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保育園見学でチェックすべき10個のポイント!失敗しない保活のために

産休・育休を経て職場復帰する場合、まずは子どもを預ける保育園選びから始まります。大切な我が子が長い時間を過ごす場所、後悔することは避けたいものです。

保育園見学は必須ではありませんが「見学に行った方がいいの?」と聞かれれば、私は迷わずYESと答えます。なぜなら我が家は(消去法で)見学に行かなかった保育園に決め、失敗した経験があるからです。

現在はコロナで見学が制限されていることも多いようですが、もし可能なら、今回紹介する10個のポイントを意識して見学に行ってみてください。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

まず候補の保育園を絞ることから

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保育園見学は、気になる園に自ら電話して予約を取り、都合を合わせて足を運ぶ必要があります。そのため、手当たりしだいに見学するのはとても大変。まずは候補の保育園を絞り込むことから始まります。

ポイントとしては自宅から無理なく通える範囲であることが大前提(通勤ルートや方向なども考慮)。園によって受け入れ可能な月齢保育時間(延長保育の有無)も異なるため、自分の条件に合う園を選びましょう。

【1】子どもたちの様子

保育園見学に行った時にまずチェックしたいのは、何よりも子どもたちの様子です。イキイキと遊んでいるか、先生たちとの距離感はどうかなど、実際に見て気づくことがあるはずです。我が子がそこに通う様子を重ね、毎日楽しく過ごせそうかをイメージしてみましょう。

【2】先生の様子

子どもたちのことをきちんと見ているか、言葉遣い(声のかけ方)はどうか、ケンカやトラブルがあった時にどんな対応をしているか、先生の様子もよく見てみましょう。泣いている子、ぐずっている子にどう接しているかは参考になります。

第一印象が悪かった場合、そこから大きく挽回することはないと思ってOK!子どもはもっと敏感です。素直に感じた印象を大切にしてください。

【3】保育方針

園によって保育方針はそれぞれ異なります。特に民間の保育園や認可外保育所では園によって特徴があり、選ぶための大きな要素になります。

ただしトップが“立派な方針”を掲げていても、実態はそれに伴っていない、子どもたちのためになっているのか疑問…ということはよくある話。このあたりは園の様子を実際に見て判断するしかありません。

【4】設備

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保育園によって園庭や遊具、ホール、プール、調理室なども違い、これも保育園選びの決め手になります。室内や園庭の広さ、設備が充実しているかだけではなく、安全性にも配慮されているかが大切です。また、園内にどんな絵本やおもちゃが置かれているかも参考になります。

なお小規模園では園庭がない場合も多いもの。その場合、外遊びはどうしているのか(お散歩先の公園、頻度など)聞いてみてください。どのルートを通るのか、交通量の多い道かどうかも知っておくと安心です。

【5】清潔感

直接見ておきたいのは園の清潔感です。きちんと掃除が行き届いているか、整理整頓されているか、そして感染症対策が徹底されているかどうかも重要です。子どもの健康に直結するため、自分の目でしっかり確認しましょう。

【6】保護者の負担

保護者の負担がどれだけあるのかも要チェック。園によっては平日のイベントが多くて有給がどんどん減ったり、役員の仕事が負担になったりすることもあります。

毎日の負担といえば、連絡帳への記入でしょうか。園との大切なコミュニケーション手段ではありますが、具体的にどれほど書くのか事前に知っておいて損はありません。園によってはWeb・アプリで完結する場合もあります。

トイレトレーニング(おむつ外し)をどこまでサポートしてくれるのかも園によって大きく差があります。保育園にすべて任せられる園も、ノータッチという園もあります。おむつの持ち帰りの有無も含めて、気になる点は遠慮なく確認してください。

【7】交通の利便性

保育園に駐輪場や駐車場があるか(送迎時にちゃんと停められるか)、行き帰りの道に不便はないかなどもしっかりリサーチしましょう。帰り道にスーパーに寄りたい、習いごとに連れていきたいなど、ご家庭のニーズに合わせて具体的に考えることが大切です。

【8】給食・おやつ

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毎日食べる給食やおやつも重要です。認可園では園内調理が大半ですが、認可外の場合は外注やお弁当持参という場合もあります。午前のおやつを提供しない園もあるので、気になる人は確認してください。食物アレルギーがある場合は、どれぐらい対応してもらえるのかもポイントです。

【9】お昼寝について

保育園では基本的に毎日お昼寝があります。布団やシーツを準備する必要があるか確認しておきましょう。園によってはコットと呼ばれる簡易ベッドを使用するため、カバーの準備だけでよいこともあります。

そして、SIDS(乳幼児突然死症候群)対策は必須です。うつぶせ寝に対してどう対処しているか念のため聞いてみましょう。

お昼寝をすることで夜の寝つきが悪くなったり、無理やり寝かされるストレスを感じる子どももいます。最近ではお昼寝を止める園も出てきており、園の方針を聞いてみるのもよいかもしれません。

【10】その他発生する費用

基本的な保育料のほか、制服・スモック代、絵本などの教材代、カバー・シーツ代、イベント費など、さまざまな追加費用が発生することがあります。入園後に想定外の出費が負担にならないよう事前に確認してください。

また、保育時間内に習いごと(課外教室)を実施している園もあります。希望する場合はその費用もチェックしておくとよいでしょう。

まとめ

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今回は、保育園見学でチェックすべき10個の項目を紹介しました。

【1】子どもたちの様子
【2】先生の様子
【3】保育方針
【4】設備
【5】清潔感
【6】保護者の負担
【7】交通の利便性
【8】給食・おやつ
【9】お昼寝について
【10】その他発生する費用

実際に見学に行けない場合は、地域の口コミも重要な手がかりになります。子育て支援センターや近所のママからの情報も参考にしてみてください。

働く親にとって保育園は本当に頼りになる場所です。「ここでよかった!」と思える保育園を選ぶため、しっかり事前準備をして見学に臨みましょう。


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