知人からの軽い撮影依頼が来た時の悩み

FBで昨晩「写真」の投稿をすると、思いの外、被写体希望の手が上がり困った。普段は、自分でいうのもなんだが写真家としてお金をもらってやっている(じゃないと生活できない)。彼らを特別視する気はない。「投稿には有償です」と書いていない、けれど今から「有償です」というのも、気が引ける。なんか釣った感があり、ずるい。が、有償です。ただ、金銭に縛られているようで、ダサい。だが、撮影には"ぼくの生命活動の時間"が注がれる。撮影と編集にかける時間、機材費、これまでの技術費etcがあるから、無償での撮影は、無理。恋人の撮影依頼とか、じぶんの技術習得が著しく見込める場合のみ。

自分から声をかけたり、流れで撮影が発生する時は、お金の流れはまた別だ。そこにルールを儲けようとすると、毎回死にたくなる。時々、寝込む。この頃は、費用の話を先にしたり、仲介を入ってもらっている。そういった、ぼくの弱いのは「対価をしっかり請求できない」ことだ。これはずっと自覚している。18歳から撮影でお金をもらっているので、キャリアは6年になる、だから、わかっているのは「自分が撮りたいときは無償で、なんてやると仕事じゃ無くなる。クソだ」ということ。そして、それは「撮りたくない写真だけを有償でやるなんて、精神が捻じ曲がっている」とも思う。依頼仕事は全て有償だろうか。仕事と遊び、仕事と日常をごちゃ混ぜにする生活を送っているから、友人からの撮影依頼が、一番しんどかったりする。



いただいたサポートは、これまでためらっていた写真のプリントなど、制作の補助に使わせていただきます。本当に感謝しています。