柴野

東京に住む大学生です。音楽が好きです。なんでもない、思ったことのきろくです。大体愚痴。

柴野

東京に住む大学生です。音楽が好きです。なんでもない、思ったことのきろくです。大体愚痴。

最近の記事

救われたい

人間関係の悩みが尽きない。 大抵、何人かのグループの中でいつのまにか自分だけが遠ざけられている。小学校、中学校、高校で一回ずつ。大学生になったらさすがに悩むことはないと思っていた。しかしそれは初めの一年だけだった。サークルで仲が良かった五人は、学年が上がると積極的に酒を嗜むようになり、酒が飲めない私と距離が離れた。加えて、入学時から住み続けている学生寮でも、同じフロアの同期の中で、私は気がつくと一人になっていた。話さなくなったわけではない。顔を合わせれば会話はする。だが、集

    • もうだめだ

      私の心の奥底にはいつも憎悪が潜んでいる 元気な時、そいつは頭まで布団をかぶってすやすやと眠っている 落ち込んだ時、そいつは暴れ出す 私にとって、生活習慣が一度乱れるとなかなか直すのは大変だ 昼頃に起きて、朝食を昼に食べて、ぼんやりしている間に眠ってしまって、 目が覚めると外は暗くなっていて、絶望する 目が覚めてからも、ベッドの上でぼんやりとスマホを触ったりするから、気づくと1時間経っている、なんてこともざらにある 重い腰を上げて晩御飯の支度をし、食事を済ませると幾分か気持ち

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        「何もかもがうまくいっている」「友達に恵まれている」「明るい」「悩みなさそう」 そんな「パブリックイメージ」に追い詰められる人はどこの世界にもいると思う。そういう人ほど、「病む」方法がわからず、突然ダメになってしまうこともあるらしい。吐き出す場所はなかったのだろうか。吐き出し方がわからなかったのだろうか。そう考えた末に、きっとこの「パブリックイメージ」が、それを無い物としてしまっていたのではないかと気づく。 私が長らく応援しているアーティストは、数年前にブレイクを果たした。

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          文字通り三日坊主になってしまっていた。あんなこと書きたいなぁなんて考えるだけで終わって、大学の課題に追われるうちにどこかに流れていってしまっていた。ここは思考の整理をする絶好の場所だというのにもったいないな。 就職活動をそろそろ本格的に始めなければいけない空気になってきた。かくいう私もいくつかインターンに応募してみたり、先着順のものに実際に参加してみたりした。参加したのは今のところ一つだけで、そこはクリエイティビティが求められる企業だった。たまたまインスタのストーリーで流れ

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          5月に入ったばかりだというのに気温は28度。体温調節が下手な私は朝までヒートテックを身につけていた。目が覚めると時刻はすでに昼の1時で少し絶望した。カーテンの隙間から漏れる光が昨日より強い。天気が良くて気温が高いことは知っていた。知っていたからこそ、虚しくなった。こんなに気持ちの良い日に、遠くに行けないなんて。けどそんなこと言ったって状況が一気に好転するわけではないし、私に今できることは大人しく引きこもって生活をすることだけだ。 重い腰を上げてベッドから立ち上がり、廊下に出

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          半ば昼夜逆転した生活を送ること数週間。最近は3時4時にならないと眠れない。目が覚めると大体午後。いくら予定がないからってこんな生活リズムが習慣化しちゃったら授業始まってから大変なことになるなぁって頭ではわかっていても眠れないものは眠れないし、起きられないものは起きられないから人間の体ってよくわからない。 地方の実家に帰省している大好きな友人が、東京で一人実家にも帰れず引きこもる私を見かねて物資を送ってくれた。手紙付き。彼女はいつもそうだ。人のために何かすることを厭わない。私

          きっと誰の目にも留まらないのだろうと思う。けれど、誰かに見て欲しいと思う自分も、やっぱりいるわけである。自己顕示欲は厄介だなあ。自分の場合、それが比較的強い且つめんどくさいから嫌いだ。自己嫌悪に陥る。 いつか、一人でいい。誰でもいいから私の書くものを読んでくれる人が一人でも生まれたら、その上共感してくれる人ができたら、きっと私の厄介な欲望も満たされるだろう。 その「一人」に出会えることを願って、思うがままに記します。 東京在住の大学生です。