ちゃーみぃ

観たら世界の見方が変わった、映画の素晴らしさに目覚めた20代。 *映画館とサブスクで毎…

ちゃーみぃ

観たら世界の見方が変わった、映画の素晴らしさに目覚めた20代。 *映画館とサブスクで毎日映画ライフ*イラストは自分で描いてます*

マガジン

  • なんて言ったってこの世は生きづらいが、

    自分が感じてきた生きづらさに対してただ思うこと

最近の記事

【映画】クルエラがお洒落すぎた

なんだか音楽も衣装もお洒落な映画があると噂を聞き、己の中のアート魂が燃えたぎり観てきました。『クルエラ』 ディズニー映画『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ヴィルがヴィランになっていった過程を描いたオリジナルストーリーの今作。 主演は『ララランド』『ゾンビランド』でお馴染みのエマ・ストーン。 監督は『ザ・ブリザード』『アイトーニャ史上最大のスキャンダル』でお馴染みのクレイグ・ガレスピー。 私、「101匹わんちゃんに出てくるおばはんの話」ぐらいのクソみたいな前知識

    • 【映画】TENETを観たら現実に戻るのが嫌になった

      昨年9月18日に公開されたクリストファー・ノーラン監督の話題作「TENET」を劇場で観てから現実に戻れなくなりました。 つらいです。 今や好きな映画といえば彼の作品を挙げる人が多くなり、「 SF映画 オススメ 」と検索すれば必ずといっていいほどノーラン監督の作品が一つは出てきます。映画界では、“若き巨匠”とも呼ばれているそうですね。 さて、そんな数々の魅力溢れる映画を創ってきたノーラン監督の待望の新作「TENET」ですが、これが死ぬほど面白いです。 初めて観た時の衝撃

      • 【映画】ミッドサマーは観る安定剤だと気づいた水曜日の午後。

        こんにちは。私は最近ミッドサマー2回目を劇場で鑑賞したところです。 鑑賞後の私は「ミッドサマーを観ると心が落ち着くな……?」とホラー映画にも関わらず、心がリラックスしているという驚きの心情に気づきました。 「あれ、私セラピーに来たっけ?」と錯覚する程にです。 そう、今日は二度と観たくないトラウマ映画と叫ばれている『 ヘレディタリー/継承 』を生み出した狂気の男アリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』の話がしたいッ……!!! します。 簡単なストーリーはこう。 ど

        • 思ったことを口にするのは難しいけど、伝えるのはもっと難しいという事実

          最近感じたことを題名にしたら、説教くさいバンドのB面みたいになってしまった。 私は人と話すことが人一倍好きではない。 と、いうより自分が思っていることを上手く伝えられない自分自身にとても嫌気がさす。 ぜひ小林製薬さんに「話つたわーる錠剤」的なものを作って頂きたい。 がしかし、生きている以上人とのコミュニケーションは欠かせない。 人は1人では確実に生きていけない。 これは、自称人嫌いな私にとってあまりにも苦痛な事実だ。 そこで"話すこと"をどうにか得意に出来るよう

        【映画】クルエラがお洒落すぎた

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        • なんて言ったってこの世は生きづらいが、
          9本

        記事

          自分で許可をして自分で決めることの難しさ

          「他人の目を気にするな、自分らしく生きるべきだ」 このような、“自分”に焦点を当てる話はよく目にする うーんその通りだな、と感じつつもなかなか上手くいかないものだ 生きている以上どうしたって他人の目を気にしてしまう 私は何かをする前に自分の意思を確認するのではなく、まず自分以外の人に「これをしてもいいだろうか?」と許可を取る癖がある 両親や先生、上司のような目上の人に対して、さらには友人や恋人までである 仕事の場合は許可を取らねばならない場面もあるだろうけど、確認

          自分で許可をして自分で決めることの難しさ

          ジャムをひと瓶食べてみたら、やりたいことをする大切さを学んだ

          やりたいと思ったことを実行に移すのはなかなか難しい。 想像上の自分は上手くいくのに、現実はそうならないことが今までも多かったから。 失敗が積み重なると、成功する可能性をいくら含んでいても行動する前に恐怖の方が先にやってくる。 その結果、どんどんどんどん臆病になる。 やりたいと思う気持ちを押さえ込んで、見えないようにしてしまえばそもそも失敗することもないし、自分が楽になると思った。 すると、いつの間にかやりたいことがわからなくなってしまった。 ついには、生きている意

          ジャムをひと瓶食べてみたら、やりたいことをする大切さを学んだ

          生まれたからには、死なねばならない

          人は生まれたら、必ず最後は死が待っている。 これは、生きとし生けるもの全てにおいて共通することだ。 当たり前のことだけど、日頃意識することはない。 なんて、勝手な世の中なのだろうか。 誰に頼んだ訳でもないのに、気がついたらこの世に生まれていて、最後は嫌でも死を迎え入れなければならないのだ。 不老不死になりたいと思っているわけではない。 ただ何故、生を受けたら最後は必ず死なのかが私には不思議だった。 ある人は幸せを求めてと答えるかもしれない。 ある人は死ぬまでの

          生まれたからには、死なねばならない

          結局変わらないまま、私を生きる

          自分の性格が好きになれなかった。 明るく、華やかで自然と周りに人が集まってくるような人になりたいのに、どうにも素質がないようだ。 気がついたら、正反対の道を進んでしまっていた。 理想の自分と現実の自分とのギャップが余りにも大きい。どこをどうしたらいいのかすらわからなくて、ゴールのない迷路の中を彷徨っている様だった。 この性格のせいで人間関係上手くいかないことが多すぎた。 私の中の私という存在が、私を演じるのにもう疲れてしまった。 そう思う度に(このままではいけない

          結局変わらないまま、私を生きる

          ''真面目"ではダメだと言うけれど、なんで?

