前を向いて、次を見据えて
自分の6年前を見てるようだった
それも、自分が見たあの同じ景色を
トラックで、近場で
そして、あの残り100mの直線で
この2日間は私の中の
心の1ページに強く残ったに違いない。
そして、また数年後にこうして
文字に起こしてるのかもしれない。
1.1日目に見た景色
それは6年前の頃に思い描いた
理想の自分だった気がする。
2人でここまで成長し
2人してこの素晴らしい記録を出すことができた。
大会としては明暗は別れたものの
2人とも良い顔をしていた
次は外さないと野心に燃える田村
絶対に全国でも勝つと次を見据える内場
自分もこんなに楽しく、
高校生のこの頃にできていただろうか?と
自問自答したが
答えはNOだ
あの頃の自分は確実に、迷走し、悩み、人にあたり、閉じこもり、そして自滅した。
笑顔を装っていたものの、
始めた時のあの競歩の
楽しさなんてどこかにいってしまっていた。
自分のフォームの悪さを棚に上げ、
審判のせい、環境のせいにして
逃避していたのも振り返れば明確だった。
あの頃、こうしてれば良かったなーと
何度思っただろうか。
こうして自分の過去を何度も振り返るが
この頃のわたしは後悔ばかりだったなと思う
あのまま、誰の助けもなければ、
私は今ここにいないだろう。
この子達の出会いもなかっただろう。
こうして振り返ることも無かったはずだ。
あの頃
沢山の人に支えられて、考え
1歩を小さな1歩を踏み出し
積み重ねて来たからこそ
この景色を見ることができたのだなと
うるっとした1日だった
ほんとによく頑張ってくれたと思う。
そして、この2人が笑顔で楽しそうに
歩いてる姿が心に響く
全国大会 あればきっと泣くだろうな
そう思った1日だった。
今回が引退レースの者も多く
試合後にこう何人か私に伝えてくれた。
競歩をやってほんとに楽しかったです!
ありがとうございました
と何人かの選手に伝えられた
今の私は、私が昔嫌いだった審判員だ。
それが、こんなに暖かい言葉を頂けて
ほんとに嬉しかった。
沢山の協力や助けがあり、
このFRWSという環境が
今のこの選手達の競歩が楽しい
に繋がってくれてるのだろうか。
それは私にも分からない
だが、私が苦しんだ6年前からは確実に良い方向に向かってるのではないだろうか。
何も足掻く事も方法もなかったあの頃から。
そんな事を考えながら
これからもこういった事を
続けていきたいと強く思った1日目だった。
2.2日目に見えた景色
それは、6年前のうなだれた私を見てるようだった
私はこの日は当分忘れることはないだろうな
あのラスト100mから見れる赤色を
さぞ、辛かっただろうに
そして、この少しの変化に気づくことができなかった自分にも不甲斐なさを感じた日だった
正直に、私は本人に
話しかけるのが怖かった
「競歩嫌いです」
とあの始めた頃に言われた言葉をまた言われたら
どうしようととても不安になったからだ
同じ経験があるからこそ
なんて声をかけていいものか凄く悩んだ
やっと乗ってきました!
今日はいけます!
と取り戻してきた自信を
この【初失格】が
きっと全てを崩してしまっただろう
しかし、話しかけてみると彼女は違った
初めは、歩くのが辛いと言っていた。
そうだろうなと私は思った。
しかし、その後や後日に話す言葉を聞いて
私は凄く心に響いた
でも、課題が分かったのも審判員さんや沢山の福岡競歩の皆さんのおかげです。
内場選手にインタビューしたら嬉しかったって言ってました。私も嬉しいと言えるようになりたいと言っていた。
期待された以上のことは出来ないけれど
限界までは頑張ることができる
この言葉を聞いて、この子はほんとに周りの人や
沢山の人に恵まれ、そして、感謝している。
私が大学でやっと気づいたことをもう、見えていて
前へ進もうとしているんだなと感じた。
そして、ほんとにあれだけ嫌いだった
【競歩】
がほんとに好きになったんだな
と思った
この失格や失敗というものは
確かに辛い
周りが見えなくなったり、まるで余命宣告をされたような気分になる。暗いトンネルの中に入ったような気分になる。
そこで、その暗いトンネルの中で
多くの人が凄く考える・凄く自分と向き合うのだ
出口はどこ?道はどこ?と
そのまま悩んで
私のように逃避したりする人も勿論いる。
決意には時間と力と勇気がいるからだ
でも、もしゆっくりと顔を上げ、
前を向く事ができた時気づくだろう。
自分が多くの人に支えられていることに
そして、次を見据えてやるべき事に
失敗から学ぶことは多い
しかし、失敗に慣れてはいけない
慣れて考えを辞めてしまえば
成長の機会は格段に少なくなってしまう。
出口というものは唐突に見えてくる
こんなに考えても思いつかなかったものが
パッと光が差し込んでくるのだ
だからこそ、ゆっくりでもいい
止まっても回り道をしても
探すことだけは続けて欲しいと私は思う。
ただ、簡単にこんな事を言うが
ほんとに容易なことではない。
自分で考えて気づくということは
ほんとに難しいことなのだから。
そういった意味でこの子達は凄く恵まれてると感じた
この3人が助け合っているからこそ
私は、ここまで成長して
いけてるのではないだろうかと思う。
そして
この3人の成長をまじかで見ることができて、
関わることができてほんとに良かった。
きっと良いチームになるだろうな
そして、あと数年後には、
この子達にとって最高の思い出話になるだろう。
そして、私にとっても
最高の思い出話の1つになるにちがいない
しかし
この物語はまだ終わりではなく
道標の途中にすぎない
どういった次への1歩を踏み出していくのか
どういう結末を迎えるのか
それは誰にも分からないからだ。
数年後、この事を私はどう語るのだろうか
とても楽しみだ。
3.最後に
とまあ、いつも見てる方は分かるように
文調を今日は変えてのお送りでした。笑
振り返るとほんとに恥ずかしくなるような
言葉使いですがたまにはいいかもしれませんね。
この子達には私自身も凄く
学ばされたり
気付かされたり
思いださせてもらってばかりです。
少しずつ、立ち止まったり、
進んだりを繰り返しながら成長していく私たち4人と
それを強く支えて頂いている福岡競歩の皆さんに
感謝しながらこれからもまちおさんは
頑張っていきたいと思います☺️
是非拡散して頂ければまちおさんの
のんびりした更新のモチベになるかもしれません。笑
よろしくお願いしますね。
ではでは。
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