プロを感じたエピソード
プロについて考えた事
今日いつもの美容院が開いていなくて、しかたなくちょっと高めの美容院に行きました
パーマをかけてみようかな~と色々写真をみてたら店員さんから
「パーマ」は今回やめませんか?と言われました
(え、パーマかけに来たんだけど…)
店員さんいわく
毛先が痛んでたので、今回こういうトリートメントをしてケアをしてこういうカットにしておいて次回のパーマに備えましょうとすごく丁寧にアドバイスと提案をしてくださりました
パーマをキャンセルしない方がお店側の単価が上がるのに
僕がこのお店をリピートするかも分からないのに
1~2カ月後、僕がやってみたいパーマを実現するために
ちゃんと寄り添って考えて下さってる
専門家、プロだなと感動しました
もちろんお店のファンになったのでリピートします
僕もマーケティングを勉強して今年に入ってWEBやデザインに関するお仕事も増えてまいりましたが
お客様からのご希望と、お客様が叶えたい目標とズレがある事がよくあるのです
例えば動画やチラシにおいて
「うちこんな事やってます A」
「ほかにこんな事もB あんな事も出来ますC」
なので、A、B、C、D、E、F にお悩みの方が連絡してくださいね
っていう内容を作ってほしいというご依頼
2年前の僕なら「かしこまりました!ご要望通りにつくります!」だったのですが
色々勉強や体験をしたので
今日のパーマのように
「いいですね!ただ、今回はAに絞ってやりませんか?なぜならPRが分散すると効果が薄れてしまうからです」と最近は言うようにしています
社長様からは「え?なんで?色んなお客さん拾いたいんだけど」っていう反応をされる事もあります。
Aの商品を求めているお客様もいるし
Bのサービスを求めているお客様もいるから
どうせ動画やチラシつくるなら一緒の方がいいでしょ?っていう
社長様の気持ちめっちゃ分かるんです。
僕もそう思って色んな総合的なサービスつくってPRしまくっていた時期がありましたが、結果は悲惨なものでした(笑)
なぜ自分があの時ダメだったか
それは「お客様目線」じゃなかったからだと思うんです
動画やチラシを手にとっても
あれもこれもそれもできるんだ!ふーん
で終わってしまい「自分に関係ある事」として認識してもらいにくくなるんですよね
また今は簡単に他社比較 検索したり出来ちゃうのでより厳しくはなっています
なのでLPにしても、動画も、チラシも、セミナーに関しても
1商品1PRくらいにしてお客様目線で深堀していった方が断然効果的なんです
お客様からして気になる点はなにか
・自分にかかわる事なのか
・悩みの共感
・どんな会社なの?(実績)
・第三者の声は?
・どんな人がそのサービスをやっているの?
・今じゃなくてもいいんでしょ?
みたいな情報が知りたいと思うんです。
なので
■ターゲットを考え、なるべくニッチなポジションを考えて
■こんなお悩みありませんか?
■お客様の悩みを解決する商品
■なぜそれが可能なのか、なぜならこんな会社だからです
■お客様の声
■オーナーのプロフィール
■締め切り
■特別オファー
みたいなこんな構成の方がPRを見るお客様にとっても1つの悩みを解決する導線として成り立つので、必要と感じたら問い合わせてみようとなるのです。
あれもこれもそれもうちならワンストップで可能です!
っていうPRはお客様目線のようで
深堀が足りなくてお客様の心情に寄り添えていないかも
ワンストップ自体が悪いわけではぜんぜんなくて
Aの悩みを解決したら、BもCも出来る事を知って結果的にワンストップで解決できた!っていう感じは最高
すべてはお客様目線ですね。
僕は経営者様から、お仕事を頂いている立場なので
社長がPRしたい内容をお手伝いするのが基本です
でもPRの目的は「成果」なので言いたい事をPRしまくるのは結構成果から遠ざかってしまいがちなのでちゃんとアドバイスさせていただかないといけません、、、、が
あんまりこういったマーケティングの話をすると、たまに嫌がられますので時々悩む事があります(笑)
セールスの戦略を語ると「お客様の事」考えていないとか時々言われます(;^ω^)
でも考え方が変わりつつあります
win-winを語る人ほど自己満PR、自己満セミナーしちゃってたりします。
マーケティングは何とかして売り込むのではなくて
「問題を抱えているお客様が自然に解決の道をたどっていける道筋を作る」こと
今日の僕のように本当の目的はイメチェンしたい、気分を変えたいのであって「パーマ」をかけたいわけじゃなかった
そんなプロ意識を奮い立たせてくれた、美容室に感謝!
褒められて伸びるタイプです(*'ω'*)ここは遠回しにせず、ストレートに申し上げます。 きっともっと良いもの作りますので、サポートお願いします♪