チェアハウス的ピアノ音楽創作方法(2)
まあ全然どなたも興味が無さそうなので急いで先を書く必要は無さそうです。
なので最初からちょっと回り道。
なぜピアノなのかということ。
日本人であり、それも縄文時代とか神楽様式とか言って、日本古来の自然との交流からの音楽創作を言うのに、何故ピアノかい?ということ。
確かにピアノは西洋で産まれた。
だけど、この楽器は普遍的なものだと考えているこれがピアノの理由。
どのくらい普遍的かというと、それは宇宙隅々までの普遍性と考えている。
まあその世界での媒体での周波数がどの程度なのか、その生命にとっての可聴周波数はどんなものかということはあるが、その可聴周波数範囲をオクターブを12音で分割するというコンセプトのピアノという楽器は、世界中、宇宙中どこまで行ってもまず普遍的なものなのです。
微妙な周波数のずれは存在するが、基本はオクターブ、5度上の調和する3/2の周波数がその基礎。
この特別さは宇宙どこでも、どんな生物でも同じ。それを延長すれば、オクターブを12で割ることになる。
ピタゴラスが見つけたかどうかはわからないけど、ドの3/2倍の周波数はソ。
いずれにしても物理の世界では何かがあれば必ずその固有振動周波数があり、そしてその高調波存在する。
それはすべて自然数で示される。その意味で自然数の存在意味は全宇宙の森羅万象の物理現象と直結している。素数というものは、数学の抽象的な遊びではなく、宇宙での物理世界でのすべての物質の固有振動数と高調波成分との関係の中にある。素数は重複する高調波とはならない基本の周波数なのだから。こう考えれば、素数は、物理現象のかなり基本的な特性に直結しているということ。数字の遊びではないのです。まあこれも脱線ですが…
さて、戻ろう。
ピアノという楽器は全宇宙で普遍的な楽器であるという話。
唯一普遍的でないのは鍵盤。鍵盤のサイズや構成。現在のように1オクターブを7つの白鍵と5つの黒鍵で構成するのは、これは地球の西洋文化独自のもの。これは普遍的なものではないが、この鍵盤という入力装置特有のサイズ・形状から離れた瞬間にピアノという楽器は全宇宙で普遍的なものとなる。
オクターブに12個の振動子を設け、それを叩いて音を出す楽器。それを可聴範囲まで広げる楽器。
ありがたいことに、ただ叩けば音が出る仕組み。バイオリンとかフルートとか、良い音を出すためには、正しい訓練を続ける必要があるが、ピアノはネコでも音を出すことができる。いろいろ言い訳やロジックはあるけど、ネコが出すひとつの音と、最も達人とされるピアニストが出すひとつの音は、薄目でみれば同じです。
チェロ、ギター、サックスとは違うのです。
おまけに幾つもの音を同時に出すことができる。強弱を変えながら。そういう楽器。
まとめると、ピアノは全宇宙で普遍的で共通的な楽器であって、そして誰にでも簡単に美しい音を出すことができるというすざましいポテンシャルを有する楽器だということです。
そのピアノを使って、誰かが作った曲を一生懸命真似て演奏するのではなく、初めの一歩から自分自身の音楽を創り出しながら演奏することを目指すという冒険の旅なのです。この創作方法探索は…
興味を持って頂ける人が増えればちょっと続きを考えたいと思っています。
それでは…
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