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ジャムをひと瓶食べてみたら、やりたいことをする大切さを学んだ

やりたいと思ったことを実行に移すのはなかなか難しい。

想像上の自分は上手くいくのに、現実はそうならないことが今までも多かったから。

失敗が積み重なると、成功する可能性をいくら含んでいても行動する前に恐怖の方が先にやってくる。

その結果、どんどんどんどん臆病になる。

やりたいと思う気持ちを押さえ込んで、見えないようにしてしまえばそもそも失敗することもないし、自分が楽になると思った。

すると、いつの間にかやりたいことがわからなくなってしまった。


ついには、生きている意味がわからなくなった。


そんな中、ふいにやりたいことを思いついた。

ジャムをひと瓶丸ごと食べてみることだ。

ここまで読んでくれた人は恐らくドン引きするだろう。

え、ここにきてまさかのジャム……?と。

だがその時の私には、それくらいしか本当にやりたいことがわからなくなってしまっていた。

いざ実行してみたら、思いの外苦しくなく、ひと瓶食べきることができた。

達成感よりもやりたいことを実際に行動に移した自分自身に嬉しくなった。

好きなジャムを選んで、買って、食べてみる、というだけのことだ。

めちゃくちゃくだらないことである。

でも、本当にやりたいと思ったことはやるべきだとわかった。

やった結果はどうあれ、自分が行動したという経験こそが大切なのだと、ジャムをひと瓶丸ごと食べて感じたのだ。


やりたいと感じたことは、自分に知らん顔せずにどんどん挑戦しよう。

わからくなってしまってからではもう遅い。

ちなみに、私が食べたのは『ミルクジャム』というキャラメルのようなジャムです。

めっっっっっちゃ美味しいです。



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