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ハサウェイとギギとリビドー

1回ハマったら、トコトンハマってしまう私の性格よ。。。 まだまだハサウェイ熱が冷めやらぬ今日この頃、何にこんなにハマっているのかと考えたときに、 それぞれの人物の織り成す「人間ドラマ」なのだろうと。 今回はハサウェイとギギの関係性について語りたい。 好き勝手に語らせてもらいたい。 ハサウェイは、逆襲のシャアのクェス・パラヤに我を忘れるほど恋をしていた。 クェスを殺した味方を(しかもアムロの恋人)怒りで殺してしまうほどに。 そして、マフティーというテロ活動に身を投

    • 閃光のハサウェイから感じること

      ずっと映画館に観に行きたかったのだが、なんとなく二の足を踏んでいたためなかなか辿り着けなかった「閃光のハサウェイ」。 ガンダムシリーズの最新作だ。 同じくガンダム好きの元同僚からブルーレイを借りることができ、昨日ようやく観ることができた。 一言でいうと、 「ハサウェイ、めっちゃかっこよくなってる!!」 逆襲のシャアのハサウェイ(映画版)は、若くて、未熟で、まっすぐ過ぎて、純真過ぎて(同じか)、見ていてイライラした。 ハサウェイのせいで味方を一人失ったということもあ

      • 意見の対立から考えること

        去年あたりから、色々な意見でみんなが割れているな~と感じている。 新型コロナウィルスにかかった人への偏見(あんなところに行くから、生活習慣がなってないから、予防してないからなどなど。。。) この時期飲み屋に行くなんておかしい 田舎には帰るべきじゃない コロナは陰謀だ バイデンじゃなくてトランプじゃなきゃダメだ ワクチンを打ったら大変なことになる・打たないなんておかしい 他にも数え上げたらきりがない。 最近のトピックとしては自民党総裁選でしょうか。 ネットやメ

        • 痴漢にあって助けられた話

          今から3年ほど前のある年の瀬の日のこと。 その日はボーナス支給日だったからか飲み会帰りの大人たちで駅はごった返していた。 当時私は精神科病棟に勤めており、精神状態のとても悪い患者さんがいたこともあって心身ともに疲弊していた。 その日は珍しく早く上がれたので、帰ってゆっくりしたいと急いで21時半ごろの特急電車に乗りこんだ。 ドアの近くに立ち、ギュウギュウ詰めの電車の中、私のサイドは少しだけ空間があった。 電車が走りだして少しすると、お尻にこれまで感じたことのない違和感

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          明日死ぬなら渡嘉敷島へ行きたい

          今から3年前の5月の終わり、結婚5周年記念で沖縄旅行へ行った。 実は隣の県出身なのに、沖縄にはそれまで足を踏み入れたことがなかった。 同僚から沖縄での話を聞くことが多くなり、行きたい思いが徐々に高まり、ようやく実現した。 沖縄本土に上陸した時は、海の美しさや気候・風土・植生の違いに感動し、すごく胸が躍った。 何もかも目新しく、終始ずっとはしゃいでいた。 その旅行の一番のハイライトは何といっても渡嘉敷島へ行ったことだ。 これまでに見たことのないような美しいケラマブル

          明日死ぬなら渡嘉敷島へ行きたい

          誕生日に寄せて名前の由来

          今日は私の39回目の誕生日だ。 母は朝5時ころから陣痛が始まり、8時23分に私は産声を上げた。 父にとっては待望の女の子。 電気工事士だった父は、私の誕生を電柱の上で聞いたそうだ。 その時の電柱を今でもはっきりと覚えていると生前よく話してくれた。 「お前が生まれてくれて、花がパッと咲いたんだよ。本当だよ」 そんなメールをくれた。 両親を亡くしての初めての誕生日。 色んな意味で感慨深い。 もっと感謝を伝えたかったな。 もっと色んな話がしたかったな。 もっと

          誕生日に寄せて名前の由来

          同じことが身内の人にも言えるのかな

          私はテレビをほとんど見ない。 ニュースサイトも必要最小限だけ。 何故なら、単純に胸がザワザワするから。 ネガティブなニュースばかりで気分が滅入ってしまう。 他人を批判する記事が多くて胸が痛い。 それに付随するコメントも、ツイートも、メラメラ燃える炎を見ているようで、その炎が私には熱くて痛い。 心がじんわり温まる炎ではない。 トゲがチクチク刺さるような、嫌な炎だ。 よって、できることならニュースの類は見たくない。 ただ、仕事の都合でどうしても関係するニュースを

          同じことが身内の人にも言えるのかな

          平和への祈り

          夏のこの時期、映像の世紀のテーマ『パリは燃えているか』がしばしば頭の中で流れている。 このテーマを聞くだけで、モノクロの戦時中の映像がすぐに思い浮かぶ。 それだけインパクトのある映像だった。 仕事の関係で広島を最近訪れた。 今まで一般常識の範疇でしか知らなかった広島の原爆投下。 しかし、今回初めて広島市に足を踏み入れ、平和記念公園を訪れ、原爆ドームを見たときに 「あぁ、これは現実に起きたとんでもない悲しいことだ」 と肌で感じた。 現場での実物の迫力は何物にも勝

