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自分の行動特性に苦笑い

さすがに自分でほぼすべての意思決定ができる状態で10年以上仕事をしていると、自分の行動特性はつかめてきます。でもね~、対処療法は多少できても本質的には自分の行動特性って変えられないし、変えるとその特性のポジティブな面が失われてしまうと思うんです。

な~んてロジックも自己弁護につながってしまうお話です。
今回もコトコトファーム便りからの引用ですが・・・

~~~以下、引用文~~~~

今年の冬は暖かいですね。もちろん四国生まれの僕は寒いのですが、寒さの辛さが今までの比ではないくらい軽く、昼間に関しては暖かいなぁと感じることも良くあります。真冬用に防寒着を着込んでいる僕には、10℃を超える日は本当にポカポカ陽気のように感じます。最近は立春も過ぎて、日射しも徐々に力強くなってきていますし、梅の花もかなり開花しています。暖かな昼下がりに配達で走っていると、もうすでに例年ですと3月のような春の訪れを感じさせる空気感です。去年は今までで一番の酷暑で、更にそれが11月まで続いたので、もう暑さはこりごりで、寒さも大歓迎な気持ちでした。それでもやはり春の訪れは不思議とウキウキな気持ちになります。やはり生物としての本能で、春というのは心躍るようにできているんでしょうね。

さてさて前回までに書いた新しい挑戦に関しては、実は前々からかなり長く考えて準備していたもの………では全然ないんです!今年の夏の終わりの、色々悩んで考えている時にふと思いつきのように浮かんできたアイデアに対し、色々と現在の自分の周りにあるピースを集めて作り上げた計画です。というか、あまり計画というほど緻密なものではなく、どちらかと言えばエイッと飛び込んでみて、そこでまた状況を見て変えるべきは変えようよ!ぐらいの感覚です。

そして具体的に動き始めたのが1月からですが、あっという間に2月に入り、いよいよ春夏の野菜の育苗が本格化してきました。前回までのお便りに書いたようにJAS有機認証と友人の雇用の関係で、とにかく今までの作付けの量では売り上げ確保が間に合わないので、種を蒔く量も必然多くなります。4月下旬までは電熱線を使って苗や苗土を温める「温床」というのがかなり育苗で重要なのですが、その温床の使用面積がまだ育苗が始まってばかりなのに、かなりやばいことになっています。つまり温床に並べられるスペースがもういきなり余裕がありません。このままのペースで行くと、育苗ハウスも満帆で、どこで育苗するかという問題にもすぐにぶつかりそうです。まあ、一応仮案はあるのですが、、、。自分の出たとこ勝負で動き出してしまうことに対して苦笑いです。考えすぎで身動きが取れないのも良くないですが、何にも考えずに突っ走って自爆するのもダメですよね。仕事を組織で行っていれば、自分と正反対のタイプの人を右腕にしてバランスをとるということもできるのでしょうが、、、。

 まあ、ない物ねだりは時間の無駄。自分の特性を意識しつつ、やり切るしかないですね。13年前の脱サラ就農の時もそうでした。最低限の情報収集はしたつもりでしたが、やはり実際に動き出してみると「ん?」と思うことばかり。それでも動き続けていると、少しづつでも状況は変わり、問題が解決したり、他の環境変化で問題が問題でなくなったり。事前にどれだけシュミレーションしても、思いもよらないことは起こるし、そういうことの度に立ち止まる時間が長いよりは、ジャンジャンこなしていく方が気も晴れるし、性分に合っています。あぁ、多分、自分は論理的で知的で計画的であろうと憧れているけど、無茶苦茶イメージと感性をモチベーションに動いている右脳派人間なんだろうなぁと思います。それで失敗もしましたが、結局自分は自分。そういう動機で動くし、そこで何かの課題に出会ったときにソコソコ踏ん張って対処できるんだと、今は自分を信頼もできています。欠点を修正するより、長所となりうる部分にフォーカスしてガンガンいこうぜ!

 などと美辞麗句をひねり出して、目の前の湧き出る課題にうんざりしないように、心負けないように、真正面から立ち向かい、時に見ない振りしながら(笑)、明日からも楽しんで仕事します!

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