一人暮らしの効用
一人暮らしをして7年半。
ようやく、「一人暮らしの効用が効いてきたな」と感じています。
一人暮らしの必要性
7年半前、家出をして、一人暮らしを始めました。
家の中に居場所がないと感じ、家族(ダンナさん)と一緒に居たくない、というのが一番の理由でしたが
それ以外にも「一人にならなければ」と考える理由がありました。
周りに影響され過ぎる
とにかく、ひとの思惑ばかりを気にし過ぎて生きていました。
察しが良い場面もあったでしょうが
思い過ごし、も多かったと思います。
周囲の人々の思惑を気にし過ぎるために、自分自身の感情や思いが全く分からなくなっていました。
一人暮らしなのに
一人暮らしなのだから、何でも自分の思う通りにして良いのに
ずっとずっと、見えない誰かの声に従って物事を決めていました。
いつかの誰かに言われた言葉で
聞く音楽、買い物、行動、、、はこれで良いのか?と良い悪いを常に確認していました。
いつかの誰か、もしくはどこかで見聞きした世間の意見などをモノサシに
私がやっている事は「正しいか、間違っているか」常に考えていました。
一人暮らし、そして海外移住
一人暮らしになったことで、家族からの「こうせよ、ああせよ」から隔離されました。
更に、海外(フィリピン、マニラ)に住むようになって
隣人やすれ違う人々の目からも解放されました。
日本とフィリピンの違いもあるかもしれませんが
私がガイジンだから大目に見てもらっていることも大きいと思います。
英語が通じる国ですが、ローカル同士ならタガログ語で会話していますから、
耳に入る会話はみんなただのBGMで意味をなしません。
これは、一人の時間、空間を確保するのに、大いに役立ちました。
それでもまだ時間がかかりました
自分が自分の一番の味方になり、丸ごと認め、対話をする、ということがようやくでき始めたのはつい最近です。
一人暮らしして7年半、マニラに住んで6年半かかりました。
でも、ようやく、あの8年前に抱いた「私は一人の時間を持たなければ。。。」という思いが
実現できたように思います。
私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!
ようやく、自分と対話ができるようになりました。
一番の味方であり、人生が終わるまで付き合う伴侶である自分。自分とよく対話していますか?
ちか (2024.3.22)
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