安心安全のちゃむそっく

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最近の記事

夏の行方、私の生き先

中秋の名月も過ぎ、 季節はすっかり秋になった。 と言いたいところだが 毎年「過去最高の暑さ」を塗り替えてくるし、 昼間に外を歩けば じりじりと太陽は照り付けてくるし、 じっとりと流れる汗が肌に纏わりついてくる。 秋はいったいどこへ行ってしまったのだろう、 駆け足で迎えに来てくれてもいいのに。 こんなことを考えていたら 気温がぐんと下がった。 ひょっこり秋が顔を覗かせたと思いきや、 また明日には夏が戻ってくるらしい。 往生際が悪い夏だ。 最後の最期まで足掻いてくる。

    • ダメダメでもいいんじゃない?

      今日は何の話しをしてみようか、と考えていた。 それほど話しがうまい方なわけでもないし、 日常の中で誰かに語れるほど 大きな変化がある生活を送っているわけでもない。 たぶんみんなが思っている以上に 地味な生活を送っている自覚はある。 料理はするが別に好きなわけでも 得意なわけでもない。 黙々と作業をすることで 思考を停止させることができる。 私の中ではある種の ストレス発散方法なのだろう。 アラサー飯と銘打って 写真を投稿したりもしてみているが 好きだから投稿してい

      • リプトンと夏【先逝く人の話し】

        以前書いたnoteの後日談のようなものを書いておく。心の内の備忘録だ。 1年以上振りにA子に会いに行くことにした、 夏の終わり。 そう、あの日は夏の終わりだった。 3回忌も間近に迫り なぜか 「いま会いに行かなきゃいけない」 強くそう思った。 世の中は、台風が日本をゆっくりと 縦断していく最中で 家族には「今の帰省はやめなさい」とは 言われていたけれど いまじゃないとダメな気がした。 普段ならそんな無茶はしないのに 以前会いに行った時には 仏前にもお墓にも、

        • プリミティブでフェティッシュな

          一人暮らしも長くなり、 毎日の日課といえば晩ご飯時のアニメ、ドラマ、映画鑑賞といったところ。 近頃は【架空OL日記】や【地面師たち】を夜な夜な鑑賞してみたりしている。 最もフィジカルで 最もプリミティブで そして最もフェティッシュなやり方で 悦に浸るハリソン山中の表情が印象的なのだけれど、如何せん、私はカタカナがとても苦手なのだ。 このシーン、なんとなく言いたいことは読み取れるし感情は乗るのだが、言葉を汲み取り切れなかった ので、調べてみた。 最もフィジカル(肉体的

        夏の行方、私の生き先

          何を着ようと、どんな見た目でいようと私は私

          自分の心の内をアウトプットする練習場として選んだnoteだが、心の内側を覗けば覗くほど深く入り組んでいて、 自分の心なのに迷子になってしまいそうな感覚になる。 今日も迷いながら、 ひとつ進んだりふたつ下がったりしてみようと思う。 後退するのも悪くないはずだ。 以前少し触れてはいるが、 私はLGBTQ+というやつだ。 セクシャルマイノリティと呼ばれているらしい。 書き進めるにあたって、 あまり好きではないのだけれど 世間で私はどういうカテゴライズなのかを考えてみた。

          何を着ようと、どんな見た目でいようと私は私

          酔った勢いで、なんて言えれば楽なのに

          私はお酒が飲めない。一滴たりとも飲めない。 「そんなかわいこぶって」 「飲めそうな顔してるのに」 などと言われることもしばしばだ。 放っておいてほしい。 飲めないものは飲めない。 アレルギーなのだから。 もし救急搬送され、その後のことまで 面倒をみてくれるという人だけ 私にお酒をすすめてほしい。 それならば注いでいただいた分だけ飲みましょう。 飲みますとも。 そんなことはさておき、 飲めない私も飲みの場は好きだ。 職場の飲み会、友達との差し飲みだって大歓迎だし、な

