マガジンのカバー画像

投資のいろは日記

30
証券会社のアナリストが書く文章は型にはまりすぎてて難しくて面白くありません。株は売る人が多いと下げ、買う人が多いと上げるただそれだけの、2分の1の世界です。上げたこと、下げたこと…
運営しているクリエイター

#NYダウ

久々に日経平均について

久々に日経平均について

マーケットが強気に傾いていますね。新聞を読んでいたりすると顕著です。「それ、8月に書いてよ」と言いたいところですが、投資のプロが買いているわけではないと思うので仕方ありません。では、今の状況をチャートで見てみましょう。

日経平均先物

上図をご覧頂ければわかりますが、2019年は2500円くらいの幅を行ったり来たりです。まだこのレンジの中ですね。短期急騰は急落の基であることが多いので、逆に気を付

もっとみる
ダウと日経平均

ダウと日経平均

NYダウは237ドルの上昇となりました。いまの状況を見て行きましょう。

ダウ先物

先日からこのチャートを載せていますが、緑のラインで一応跳ね返った形にはなります。まだ9月の高値には追い付いていない状況ですね。基本的にはレンジの中なのですが、持ち合いを上に上に行っているので何となく過熱感はあると思います。レンジが狭くなれば動きも早くなる傾向にあります。例えば、以前は10日上げたけど、今回は5日し

もっとみる
喧嘩は続く

喧嘩は続く

おはようございます。NYダウは昨晩319ドル高しております。チャートを確認してみましょう。

ダウCFD

相変わらず青の線の中にいますので、まだ売り方と買い方は交戦中という事になりますが、短期的な決戦(オレンジ)はどうやら買い方の勝利という事でよさそうです。これは、買い方が買い上げて、売り方が踏み上げたということですから、短期的には下落しても「売り方の買い戻しの玉がない」という状態になるため、案

もっとみる
機嫌が悪い相場

機嫌が悪い相場

相場の上げ下げが激しくて目が回りそうですね。ダウもまた戻してきています。8月相場の再来の様な動きですが、まだ買い方と売り方のケリがついていない様子です。やはり先日お伝えしたように痴話喧嘩には巻き込まれないようにするのが一番かと思います。ダウはまたレンジの真ん中くらいに戻っています。

ダウ先物

こうやって見ると8月の動きに本当に似てきていると思います。また、もっと短期で見ると。

私はこのように

もっとみる
米中通商協議進展せず先物急落

米中通商協議進展せず先物急落

米中通商協議において、主要問題進展なしという事で中国代表団が2日の予定を1日で切り上げて帰るという報道が出ています(ロイター)。ダウの先物の動きをみてみましょう。

状況としては買い方売り方ともに拮抗していたのが、また売り方有利の展開となりました。今回、ダウ(先物)は9月11日から10月3日まで下落後、リバウンドが4日入り、再度下落という事で明らかに買い方の力を感じません、9月以降にインした買い方

もっとみる
ダウと日経平均

ダウと日経平均

ダウまた下がりましたね。日経先物も安い。状況を見て行きましょう。

まだレンジの中にいます。レンジの中央よりも下にきましたね。売り方有利な展開であると思います。大きく動いていますが、あくまでレンジ相場です。かといって、下のトレンドラインに来たら買いという訳ではないのでご注意。ここを破った時、相場は次の展開に移行すると思います。

利回りとの関係7月くらいから米国債利回りと株は順連動しています。それ

もっとみる
NYダウを考える②

NYダウを考える②

昨日のダウは372ドルの上昇となりました。やはりボラティリティー(変動幅)が上昇して参りました。チャートで状況を見てみましょう。

値位置は緑のレンジのちょうど真ん中くらいでしょうか。売りも買いも均衡しているような状況だと思います。昨日も大幅に変動したことから、変動幅(ボラティリティー)は高まり、まだ落ち着くには時間がかかる地合いです。投資家心理としては『売りだ』『いや、やっぱり買い!』『やっぱ売

もっとみる
NYダウを考える

NYダウを考える

昨晩のニューヨークダウは寄付直後に発表されたISM非製造業景況指数の数値が3年ぶりの低水準だったということで売られました(ということになっている)。一時25800ドルを割れるまで下がりましたが、その後値を戻し引けは26201ドルまで戻しています。

状況の確認ダウは下のトレンドラインを割れた後に大きく戻しました(昨日の記事『アメリカ株急落』をご覧ください)。大きな下髭が出た形となり、ここから反転と

もっとみる