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ロールモデルはこうやってみつける。理系女子のキャリアについて

理系の女子の皆さんへ

私の経験が少しでも何かの役にたてたらなと思い書かせていただくことにしました。
私は、高校時代、理系クラスで女子が10人しかいないというクラスに2年間過ごしていたせいか、進路について相談できる友だちが多くいませんでした。中学の頃から建築家になりたいと思っていたせいもあり、あまり深く考えずに理系大学に進学しました。建築学科に進んだものの、活躍している建築家の9割は男性で今でも有名女性建築家の数は数えられるほどです。自分はこれができないなとかマネできないなと思いながら過ごしていたことをよく覚えています。

大学3年生のある日、東京の大学の建築学科の女の子から展示会に誘われました。その名も「建築女子展」、当時Twitterが流行っていて、女子だけで展示を行うことに批判もあったけど、それが女性としての意識を変えるきっかけになりました。その時、研究室の先生から「女の子写真の時代」という本を教えてもらって、男性中心の写真業界で女性がどう活躍しているかを知りました。

その本には、憧れで大好きな写真家の蜷川実花さんのことが多く書かれており、興味津々で読み進めました。女性と男性では、個人差もちろんあるんですが、脳の作りやこだわりのポイントが違うということが多く書かれており今ほどでは無いのですが、違いを意識した上で何ができるのかと言うことを考えるようになりました。当時、言語化が得意ではなかったので、感覚を信じて生きていくことに勇気をもらったことをとてもよく覚えています。

理系の女子は、自分の分野にロールモデルがいないこともあるので、他の業界を見て、ちょっといいなと思う女性を探し、自分も真似ができることがないか、どうすればいいか考えると良いかもしれません。

女性は、男性とは違って一歩踏み出すのをためらう脳のつくりになっていると聞きます。なので何か悩んでいることがあっても、自分を責めずに、他の分野の人も見ながらキャリアを考えると良いと思います。
オススメはちょっと迷ったときに深く考えずにとりあえず飛び込むややってみることです。今でも私はそのことをとても大切にしています。

まだまだ女性視点というのは未開拓であるのでそこにビジネスチャンスがあるかもしれません。一緒に頑張っていけたらいいなと思い書かせていただきました。

アンバサダーをしているのですがPRではありません。
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