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「やさしさ」の循環で誰もがハッピーな世界を作りたい!

こんにちは!
週に一度の完全予約制の〈食堂ごゆるり〉を運営しているRisaと申します😊
私は2018年に新卒でリクルートに入社し、新卒2年目から本業と並行して食堂をオープンしました。自分の夢を形にするためにより多くの時間を使うべく、社会人4年目である昨年2021年6月に会社を退職して独立しました。(私の夢と独立までの経緯はこちら

このノートでは、私たちが〈ごゆるり〉を通して、どんな世界を実現したいのか、社会の中でどのような役割を担いたいのかについて、文章にしたいと思います。

◇「やさしさ」の循環で誰もがハッピーな世界を作りたい

〈ごゆるり〉が実現したい世界、それは「やさしさ」の循環で、誰もがいきいきと生きることができる世界

この世界ではいろいろなことが起こっています。ニュースを見るだけで心が締め付けられるような、悲しいこともたくさん起こっています。でも、私は信じています。みんながハッピーでいきいきと生きることができる平和な世界が必ずある。

誰もがハッピーで笑顔になれる平和な世界を実現したい。それでは、どうしたらそのような世界を実現できるのか。究極的には、他者の喜びと自分の喜びが重なり合うような世界なのではないかと私は考えています。

◇心にゆとりがもてる時間を形にした〈食堂ごゆるり〉

幸せを感じる瞬間に気づいた出来事

会社員として働き始めた私は、とにかく目の前の仕事に全力で取り組んでいました。先輩たちにたくさん支えられながら、会社全体の通期新人賞をいただくほど営業の成績も残すことができ、毎日が充実していました。

ただ、目の前の自分のことで精一杯だった私は、食べることが大好きなのに自分のご飯もままならず毎日同じものばかり食べてしまうほど、気持ちの余裕がありませんでした。余裕がないと、思考のベクトルがどんどん内向きになって、自分のことばかり考えてしまい、余計に辛くなりました。ひとりでずっと闘っているような孤独感を感じてしまうこともありました。

そんなふうにモヤモヤしながら働いていた私でしたが、休日に誕生日の友人にごはんを作る機会がありました。「○○さんはかぼちゃが好きだから、今日はかぼちゃで何作ろうかな」と、相手をどうやって喜ばせようか考えていた時、自分が笑っていることに気がつきました。そうやって、自分以外の誰かに思いを馳せているとき、こんなにも幸せを感じることができるのかと、自分で感動して涙が出てきました。その友人に、今日はこんなふうに考えてこれを作ったよ、と説明すると、とっても喜んでくれました。自分が相手のことを思ってしたことで、相手もこんなに喜んでくれて、自分はさらに幸せな気持ちになる。こんなに幸せなことはないと思いました。

友人たちに想いを込めて作ったおうちごはん

幸せの第一歩として

ただ同時に、自分の心にゆとりがないと、誰かのことを考えるとか誰かのために何かをするって難しいということにも気がつきました。

そこで私は、自分と同じように毎日何かに追われるように生きている人が、心にゆとりができる・まず自分にやさしくなれる時間を作りたい、と考えました。心にゆとりが持てた先に、誰かにやさしくなれるように。そしてその人自身が一番幸せになれるように。

そこで始めたのが、一人ひとりへの思いを詰め込んだその日にしか生まれない「一生に一度のひとさら」を提供する完全予約制の〈食堂ごゆるり〉です。一人ひとりが愛されていると感じることができる、ほっとするひとさらを食べてもらうことで、みんながハッピーで平和な世界を実現したい。誰もが他者にも自分にもやさしく生きるきっかけを作りたい。その思いでひとさらひとさら、形にしていきました。

ある日の〈食堂ごゆるり〉の「一生に一度のひとさら」

◇孤独感を抱えているのは私だけじゃない

このように私自身の経験と思いから始めた〈食堂ごゆるり〉ですが、これまで1000人以上のお客様にひとさらを食べていただき、とても幸せそうな顔をして帰ってくださるのを見てきて、この世の中には〈ごゆるり〉を必要としてくれている人がまだまだたくさんいるのではないかと思うようになりました。お客様に事前にご回答いただくアンケートの中にある「心や体の体調で何かお悩みがあれば差し支えない範囲で教えてください」という質問では、「ずっと疲れが取れない」「不安」「気持ちが不安定」といったご回答を多くいただいてきました(悩みがないと回答されるお客様ももちろんいらっしゃいます。)

お客様との思い出もたくさん詰まったひとさら

約半数の人が孤独感を抱えている


実際、私たちの社会の状況はどうなのでしょうか。株式会社野村総合研究所が、2021年5月7日から5月9日の間に実施した、全国の20代~80代の男女2,204人を対象とする「新型コロナウイルス流行に係る生活の変化と孤独に関する調査」によると、20~30代の若年層では二人に一人が日常において孤独を感じていると回答しており、既婚者や一人暮らしでない人でも3人に一人が孤独を感じているといいます。

