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#05 量から質へ、質から量へ。ブログライティングが私を変えた。


大きな声では言えないが、2014年の12月から2017年5月まで、ブログを書いていた。

きっかけは、ブログライティングの講座を受けたこと。
100日連続で書けたら受講費の一部キャッシュバックがあるという不純な動機で100日をやり遂げた。
その後は頻度こそ落ちたが、100本を重ねることができて合計200本。

2020年、その舞台をnoteに変えてまたチャレンジしている。


過去の遺産と向き合う

昔書いた文章を読むのは、本当に恥ずかしい。
どれくらい恥ずかしいかと言うと、小学校のころ、先生を「お母さん」と呼んでしまった時の恥ずかしさと同等かそれ以上。

自分の口から発した言葉で周りの空気が凍り付く恐ろしさ。

もっと恐ろしいのは、そういうった過去の遺産たちに、検索一つで再会できてしまうこと。
(くれぐれも検索しないように)


2013年に起業し、2014年は確か女性起業スクールの運営をしていた頃。1年の委託事業を終えて、いよいよ自分のやりたいことを仕事にしようと息巻いていた時だ。


もう何年も昔のWEBサイトを見ていなかったが、noteでの執筆を機会に過去の遺産と向きあってみることにした。

並ぶタイトルを見て、何をテーマに書いていあるか分からないものもあれば、ドストレートのものもあった。

何事もそうだが、習いたてのテクニックは使いたくなるものである。
例えるなら、zoomのブレイクアウトセッションやバーチャル背景をやたらと使ってみたくなるようなものだ。
 
いかにも「読まれるためのテクニック」を意識していて、そんないかにもテクニックを意識しています、みたいなタイトルや文章はますます読まれないのだが、そんな痛々しい我が子たちも、大切な財産だ。


量をこなすことで得られるもの


当時を思い返す。
50本書いた頃から、私の中の何かが変わった。


以下、2015年1月のブログから引用。===

50日続けてみたら、発信の恐れがなくなったんです。

いやいや、矢野さん、
そもそも、あなた、発信の恐れあったんですか?

あったんです!


自分でビジネスをやると決めた時点で腹をくくっていたはずが
全然、腹をくくれてなかったようで。


言いたいことを言うためにオブラートに包んだり
言いたいことを言えずに我慢したり
言わなきゃいけないことを言わずに済ませたり


してましたよー。


もちろん「相手への配慮」は大人として必要ですが
発言や発信は自分の責任の範囲です。
でも伝わって相手がどう受け取るかは、相手の領域。


そこまでいちいち気にしていたら
自分でビジネスなんてできません。


私はそこに抵抗や怖れがありました。
きっと「良い人」の皮をかぶっていたんです。


着火ブログを読んでくださるあなたは
私の過去の挫折や痛い経験を
思い起こされるかもしれませんね。


ブログを書くことは、もちろん
「伝えたいメッセージを届ける」ためですが
同時に
私自身が「恐れ」を克服するための手段でもありました。

50日続けて書いてみて発信の恐れがなくなったことで、
どんな良い事があったのか?


アウトプットの行動が加速しました。


具体的には「こんなことやりたいな」
と思ったことの実現が早くなりました。


以上、引用終わり。===


量から質へ、質から量へ。


ふむふむ。
まとめると、

①「発信の恐れ」があった
→5年経ってそこはクリアしている。


②アウトプットの行動が加速しました。
→①の「恐れ」を克服した結果、行動できるようになった。


というのが、ブログを50日書き続けた成果とのこと。


たぶん「今」の私しか知らない人や、ここ2年くらいの間に出逢った人は、私のことを「好奇心と行動力のかたまり」とみていることだろう。

この頃はすでに「着火ウーマン」と名乗っていたのだが
そんな私にも「恐れ」があり「行動できない」時期があったということ。

その弱点を「書く」「発信する」ことで乗り越えたこと。


この歴史がどれだけの人の救いになるかは分からないが
「変わらないなあ」と思う自分と
「変わったなあ」と思う自分との再会を果たし、
記録っていいもんだな、なんて呑気に5年前の自分に感謝している。


そして今。

量をこなし質にこだわるステージから、
ある程度の質を保って量をこなすステージへ。

2度目のライティングチャレンジに課されることは多い。


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