文章の表現に迷ったら、Googleトレンドが便利!
美容室、美容院、理容室、ヘアサロン……髪を切りに行く時、どの言葉を使っていますか?
私は、美容系の仕事をしていた時はヘアサロン(もしくはサロン)と言っていました。その仕事をやめてからは、周りに使っている人がいないため、美容室・美容院あたりをテキトーに使うようになり、今はあいまいに。
そんな中、昨日こんな動画を視聴しました。
Googleトレンド、確かにTVなどで見たことはありましたが、実際に活用してはいませんでした。面白いですね!
この動画によると、一番検索されているのは「美容室」、次いで「美容院」、ヘアサロンや理容室はほとんど検索されていないとのこと。多くの人は「美容室」を使っているようです。
これはつまり、検索数の多さ=その言葉で認識している人の多さ、とも言い換えられます。
あくまでGoogle検索数の結果ではあるものの、SEOライティングをしている人やブロガーさん、検索流入を狙うnoterさんには、言葉選びの貴重なヒントになりますよね(というか、みんな普段から使っているのかな)。
SEOには普段関わりのない人も、「一般的にはどの表現を使うのかな」と知りたい時には、大いに役立ちそうです。
試しに、軽く以下のような言葉を比較してみました。
わくわく < ワクワク
にこにこ < ニコニコ
きらきら < キラキラ
カラー < 色
やさしい < 優しい
執筆 < ライティング
こうやって比較するのも単純に楽しいですね。選んだ表現に自信がない時の味方にもなってくれます。
そして以前から気になっていた「ワーママ」関連の表現も。2語以上も簡単に比較できます。(カッコ内の数字は人気度の平均)
1. ワーママ(69)
2. ワーキングマザー(18)
3. 働くママ(17)
4. ワーキングママ、働く母(7、同率4位)
では「複業」関連はどうでしょう。
1. 複業(45)
2. パラレルキャリア(41)
3. パラレルワーク(28)
……こんな感じで、使われやすい表現を知っておけば「ズレてる」なんてことはなくなりますし、さまざまな場面で役立つこと間違いなしです。
ちなみに、この記事タイトルはもともと「文章の表記に迷ったら」でしたが、検索結果が「表記」<「表現」だったので変更してみました。
それから、仕事で文章を書く時には、メディアの表記ルールというものがあります。検索数ではなく必ずそれに準じましょう。
特にない場合は、基本的に「記者ハンドブック」(通称キシャハン)を使います。表現に関する辞書のようなものです。私は長らく12版を使っていましたが、最近ようやくこの13版を買い直しました。
この表現は漢字?ひらがな?カタカナ?と迷う時には、この本の通りに書けばOK。他にもいろいろな表記の基準が書かれていて、多くの編集者やライターは持っているはずです。
よかったらチェックしてみてください。
それでは、また明日。
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