また、特定非営利活動法人 あなたのいばしょが上田路子早稲田大学准教授(国立研究開発法人 科学技術振興機構 理事)と共同で2022 年 2 月に日本在住の約3000人を対象に実施した「コロナ下での人々の孤独に関する調査」によると、新型コロナの感染拡大から 2 年近くが経った時点においても4割近くの人が孤独感を抱えていることが明らかになりました。

何かにずっと追われているような休まらない気持ち。ずっと一人で闘っているような孤独感と不安感。上記の二つの調査はいずれも新型コロナウイルス感染拡大後に実施された調査ですが、私たちの社会の現状を表すものであり、取り組んでいくべき問題といえるのではないでしょうか。

◇2つの方法で「愛情を感じる食卓」を実現して、みんなをハッピーに!

毎週土曜日に西荻窪の「暮らしのいろいろ、ていねいに、」にて営業する食堂ごゆるり

この社会の現状に対して、〈ごゆるり〉はどうアプローチしていくのか。

〈ごゆるり〉は「一人ひとりが愛情を感じる食卓」を実現するという役割を担うことで、孤独感を抱えている人もみんながハッピーでいきいきと生きていける社会を目指します。具体的には二つの方法で「一人ひとりが愛情を感じる食卓」を実現します。

①食堂で味わう「一生に一度のひとさら」

一つは、これまで話してきた〈食堂ごゆるり〉。食堂に来た一人ひとりが、愛されていることを感じられるあたたかな「一生に一度のひとさら」を届けることで、一人ひとりが心にゆとりを持てるような、自分にやさしくなれる時間を提供していきます。

一人ひとりに愛を込めて
photo credit Masato Ushimaru
ある日の〈食堂ごゆるり〉の「一生に一度のひとさら」

②ごゆるりと共に作る彩り豊かな食卓

もう一つは、毎日忙しく食事のことを考えることすら負担になっている人たちが、無理なく理想的な食生活にシフトしていけるように〈ごゆるり〉が伴走するオンライン献立メンタープログラム〈りぶ ごゆるり〉。

その人が、2~2.5時間程度でまとめて1週間分のご飯を8~10品作れるように、一人ひとりのライフスタイルや好みに合わせて献立・レシピ・買い物リストを毎週コーディネートするプログラムです。自分のためにカスタマイズされた献立をもとに、自分や家族を労る毎日のご飯を参加者の皆さん自身の手で作れるようにサポートするだけでなく、共に暮らす家族やパートナー・友人との対話・感謝の言葉が生まれるきっかけを提供します。

お野菜たっぷりの作り置き料理で、彩り豊かな毎日の食卓

◇最後に

〈ごゆるり〉でお客さんからもらった幸せ

今日まで、〈食堂ごゆるり〉と〈りぶ ごゆるり〉を通して、たくさんのお客様との出会いがあり、そこで私はお客様から溢れるほどのハッピーな気持ちと生きる力をもらいました。食堂で、ひとさらを食べてとても嬉しそうな顔をしてくれるお客様や、周りの人にごゆるりの話をたくさんしてくれるお客様、そして何度も食堂に足を運んでくれるお客様がいらっしゃったり。一生懸命に作り上げたひとさらを味わいながら、感動して泣いてくれるお客様までいらっしゃっるんです。
〈りぶ ごゆるり〉では、「仕事がしんどいときもご飯が楽しみで頑張れる」と話してくれるお客様がいらっしゃったり、「毎日の食生活が本当に豊かになった」「パートナーに美味しいと喜んでもらえた、ありがとうと言ってもらえた」と喜びをシェアしてくれるお客様がいらっしゃったり。

0から作り上げて、試行錯誤の繰り返しだけれど、本当に〈ごゆるり〉をやっていて良かったと心から思います。大変なことも正直たくさんあるけれど、一歩踏み出して良かった。
同時に、もっとより多くの人に〈ごゆるり〉を届けたいと強く思います。

〈食堂ごゆるり〉の「一生に一度のひとさらカード」

より多くの人に〈ごゆるり〉を届けたい!

まだ〈食堂ごゆるり〉に来たことがない方は、ぜひ一度、お一人でもどなたかとでもにいらしてください!これまでに来てくださったみなさんも、いつでも帰ってきてください☺️
また、普段の食生活について悩んでいる方、変えたいと思っているけど変えられないという方は、お気軽にご相談ください。いい方向にシフトできるよう、一緒に全力で向き合います!

最後に、この記事を読んでくださった方の中で、〈ごゆるり〉をより多くの人に知ってもらい届けるために、力になるよ!と言ってくださる方がいらっしゃれば(特にメディア関係者・メディアを運営されている方・メディア関係に知り合いがいらっしゃる方)、ぜひお声掛けください。

ここまで記事を読んでいただき、本当にありがとうございました!

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