内向型が前進するには。巻き込まれる力、乗っかる力
内向型の人間にとっては、周りを巻き込んで何かをしたり、ムーブメントの中心となって何かに挑戦することは、とてもハードルの高いことである。
内向型と外向型の違いは以下の通り。
■内向型=自分の内側(一人で静かに過ごしたり何かに没頭すること)からエネルギーを得るタイプ
■外向型=自分の外側(外に出ることや人と関わること)からエネルギーを得るタイプ
両者の違いについては、こちらのツイートも分かりやすい。
内向型はどうやら全体で見ると少数派らしく、一般的なロールモデルを目指して頑張っていると、無理が生じやすい。
その話はこちらのnoteにも書いた。
では、内向型の人が成長し、前進していくためにはどうしたら良いのだろうか。
それは、「巻き込まれること」「乗っかること」だと思う。
気になるイベントに参加してみる、飲み会や交流会の誘いに乗ってみる、話題の本を読んでみる、勧められた方法を試してみる、Twitterやnoteなどの企画に乗っかってみる…などなど。
「イベントを運営する」「誰かを誘う」「話題をつくる」「新しい方法を生み出す」「企画を立てる」…側ではない。
すでにある渦の中に、うっかり吸い込まれてしまうような感じだ。
吸い込まれて、巻き込まれて動いているうちに、いつのまにか違うところへ辿り着く。視野が変わる。そんな経験を、私も何度もしてきた。
新しいプロジェクトになんとなく参加することになったり、いつの間にか〇〇チームのメンバーになっていたり、誘いを断れずイベントに参加したり、渡された本を読んだり… 結果として「経験してよかったな」と思うことは多く、その前後では“同じ自分じゃない”ことを実感した。
内向型の人は、外向型の人に比べて、新しい刺激に消耗しやすい。だから、どんどん積極的にアクションを起こせ!とはあまり勧められない。まして、何かの中心になってとなると、キャパオーバーになってしまいがち。少なくとも、私はそうだ。
だから、最小のエネルギーで前進、成長するためには、人の何かに巻き込まれる・乗っかるのが手っ取り早いのだ。
それに、企画を立てたり、何かを動かしている人にとっては、乗っかってくれることはものすごくありがたいことだと思う。だって、巻き込みたくてやっているのだから。私だって誰かを誘うなら、話に乗ってくれた方が1億倍嬉しい。
なので、私と同じく内向型の皆さん、自ら何かを起こそう!と頑張りすぎずに、近くに来た渦に身を任せていきましょ。導かれるまま、やれることをやる。
もちろん新しいことに関わるのはエネルギーがいることだけれど、中心となって舵取りするよりははるかに楽。動かなければ前進はできないし、動くのなら、最小のエネルギーで。それで、いいと思う。
では、また。
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