてみるとか。

私<
それ、めっちゃええやんけ!でもどうやって部活って作るん?

オオサカ氏<
任せなさい。ちょっくら準備してくる。

オオサカ氏はこういう時、非常に頼りになる友人だったのです(今何してるのかなぁ)。中学の頃から一度も同じクラスにはなったことなかったんですが、掴み所のない、飄々とした佇まいが魅力的な男の子でした。

その話をしてから数日。

オオサカ氏<
我々が活動する部活ができました。これにサインを。

私<
まじか。さすがオオサカ氏。で、結局何部作ったの?

オオサカ氏<
「天文部」。

私<
ナゼしwww

オオサカ氏<
前提として、既にある部活じゃダメだ。かつ、運動部だと何かしら目に見える活動をしなければいけない。そうすると文化部だ。文化部で部室があった方がよくて、特定の場所でも活動できて、かつ現在我が校にない部活。

私<
ということで「天文部」なんですね。ありがとうございます。

オオサカ氏<
しかし、部活として学校側に承認を得るためには、最低活動人数である4人を集めなければならない。誰かいるかね?

私<
いいえ、おりませんね。探すのも面倒臭いし。

オオサカ氏<
そうか。そしたら適当に連れてくるわ。

私<
そこまで用意周到とは…感服致しますm(__)m

ということで、オオサカ氏が連れてきたのが女子2人。マジかよ。あんたすげーよ。ハンパねーよorz。これから我々、金のないちょいワル高校生として活動していくに当たって、連れてくるのがなりたてホヤホヤの女子高生2人。なんてやり手なんだオオサカ氏。

②無事にスタート、天文部

オオサカ氏は2人の女子高生を引き連れ、私に面通し。連れてきたのは少し背が高い天然女子・タケノウチ氏(仮名)と、真面目な感じでなんでも見透かしてくる気がするノザキ氏(仮名)。2人とも中学は別でしたので、この時が初めましてでした。

オオサカ氏<
とりあえずこいつらでいいだろ?誰だっていいし。

私<
…いいんじゃね?(女子だけど大丈夫?)
chanです。よろしく〜。

タケノウチ氏<
はじめまして。タケノウチです。よろしく。

ノザキ氏<
ノザキです。よろしくね。

私<
オオサカ氏、それであとは何すれば良いのかね?部活設立に向けて。

オオサカ氏<
とりあえず、部活の活動目的をまとめて、部活担当になってもらう先生にお願いしてOKもらえれば無事設立。

みんな<
お〜!!

そもそも、オオサカ氏がなぜこの2人を連れてきたのかといえば、オオサカ氏と同じクラスだったから、ということしか今でも私は知りません。オオサカ氏が高校生活の序盤であんなにも女子と仲良くなることができていたのか皆目検討つきません。

その時私は、この2人の女子が遊びのために部室を作りたいと思っている我々の考えを知っているのだろうか心配でしたが、とりあえず部活として正式に認められないと前に進みません。とりあえず部活の設立が優先。夢の部室遊びライフが目の前に!

オオサカ氏と私が狙いをつけていた先生は鈴木先生。数学の男性教師だ。若めで背が高くて優しげな先生でした。脱線するが、その後、私が大学生の時にばったりと会ったことがありましたが、そのとき「実家暮らし」と言っていたなぁ。結婚できたかな〜先生。

部活の活動内容をまとめた紙っぺらを手に、オオサカ氏と私は職員室へ。その紙には部室の希望も記載しました。昔、天文部があった形跡のある倉庫みたいな部屋があったのを事前にリサーチしていたので、そこを部室に希望しました。

オオサカ氏、私<
先生。新しい部活作りたいんですが、先生にお願いしてもよろしいでしょうか?

鈴木先生<
いいよ。話は聞いてる。人数集まってる?

オオサカ氏、私<
私たちを含め、4人います。活動内容はこのような感じです。

鈴木先生<
了解。あとは承認出たら声かけるから、少し待っててくれ。

オオサカ氏、私<
ちなみに、その活動内容をまとめたものに記載しているんですが、部室にしたいと思っている場所がありまして。過去に天文部が使っていたような美品が置いてある倉庫のような部屋なんですが、部室として使用しても良いでしょうか?