          自分で言うのも何ですが、私はすごく真面目だ。 それもそのはず、今まで出会ってきた人たちの中で「真面目だね」と言われることがあまりにも多かったので自覚するようになった。  私は言われたことを真剣に熟すタイプで、加えて自己主張が強くなく、自分の意見を思うまま言えない性格である。 だから、真面目という言葉がよく合うのだろう。 「真面目だね」とただ言われることに対しては良いのだが、この言葉とセットで嬉しくないことを言われる場面がすごく多かった。 「真面目でつまらない。」

          ''真面目"ではダメだと言うけれど、なんで?

          友だちがいなくても、自分がいる

          学生時代の頃、私は「友だち」作りに精を出していた。 むしろそれしか考えていなかった。 なぜか? 周りの目が気になるから、ただそれだけだった。 あいつは1人でいる寂しいヤツだと見られるのが死ぬほど嫌だった。 そう思うようになったのは、ある言葉を言われたからだ。 「友だち」がいない私を見て、かわいそうと言った人がいた。 そんな風に言われた自分を惨めだと思うようになってしまった。 1人でいる私はなんて寂しくて惨めなんだろう、と それからはずっと、私に注がれる全員の

          友だちがいなくても、自分がいる

          大人はみんな「良い子でありなさい」って言うけれど、

          私は子供の頃、両親や親戚や先生、大人の人たちから「"良い子"でありなさい」と教えられた。 人を傷つけるのはいけない事とは分かっていたものの、具体的にどういった人が"良い子"なのかがわからなかったので、そこまで気にしないでいた。 だけど、 自分のしたい事をすると、もっと遠慮しろと怒られた。 自分の思っている事を言うと、もっと周りの意見を優先して聞けと怒られた。 周りの子の言うことを聞いて、自分の思いを押し殺すと「あなたは"良い子"だね」とよく褒められた。 私はそこで

          大人はみんな「良い子でありなさい」って言うけれど、

          成功法則はエビデンスがあるに限る

          誰だって成功したいと思ってる。成功したくない人などいないだろう。 成功への道のりを書いた本は山ほどあるが、なかなか実行できそうなものがない。 ”成功するには幅広い人脈を作ること、まずパーティに行こう!“と言われても、「いやそのパーティどこでやってんねん」という粗品風ツッコミをせざるを得ない。 “成功”という言葉に取り憑かれた私は、成功本を読み漁っていた。 そして、1つの本に出逢った。 『 残酷すぎる成功法則 』 / エリック・バーカー 著  これは、著者独自の成功

          成功法則はエビデンスがあるに限る

          この世はどうしたって生きづらいが、

          どうしたって生きづらい、この世は。 人間関係、社会の仕組み、生まれた環境、全て自分の思った通りにはならない。 生きている限り好きなことをしろと言われ、 好きなことだけをしても飯は食えないと言われ、 夢は大きくもてと言われて、夢を見過ぎるなと言われた。 あまりにも、矛盾しているではないか。 こういう事を考え出すと、ぐるぐるぐるぐると同じ所を回って悩みの渦に巻かれてしまう。考えれば考える程、深い谷に落とされた気分になる。 もっと、ラクに生きれたらいいのに。 そんな

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          映画を友だちにするライフハック

          私は映画を友だちだと思っている。 厳密に言えば、映画の中の人物を友だちだと思っている。 でも、人にはそんな事は言えない。 なぜなら、表向きには愛想笑いを浮かべながら「へぇ〜そうなんだ。個性的だね。」と言ってくれるかもしれないが、翌日からの陰のあだ名は確実にクレイジームービーフレンズ、略してクレムーンズになってしまうからだ。 そして、私は映画の中の登場人物をさも自分の友だちかの様に話すことが得意だ。 ぜひとも明日から実践していただきたいライフハックなので、覚えてほしい

          映画を友だちにするライフハック

          絶望を感じた時、人は映画を観る。

          私は今絶望している。 理由はわからない。 社会なのか、仕事なのか、恋人なのか、何者かになりたいのに何者にもなれていない自分なのか。 デンマークの哲学者セーレン・キルケゴールは、かの有名な『死にいたる病』でこう著した。 絶望する者は、何事かについて絶望する。 一瞬そう見える、しかしそれは一瞬だけのことである。その同じ瞬間に、真の絶望があらわれる、あるいは、絶望はその真の相をあらわす。絶望する者が何事かについて絶望したというのは、実は自己自身について絶望したのであって、そ

          絶望を感じた時、人は映画を観る。

          "JOKER"のカリスマ性はまじで異常

          悪のカリスマとして知られている"ジョーカー" 私はある日を境にジョーカーの虜になってしまいました。 金曜ロードショーで放送した、クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ2部『ダークナイト』のヒース・レジャー演じるジョーカーを初めて観た時です。 衝撃マックス!!!! 2時間32分という時間の中であんなにも魅了してくる悪役って存在するんだ………と放送終了後も長時間恍惚としてしまいました。 主役はバットマンであるはずなのに、え?バットマン出てた?ってな具合で、ジョ

          "JOKER"のカリスマ性はまじで異常