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あけましておめでとうございます


皆さま、新年あけましておめでとうございます!


この富士山は 去年の12月の中旬の写真です。


この季節、もう真っ白になってるのが当たり前なのですが、まったく雪がない…


この時期にしては 珍しい富士山です。


ちなみに現在はうっすら雪化粧してるものの、やっぱり雪は少ない。

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こちらは昨日の富士山です、某 洋服屋さん(地元民ならおなじみ アルプス通りの、あそこ…)の駐車場より撮影…笑


すこーし雪が張り付いてますね、張り付いている、って程度ですが…


これは、今年の冬が特別あったいかいわけじゃなくて、降水量がめちゃくちゃ少ないらしいです…


このぶんだと 富士山の雪解け水に左右される富士五湖は 湖の水量が少ない年になるのかな…


できれば この先は、そこそこ例年通りに降ってくれるといいですね♡



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それにしても、お正月が廻ってくるペースが やけに早い気がするようになりました。


そういえば ずっと前に、こんなふうに話してくれた人がいます。



「前に本で読んだのかな、忘れちゃったけど…1歳の1年を人生の2分の1としたら、2歳の1年は その残りの2分の1、3歳は またその残りの2分の1…そういう風に時間の感覚が過ぎて行くとしたら、年をとるごとに どんどん1年が早くなって行く感じがすることに納得するよね」って。


ほんとにすごく、納得できた。


そうだ、子どもの頃、夏休みは果てしなく続くのかと思うくらい長くて…


それは あの頃の1年が今の何倍もあったからなのか。



それに比べて 今はどうだろう…


夏休みどころか、1年が 本当に短く感じるようになってしまった。


1年の終わりを、もうそんなに「たいそうなもの」と珍重することにすら 少し気が引けてしまうくらいに…


少し誇張して言っちゃえば、クリスマスもお正月も 終わったと思ったら、また あっという間にやってくる。





あれ???でも、もしかして…


「楽しいこと」とか、「好きなこと」に限定したら、終わろうとするものはすべて、その「2分の1の定義」に引っかかるのかな…


「夏休み」とか、「旅行」とか…
終わってほしくないと願う、すべてのもの…



旅先でも、真ん中を過ぎると…
急激に帰る日が近づいてくるような気がして…
残りの時間を 惜しんで惜しんで、少しでも多くの良き思い出を 深く心に焼き付けようとするんだけど…
あまりにも早く近づこうとする「旅の終わり」に、何だか言いようのない、寂しさと切なさの方が グッと心に迫ってきたりして。




さっき「果てしなく続く」って言った 夏休みだけど…


始まった時に、永遠にく続くのかと思うほど 長く感じた、ってだけのことで、「終わり」が近づくにつれ、それはやっぱり びっくりするようなスピードで進み始める…


間際には「終わり」に追い越されちゃいそうな気さえして…


慌てて時間を追いかけるように、少し焦った気持ちで「何か」を満喫しなきゃ!!!と思うんだけど…


結局その「何か」を見つけられる前にタイムリミットはやってきちゃって、なんだか すごく寂しい気持ちを胸いっぱいに感じながら、この最後を楽しむ方法も見つけられないままに…
ただ通り過ぎようとする時間に追い越されないように…
追いつくと言うよりは、引っ張られるように過ごしていたのかも。





あ!!でも!!!!


そう、宿題…


あぁ そうだ…
「楽しむでもなく ただ過ごしていた」なんて言ってみたけど、そんな余裕のある最後だったことなんて、思えば記憶の中には一度もないな…


そうそう、わたしは…
夏休みの最後には、お約束通り、宿題というお荷物に押しつぶされながら ジタバタもがいて過ごす子供だったんだ!


母に「宿題は?」と聞かれれば
「やってるよ!!」と怒ったように答えながら…

のらりくらりと過ごしていた日々を ちょっとうらめしく振り返り…


ほんのひと時、来年こそは初めのうちに宿題は終わらせるぞ!!なんて意気込むんだけど…


だけど、それが翌年の戒めになるような、そんな生真面目さも あいにく持ち合わせておらず…


通り過ぎてしまえば、そんな苦しみも なかったことのように綺麗に忘れ…


だから、毎年同じ苦しみに陥るという…


学習能力のなさをものともしない、わたしは ちょっとした猛者だった!!




楽しいこと、って限定して考えたけど…


そうか、楽しくなくたって毎年毎年の 恒例行事化した、あのバタバタな 夏休みの終わり。


思えば、「終わり」に向かってギュウギュウに詰め込んだ、アレも時間を早めた原因の一つかも。


高学年になれば、読んでもいない課題図書の感想文を書く能力を身につけて…


絵を描くのは「お母さんの仕事」と位置付けて…


とにかく「夏休みの友」は、どこが友なんだぁぁぁ!!!と叫びつつ、八つ当たりしながら 問題を読むのもそこそこに、ただただ埋める。


そして 結果、そんな「夏休みの終わりの終わり」には、眠い目をこすりつつ 重い足取りで始業式に向かうことになる…


 


ウサギとカメの昔ばなしに当てはめれば、完全に ウサギ派に属する、わたしはそんな子供なのでした。



でも、子供の頃にたたき上げられた その根性は、長きを経て 今もなお わたしのDNAにしっかりと記録され、複製され、刻み付けられ…
スリリングで寿命の縮むような経験は今でも後を絶たないのです。



話が完全にそれましたが、新年のご挨拶…


今回も長々と ここまでお付き合い いただきました皆さまには 特に心からの感謝をこめて…


ありがとうの気持ちと…


この年も、皆さまの上に 降り注ぐように たくさんのしあわせがありますように…の祈りを贈ります。



今年もどうぞよろしくお願いいたします。








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