          平和への祈り

          じいちゃんとカツ丼

          今日のお昼に出先でカツ丼を食べた。 ひと口頬張ったら、カツ丼の食感、味覚、嗅覚に紐づけされた私の幼少期の記憶が鮮明に蘇った。 私は九州のものすごい田舎で生まれ育った。 最近まで携帯電話の電波も届かないような、地デジのアンテナも独自に建てないとテレビが見れないような、平均年齢が高すぎてゴールド集落と呼ばれているような、そんなものすごい山奥だ。 私の実の祖父は私が生まれて4ヶ月で病死したので、覚えていない。 その代わりに、近所に住む祖母の兄が私にとっての祖父だった。

          じいちゃんとカツ丼

          人生は廻る輪のように

          医療従事者では、知らない人はいないのではないだろうか。 エリザベス・キューブラー・ロスのことを。 国家試験で死を受容する段階について、必死で覚えたことだろう。 これまで恥ずかしながら真剣に著書を読んだことがなかった。 しかし、両親の死や、自分自身が生きるとはどういうことなんだろうと考えていたとき、ちょうど知り合いがFBで紹介していたのがこの本だった。 読みだすのが実は怖かった。色々な感情が惹起されるのが分かっていたから。 しばらく積読していたが、意を決して最近読み

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          泣きわめく子ども

          結婚して8年経つが、私たち夫婦には子供がいない。 自分の甥っ子二人と夫の甥っ子姪っ子と関わるくらい。 全て自然の流れに任せてできたらできたで、できなかったらできなかったでいいなと考えている。 よって、普段あまり子どもと関わる機会が多いわけではない。 昨日、同じマンションの玄関で泣きわめいている子どもがいた。 恐らく、イヤイヤ期真っ盛り特有の、何を言ってもダメな感じ。 こりゃこりゃ親は大変だと思って私は自室に向かった。 そして、帰りながらふと気づいたのだ。 これ

          泣きわめく子ども

          今、この瞬間を味わおう

          この週末精神的に参っていた私を義父母が連れ出してくれた。 義母と晴れた夏空のなか江ノ電に乗って 久しぶりの江ノ島へ。 たこせんべい食べたり、しらす丼食べたり、海を眺めたり。 オリンピックのヨットハーバーも見えた。 青空と潮風と義母の優しさに癒やされた。 翌日は近所の有名なお寺を義父母とのんびり散策した。 蝉の鳴いている緑の木陰を、ゆっくりゆっくり歩く。 緑の匂いを嗅ぐ。 鐘の響きを全身で感じる。 寺カフェでお茶をした時に、義父がポツリと 義父が幼い頃、母

          今、この瞬間を味わおう

          やるか、やらないかだけ

          この数日、心が揺れることが多かった。 物事が思い通りにならなくて、家でシクシク1人泣いていた。 なんでこんなことになったのか? 誰のせいでもないって分かってるけど、つらすぎる! 考えたくないのに、ネガティブなことが浮かんで、恨む必要のない人を恨んで、この状況を悲しんで。 そして悲しむだけ悲しんだら、もう今の状況を楽しむだけだ!とある時吹っ切れた。 難しいからやろうとしないのではない。 やろうとしないから、難しくなるのだ。 It is not because th

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          今、この瞬間幸せか

          心のままに生きることをテーマに、最近過ごしている。 シンプルに、それを今したいのかどうか。 心の赴くままに。 そして、今、この瞬間幸せか。 私はどうしても思考で考えて頭でっかちになってしまいやすい。 グルグル同じループを繰り返し、自己嫌悪の繰り返し。 仕事とか、冷静に判断しないといけない時はクールに。 でも、プライベートな時間は心地よさを追求しよう。 最近夏の空気に変わった。 私は夏生まれだからか、夏が来るとウキウキする。 夏空の眩しさをベランダから感じと

          今、この瞬間幸せか

          心のままに生きること

          最近、自分のとある傾向に気づいてきた。 それは、はじめは「~したい」で始まったものが、いつの間にか 「~しなければならない」になって、自分で自分を苦しめてしまうこと。 タイトル通り、心のままに生きることが難しいのだ。 なんでこんな修行僧のような状態になってるんだっけ? と振り返っていることが多々ある。 途中で止めるとか、楽しくなくなったからもういいやとか、自由気ままにできたらいいのに。 例えば、今キューブラー・ロスの本「永遠の別れ」を読んでいる。 2か月前に父

          心のままに生きること

          慕情

          最近津軽三味線を良く聴いている。 と言うのも、『ましろのおと』と言う漫画と出会い、アニメもイッキ見した影響だ。 にわかと言われても仕方ないが、すっかり津軽三味線の魅力に取り憑かれてしまった。 私は鹿児島出身で、東北とは縁もゆかりもない。 東京に出てきて、看護学校で初めて東北出身の人と出会ったし、仕事で宮城と福島に行ったことはあるが旅行や観光はしたことがない。 方言も分からないし、はっきり言って東北のことはほとんど何も知らないのだ。 なのに、あの津軽三味線の音は私の慕