鈴木先生<
たぶん大丈夫だと思うけど、承認もらったらね。

オオサカ氏、私<
わかりました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

その日はそれで終い。数日後、無事に部活が承認されたとの連絡が先生から入った。部室の使用もOKが出たらしい。やったぜ!オオサカ氏!OKが出たその日のうちに100均で麻雀セット買いました。

③気になるその人

ここまで長ったらしく書いてきましたが、もうお気づきの方はお気づきでしょう。そうです。オオサカ氏が連れてきたうちの1人とお付き合いすることになります。いつになったら恋愛始まるの?もう少々お待ちください。

どちらとお付き合いすることになったのか。結論からいうと、タケノウチ氏です。今でもナゼお付き合いできたのかわかりません。とりあえず、めちゃくちゃ可愛かったです。めちゃくちゃ好きでした。もっと大切にできたはずと、私の人生で最も後悔していることの一つです。

ですが、部活が始まっても、2人とも恋愛対象としては見ていませんでした。特にタケノウチ氏。なぜなら、オオサカ氏とめちゃくちゃ仲良しだったからです。

タケノウチ氏は、オオサカ氏が部活メンバーとして連れてきた当初から、私が呼んだことないあだ名でオオサカ氏を呼んでいたし、距離感も近かったんですよね。

そして彼女は、私のクラスにまで話が入ってくる程、我々の学年の可愛い子として名前がちらほら上がっていたくらいの子だった(私だけ3人とは別のクラスだった)ので、その時点で私には手が届かない女性として対象外になっていました。

それでも部活が始まる序盤にメールアドレスを交換して、チマチマ連絡取っていたんですがね。当時はLINEとかありませんでしたからね。メールですよ、メール。そんなある日、タケノウチ氏から一本のメールがきました。

タケノウチ氏<
〇〇くんから映画に誘われちゃったんだけど、どうすればいいと思う?

私<
さすが!モテますね〜。行ってきたらよろしいんでない?(いや、知らんがな)

タケノウチ氏<
そうなんだけど、う〜ん、まあいっか。

私<
楽しんできて〜。また今度話聞かせてw

……最低ですよね、私。ここに書いてあるのはもちろん簡略化してありますが、最初の一通目だけで感付け!って思います。でも、この時そんな思いで見てないし。

そんな感じで普段していたメールから少しだけ恋愛の香りが醸し出してきました。イシバシくん(仮名)のアプローチは続きます。

やりとり簡略化フロー
〇〇くんがタケノウチ氏を誘う
→ タケノウチ氏が私に相談する
→ タケノウチ氏が〇〇くんに返答する


というフローみたいな感じのが2、3回あったと思います。
その時の私の受け答えがまたすごくて(自分で言うな)。

私<
好きな人が他にいるなら断ればいいやん

言っておきますけど、これ、狙ってませんからね?そもそも私はモテないと自覚していますから、あくまでもアドバイスとして言っただけですからね?
…言い訳はともかく、こうして鎌かけしてしまったわけです。

それからは早かった。メールで「好きな人がいる」なんてくるもんだから、

私<
だったら、その好きな人に告ってみればいいじゃん。
タケノウチさんだったら、大丈夫だよ。

ッッッッックッソが!死んじまえ!(昔の)私!

タケノウチ氏<
だって私、chanくんが好きなんだもん…

そう、ここで一回、心肺停止で私死んでるんです。
1分くらい死んでました。たぶん。そこから自己再生して、とりあえず電話!とにかく電話!電話してどうする!?知るか!とりあえず話を聞こう!電話をすると、タケノウチ氏は少し泣いていた気がする。

私<
…とりあえず…付き合ってみる?(震え声)

そりゃOKでしょ。だって告られてるんですもん、私が。初めて告白されたので未だに覚えてます。実家の自分の部屋から普段出ないベランダの隅でしゃがんで、夕暮れの中、呼吸を整えました。

もうね、最低なんですけど、最高に幸せでした。
だって、自分がど頭から諦めるクラスの可愛い子から告白されたんですよ?
しかも、自分の友人から間接的に奪い取ってますからね。もうなんか感情ごちゃごちゃでした。イシバシくん、あの時は本当に申し訳ございませんでした。

④天文部に行かなくなってから

〇〇くんに謝ったところで、冒頭にも書いたように懺悔したのですが、私の懺悔はこれだけではありません。そう、タケノウチ氏とお付き合いしはじめてから、私は天文部に行かなくなりました。

どの面下げて部活に行けますか。当時の私は、「女性とお付き合いをする」というハードルの高いことを自分自身がしているというだけで、ずっと恥ずかしかったし、好きだから付き合ってるのに、それを周りに知られているという状況が、その恥ずかしさに拍車をかけていました。

そんな気持ちから部室に行かなくなり、結果的にタケノウチ氏を紹介してくれたオオサカ氏とも疎遠になりました。今でも申し訳なく思っています。もう少し当時の自分が大人だったら。今でもオオサカ氏との付き合いはあったかもしれません。オオサカ氏、本当に申し訳ございませんでした。

それでもタケノウチ氏のことは好きでしたから、帰宅後に長電話したり、一緒に下校したりして2人の時間を過ごしていました。いや〜、青春ですね。

ですが、基本的に自身がなかった自分ですから、私と釣り合わない(と思っていた)タケノウチ氏と付き合ってる自分がずっと恥ずかしくて、今思うと、タケノウチ氏にもぶっきらぼうな接し方をしていた気がします。

長くなりすぎるので、続きは別の記事に書きます。
続きはこちら→ 私の人生の本気 高校時代 後編


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