【甲状腺ホルモン】少なすぎると血液ドロドロになるかも...!?
甲状腺ホルモンここまで調べてみて、
ホルモンは本当に感謝すべき存在だな、偉大だな、
と思いました。
ただ、”ホルモンバランスを崩す危険のある商品”
の話をチラホラと聞いた事があったのですが、
当時は良く分かっていませんでした。
けど、知れば知る程、
それは本当にとんでもない事で、
影響力はかなりあり、
私生活から行動、性格をも変わってしまったと思いかねない、
そしてとても身近な存在だと気付かされました。
甲状腺ホルモンは新陳代謝が活発になり、
脳、腸、自律神経、などに働きかけてくれて
身体のとても大切な役割を担ってくれている✨
身体のしくみって、本当に面白いですね😊✨
そして以前、そんな甲状腺ホルモンが多すぎた場合について
書かせて頂きました。
↓↓
バセドウ病(甲状腺ホルモンが多すぎる病気)に
なかなか気づかれない事が多く、
心臓病、糖尿病、高血圧、躁うつ病、自律神経失調症など、
様々な病気に間違えられてしまう可能性がありました。
本当に、基本気付かれにくいんです。
入院しても気付かれない人の言葉のはしはしに限っては、
私はその怒りがヒシヒシと伝わってくるような感覚でした。
症状を伝えても、血液検査をしても、
なかなか気付いてもらえないからですね。
でも、甲状腺の病気にかかる人は少なくない。
実は意外と話すと身近にいらっしゃるイメージです。
では今回は、甲状腺ホルモンが少なくなったら
どんな症状が出るのか、当てはまる項目はないか、
どうして身体は甲状腺ホルモンが減少するような
事態をまねいてしまったのか
見ていきたいと思います!
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甲状腺ホルモンが少なすぎる< 橋本病 >
甲状腺の機能が低下して
甲状腺ホルモンの分泌(生産)量が減少
↓↓
甲状腺機能低下症(代表が橋本病)
はっきりした原因は分かっていないようですが、
自分の免疫システム異常で生じて起こる病気のようです。
橋本病の場合何らかの原因で、
免疫に関わるリンパ球が
”甲状腺を攻撃する抗体”を作り出してしまい
甲状腺組織を攻撃しているのでは?と
考えられているようです。
↓↓
甲状腺が炎症
↓↓
炎症により、甲状腺ホルモンの分泌が減少
(異常をきたす)
*普段*
下垂体(脳)から分泌される
「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の刺激を受けて
甲状腺ホルモンの量はコントロールされているが
↓↓
甲状腺が炎症すると、
TSHの刺激を受けても
甲状腺ホルモンが作られなくなってしまう
橋本病(甲状腺ホルモン量の減少)も、
バセドウ病(甲状腺ホルモン量が過剰)と同じで
「自己免疫疾患」が原因だったんですね。
以前と内容がかぶってしまいますが、
免疫は本来、侵入物(ウイルス、細菌等)を
攻撃するはずなのに、
どういうわけか自分の身体を攻撃してしまう抗体を
作ってしまう事があり、
これを「自己免疫疾患」と言うようです。
免疫の異常行動は、脳の指示にも対応できない位
臓器を困らせてしまうんですね😣💧
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橋本病の症状
・甲状腺全体が腫れる(びまん性)
バセドウ病に比べて、比較的固く、
表面に凹凸がみられる
・新陳代謝の低下
・LDL(悪玉)コレステロール値が上昇
↓↓
新陳代謝の低下(その為様々な機能を低下させる)
→LDLコレステロールを分解している
肝臓の代謝機能の低下
→血液中のLDLコレステロール濃度が上がる
↓↓
放置しておくと、高LDLコレステロール血症となり
血液ドロドロ
↓↓
動脈硬化を発症してしまう事もある。
・貧血
・発汗作用の低下から、
皮膚のかさつき、むくみ
顔が腫れる、舌がむくみろれつが回らない、
声帯がむくみ声がかすれる
・体温低下、冷え性、寒がり
・腸の働きが弱くなり、便秘ぎみ
・倦怠感・無気力、ぼーっとしたような顔
眠たい、身体が重い、
だるい、何をする意力もわかない
・筋力低下、肩こり、脱力感、腱反射の異常、
動作が鈍い、ゆっくりしたしゃべり方
・1分間の心拍数が60以下になる
(通常は60~80)
・息切れ
・集中力、状況判断能力低下
・物忘れ
・体重増加、肥満、低身長(幼少期)
・食欲低下
・脱毛
・むくみ
・月経不順、月経過多
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間違えられやすい病気(橋本病の症状で)
・倦怠感、無気力感
慢性肝炎などの肝胆系の病気や
更年期障害
・脱毛
抜け毛や、
壮年性脱毛症などの脱毛性の病気
・むくみ
腎臓病
・脈拍の低下、心嚢液貯留
不整脈、心肥大などの心臓の病気
・便秘
便秘症
・集中力、状況判断能力、行動力の低下
うつ病、認知症
・筋力低下、腱反射の異常
筋肉・神経の病気
・体温低下
冷え性
・月経の異常
産婦人科の病気、更年期障害
