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機内持込み手荷物でのトラブル回避のために

頻繁に飛行機を利用する人なら
当たり前のことなんやろうけど
僕みたいに年に1、2回しか
乗らない人は曖昧な知識かも・・

先日のお盆休み、
1年ぶりに飛行機を利用した時
ちょっとヒヤヒヤしたことあったので
記録も兼ねて書いてみます🤗

ヒヤヒヤした保安検査場

今回は荷物が少なめだったので
手荷物預けはせずに直接
保安検査場に向かいました

保安検査場では手荷物を分けて
トレイに乗せてゲートを通ります
ゲートでは金属反応はなく
難なく通過し一安心🤗と思った矢先
僕の荷物が別レーンに弾かれた

手荷物の中で問題ありそうなものを
別レーンに自動的に弾くシステムのよう

そして保安検査官に呼ばれ
荷物を開けるよう指示された

問題があったのはモバイルバッテリー
手に取るなり不穏な顔をして
預かりますと持って行ってしまった😓

その瞬間は全く意味が分からなかった
モバイルバッテリーは預け不可やけど
持込みは今までもしてきたのに・・
なんで今回はひっかかったのか😖

ヒヤヒヤしながら待ってると
検査官がバッテリーを手に戻り
問題なしですと返してくれた

帰りの検査場でも同じ対応で
その時、検査官が電卓をたたくのが見えた
何をしてて、何が問題なのか
気になったので帰宅後調べてみました

手荷物としての電池の基準

①預け手荷物には含めることができない

手荷物を預けるとこにも
電池類は機内持込み荷物に入れてと
書いてることが多いので
飛行機乗ったことある人なら知ってるはず

預けることができない理由は以下

リチウムイオン電池は、衝撃や損傷等が原因で 熱暴走が発生し、火災に至る恐れがあります。 万が一貨物室においてこのような事象が発生し た場合、客室乗務員による早期発見や適切な 初期対応が出来ず、機内火災に繋がる恐れが あります。このため、モバイルバッテリー等を預 け入れのお手荷物に含めることは禁止されて います。

国土交通省HP

②機内持込みもできない場合がある

預け手荷物のとこに機内持込みを
促してるにも関わらず
全ての電池が持込めるわけではないらしい
(今回のヒヤヒヤ事件後知りました)

機内持込みができるモバイルバッテリー等は
ワット時定格量160Wh以下の製品に限る
(以下なので160も含める)
製品の表示やメーカーのホームページ等により、
必ずワット時定格量 を確認しましょう。

国土交通省HP

ワット時定格量160Whを超えるものは
機内持込みすることができない💦

ワット時定格量?Wh?
普段聞き慣れない言葉が並び
明確な基準がよく分からない・・
実際に検査場で持っていかれた電池
裏面とか確認してみたけど
基準にある文字が見当たらない😖

ワット時定格量が書かれてない場合
計算が必要になってくるようで
ここで、検査官の電卓作業に納得😙

ワット時定格量(Wh)
=定格容量(mAh)×公称電圧(V)÷1000

国土交通省HP

再び聞き慣れない言葉が出たが
定格容量(mAh)は電池に書いてて
公称電圧(V)は電池の種類による値
なのでモノがあれば計算は可能になる


参考までに・・
今回持込んだバッテリーで計算

定格容量(mAh):40200mAh
公称電圧(V):3.7V(リチウムイオン蓄電池)

40200mAh × 3.7V ÷ 1000 = 148.74Wh
ワット時定格量148.74Wh < 160Wh :持込み可能

検査場では全ての電池を
調べてるわけではないと思われる
今回は結構大容量だったため
念の為ということで計算したのかも

実際計算してみてギリギリではないが
余裕ってわけでもないので危なかった

なので、今後モバイルバッテリーを購入し
飛行機移動する可能性がある場合は
ワット時定格量、定格容量を確認し
空港でのトラブルを回避してください👍

160Wh以下に収まるmAh数は
43200mAh(159.84Wh)ですが
ギリギリを攻めすぎると危険なので
ある程度余裕のある容量がベストです😆

詳細は国土交通省の資料を確認ください
https://www.mlit.go.jp/common/001469460.pdf

その他の手荷物

明らかに持込みできんやろってものや
これって持込み出来んのやってものまで
様々あったので軽くまとめます

この先は興味ある方だけご覧ください✨

預け・持込どちらもOK

  • お酒(度数70未満)

  • 育毛剤

  • ヘアスプレー
    スプレー缶はNGだが化粧品に限って特別にOKになってるらしい

  • マニュキュア

  • コード式ヘアアイロン

預け手荷物ならOK

  • ハンマー・金槌

  • ドライバー

  • カッター・はさみ

持込手荷物ならOK

  • モバイルバッテリー(160Wh以下)

  • ライター
    意外ですが航空会社HPにも記載あり
    10cm未満で1人1個までは可能

預け・持込どちらもNG

  • 漂白剤

  • 防水スプレー

  • ガスボンベ

  • ペンキ

  • お酒(度数70以上)

  • クラッカー・花火

  • 電池式ヘアアイロン

手荷物トラブル事例

これ書いてて思い出しました😓
同じくお盆の空港での事件

ヒヤヒヤしつつ保安検査場を通過し
機内への案内を待ってると
別の便へ乗り込む直前の客と
係員が言い合いをしてるのを発見

客が結構ブチ切れてたけど
係員は整然と決まりですのでとなだめる

ブチ切れてたのは翌日から宮崎で
サーフィンをしたかった人
(見た目イケイケな兄ちゃんでした)

そしてブチ切れてる理由は
サーフボードに使用する防水スプレー
機内持込みを断られたため

防水スプレーは預り、持込み共に不可
なので持参したものは破棄するか
陸路で持ち主に送付するのがルールらしい

持参していけば朝から準備して
早いうちからサーフィンを楽しめるのに
持参できなければ買いに行く必要があるし
それにより始めるのが遅くなる
どうしてくれるんだ‼️とキレる

第三者の意見として、知らんがな😆
そもそも持込みできるもののルールを
知らなかったのが悪いのであって
ブチ切れるのは単なる逆ギレ
大人として恥ずかしいな〜って見てました

その後、諦めて機内へ入り収束
したように見えたんですが
数分後、客室乗務員が待合スペースへ

ブチ切れ客は機内に入っても
マスク着用指示を無視してたらしく
助けを求めるかのように係員と機内へ・・

自分が悪いことを棚に上げたブチ切れ
さらには関係ない人を巻き込んだ抵抗
それにより離陸遅れてた・・
あ〜同じ飛行機やなくてよかった😆


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