          酔った勢いで、なんて言えれば楽なのに

          通りすがりのアラサーのひとりごと

          今回は特にテーマを決めずに心のむくままに書き連ねていこうと思う。 トークテーマなしは大冒険だ、果たして無事に着陸できるのか。 noteを書いてみようと思ったのは、心のアウトプットが苦手だからだ。 要はこの場をアウトプットする練習場にしてみようと思ってみたわけだ。 うまく出来ているのか、不安は尽きないが案外書くこと自体は今のところ苦ではない。 以前書いたように、私の仕事は巷でいう白衣の天使だ。 今はスクラブが主流だから白衣の天使という表現でいいのかは置いておく。 職業柄、

          通りすがりのアラサーのひとりごと

          パンの耳の恩義

          心の引き出しは手付かずで煩雑になっているものだなと思う。 普段は引き出しから何かを取り出そうと思っても見当たらないのに、探してもいない時にふいに顔を覗かせてきたりする。愛嬌があるような憎たらしいような、なんとも言えない引き出しだ。たまには整理をしてあげなくてはいけない。 今朝はパンを食べた。いつも同じ食パンだ。 子供の頃から毎日朝は食パンだ。 子供の頃と違うところといえば、8枚切りが6枚切りに変わったこと、マーガリンとバターは違うものだと知っていること、マーガリンは厚めに

          鴨川で会いましょう

          鴨川で会いましょう 何のことだかわからないだろう。 トチ狂って小説でも書き始めるのだろうか。 安心してほしい。 私にもわからないし、小説を書く気も文才もネタもない。 さて、ではどうしてこのタイトルにしたのか。 至極単純だ。 言ってみたかったからだ。 なんとなく響きが良い。 それだけだ。 noteを書き始めて気づいたことがある。やはり私はアウトプットが苦手だ。 ただ、声に出してアウトプットすることよりも、文章に起こすことの方が幾分マシなのではないかと思う。推敲できるか

          特別じゃない、必需品になりたい

          noteに少し慣れたのか、つらつらと書き連ねるのはさほど苦じゃないことがわかってきた。 読みにくい可能性はさておき、今日も話したいことを文字に起こしてみようと思うのでお付き合いいただきたい。 私は俗に言う、LGBTQ+というジャンルに属しているらしい。 "らしい"というのは、私自身あまり自覚なく生きてきた人生が長かったからだ。32歳にしてやっと「私ってそういうカテゴライズなのね」と自覚するようになった。 そもそもカテゴライズされるのはあまり好きではないし、マイノリティだとか

          特別じゃない、必需品になりたい

          私のお守り

          つらつらと自由気ままに書き連ねるnote、意外と悪くないかもしれないと思っている。日本語や文章がおかしいことはさておき。ここは私のnoteだからと言い聞かせつつ、今日も書き置いてみようと思う。 人にはそれぞれ大切にしている、物や場所、言葉、記憶なんかがあると思う。ない人はたぶん忘れているだけだろう。よく思い出してみてほしい。 母と行ったドライブ、恋人との思い出の曲、友達との行きつけのファミレス、夕方5時のサイレン、祖母にかけてもらった言葉、桜色に染まった夕焼け。あなたはどん

          先逝く人の話し

          前回に引き続き、重たいテーマになってしまう。 そう、私の心のうちは重たい女だ。 私のnoteだから許してほしい。私が許す。 【先逝く人の話し】 命短しなんとやら…。よく聞く話しかもしれないし知ったこっちゃない人も、ここで流し聞いてくれればいい。 今回は私の職業について絡めて綴ってみようと思う。 巷で言う、白衣の天使とかいう仕事をしている。そんな言葉は妄想、夢物語だと思っている。現場は思っている以上に戦争で、綺麗ごとでは済まされないことが日常茶飯事だ。セクハラ、モラハラ、カ

          言葉が人をダメにする

          はじめてnoteを書く。 自分の気持ちに向き合うこと、言語化すること、相手に伝えることが割と苦手なほうだ。出来ることなら言葉にせずとも汲み取ってくれると私としてはとてもありがたい限りである。でも世の中そう簡単な話ではいかないことが多く、たまには自分の気持ちを言語化してみようと思う。 気持ちもこのnoteも私のものなわけだし。 さて、手始めに幼少期の話しをしてみよう。 家族構成は父、母、兄2人、そして私。表向きは特にそのへんのありふれた家庭だ。ありふれすぎているくらいに。 父

          言葉が人をダメにする