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橋本病以外の甲状腺機能低下症
原発性甲状腺機能低下症
続発性(中枢性)甲状腺機能低下症
※原発性→甲状腺自体の異常が原因
続発性→視床下部・下垂体(普段甲状腺
機能をコントロールしている)
の病気に伴って発症
クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)
この3つとも、機能低下症なので
甲状腺ホルモンの分泌が減少している状態。
🌟甲状腺自体の異常が原因である🌟
原発性甲状腺機能低下症
代表的なのが橋本病ですね。
ただ、他にも
・原因不明で甲状腺が破壊され
委縮するもの。
(橋本病と同じような症状、首の腫れはない)
・手術によって甲状腺を切除、全摘出
(バセドウ病の治療)によって機能低下
・アウトソープ治療の効果が強すぎて機能低下
(バセドウ病の治療)
・C型肝炎、悪性腫瘍による「インターフェロン療法」の
治療によって免疫力が高まり(自己免疫システムが活発になり)
甲状腺細胞を攻撃
🌟視床下部・下垂体の病気が原因🌟
続発性(中枢性)甲状腺機能低下症
甲状腺自体には異常が無く、
普段甲状腺ホルモン量のコントロールしている
視床下部・下垂体が異常を生じて
↓↓
下垂体が分泌(生産)している
「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」量が減少
↓↓
甲状腺が分泌(生産)している
甲状腺ホルモンが減少
・出産後に何らかの原因で大量出血が原因となって、
下垂体の血流が悪くなって、機能に異常をきたす
「シーハン症候群」から。
・下垂体腫瘍、下垂体手術後
・放射線療法後
やはり脳はとても大事で、
全身の内分泌腺をコントロールする脳に支障をきたす事から、
下垂体は下位ホルモンの分泌を促す
”上位ホルモン” を生産(分泌)しているところなので
↓↓
”下位ホルモン”である、
甲状腺刺激ホルモン、
性刺激ホルモン、
副腎皮質刺激ホルモンの分泌なども減少し、
脱毛、無月経、不妊などの原因になる事もあります。
🍀生まれつきの場合🍀
クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)
先天的に甲状腺が小さい、機能に支障があり、
甲状腺ホルモンの働きが十分でない病気。
胎児・新生児にとって甲状腺ホルモンは
発育、成長のために必要不可欠なホルモン。
↓↓
この時期に不足すると、
低身長、知能低下、
数カ月たった時点で
両目が離れている、唇が厚い、鼻の幅が広いなどの
顔つきに症状が出る。
他にも、
活動性の低下
低体温
心拍数・心機能の低下
遷延性黄疸(せんえんせいおうだん)、皮膚乾燥
哺乳不良、体重増加不良
便秘、人工乳では便秘が増悪、Hirschsprung病と鑑別
浮腫(むくみ)
小泉門開大
嗄声(鳴き声がかすれる)
小泉門開大
鞍鼻(あんび、鼻すじが落ちこんで低くなった状態)
巨大舌、でべそ(臍ヘルニア)が特徴的
甲状腺腫(甲状腺が腫れる、
ただし中枢性甲状腺機能低下症では腫れない)
クレチン症の有無は、
新生児マススクリーニング
(生後5日以内の採血)により発見
↓↓
生後3か月以内に治療を開始できれば
正常に発育されるようです。
この新生児マススクリーニングのお蔭で、
今ではクレチン症はかなり激減したようです。
新生児マススクリーニングがまだ行われる前で
生後2か月で発見されて、
精神遅滞(脳の発達障害)おこしたケースもあるようです。
新生児の期間というのは、
早期発見が本当に重要なんですね。
ただ、現在はこの採血が行われて患者も激減した、
という事なので、
先天性でも改善できる可能性があるのは
本当に嬉しいです。
甲状腺ホルモンの事を今まで勉強して
身体の影響力が少しずつ分かり、
クレチン症の存在を知った時は、
胎児の時から...!!生まれつき!?
となったので、
赤ちゃんには最善を尽くしてあげたいと思いました。
また、クレチン症で気になってしまったのが母体。
私も甲状腺の病気もちなので、
細かく見るとバセドウ病なのでまた違うのかもしれませんが、
少し気を使おうと思いました。
🌈 ✨ ✨ 🌴 ✨ ✨ 🌈 ✨ ✨ 🌴 ✨ ✨ 🌈
甲状腺ホルモンは減少は、
放置しておくと結構危険な事が多いように思いますね。
やはり必要な物が足りないというのは、
考え方が一気に変わりますね。
早急な対応が必要なように感じました。
甲状腺、自分の中で
とても興味深い臓器の一つになりました。
甲状腺ありがとう✨
では、これからは、
自分のバセドウ病と、
ハーブファスティングで身体の健康を
目指していきたいと思います😊🎵
身体に毒が溜まっていたら、
色々と災いのもと。
身体のデトックスに集中していきたいと
思います!
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それでは、ここまで読んで頂いて
ありがとうございました✨
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