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おばあちゃま

最近は、カタチとして残らないものに重きを置いています
カタチに残るものよりもずっと。

24歳にしてこの価値観は、もしかしたら早いのかもしれません。

便利すぎる世の中の流れに、逆らいたいと思う私がいます。

私は大のお婆ちゃん子ですので、お婆ちゃんと何かを一緒にすることが大好きです
彼女の人格にとても尊敬の念を抱いているからだと思います。

小さな頃から知る私の祖母は
見栄を張ることなく、ユーモアがあり、チャーミングで愛情深くいつもご近所さんと楽しく会話していました。
そして、躾けるときはしっかりと躾け、嫌なときはハッキリ嫌と言い
いつも祖父を立てていました。

これらを計算してやっているのではなく、長年の“癖”と言うべきなのでしょうか
朝起きて歯磨きをするかのようにします。

そんな祖母が大好きで、賢い女性だと思っていました。
私の目標です
もちろん、祖父も大好きです。


最近の私は、人生の大先輩方がとても潔く美しく見えます。
どんな人生経験を経て、今のそれを形成しているのだろうと
幼稚園の頃の童話を読み聞かせしてもらう様なワクワクに駆られるのです。

そんな素敵な彼女たちを
敬愛を込めて“おばあちゃま”と私は呼びます。(もちろん勝手にです)

人間という深みが、未熟な私でさえ彼女たちからのオーラとして伝わってきます。
どれほど無知であってもオーラは感じ取れてしまいます。

モノで溢れる、情報で溢れるこの時代だから
きっと私は興味を持ったのだろうか、それとも
本能的に自分に必要だと知っていたのか、どっちでもいいですが
そこに辿り着けたことがとても嬉しく思います。

_________親愛なる“おばあちゃま”達へ

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