高川翔太

◾️身体操作トレーニングを考える人 ◾️理学療法士 ◾️運動療法の可能性を広げたい ◾️パフォ…

高川翔太

◾️身体操作トレーニングを考える人 ◾️理学療法士 ◾️運動療法の可能性を広げたい ◾️パフォーマンスアップから慢性痛改善/予防、障害予防、健康増進まで

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なぜ自分はスポーツで強くなれなかったのか。怪我を怪我とも思わなかった自分。怪我で離脱する選手を減らしたいと思ったきっかけ。

自分が子供の頃は、 「オリンピックに出たい」 と本気で思っていた。 とにかく運動が大好きで、スポーツが大好きな少年時代だった。 大抵のスポーツは卒なくこなし、 運動センスは学校の中で一番あると思っていた (思っていただけ)。 小学生の頃、 「サッカーを習いたい」 「バスケを習いたい」 「ドッチボールを習いたい」 「テニスを習いたい」 と両親に懇願していたが、 全部NG。 両親は勉強して成績良くして給料のいい仕事に就職しなさい! というタイプだった。 (そういうふうに感

    • 自分が身体操作トレーニングを始めて変わったこととは?スポーツがより楽しくなった変化!

      僕は1日に少なくとも1回は 身体操作トレーニングを行なっています。 筋肉をがっつり鍛えるものではないから、 どこでもいつでもできるのがいいところです。 ・10秒あればできる ・場所を問わない この2つはトレーニング時間を作らなくても、 身体操作トレーニングができる便利な点です。 これを隙間トレーニングと呼んでいます。 隙間トレーニングで行なっていることは、 大体この3つ。 ・センター(軸)の形成 ・筋肉のつながりを形成 ・エアフロー(呼吸の空気の流れ)の修正 こ

      • 柔らかすぎる問題

        最近はヨガやピラティスがSNSで簡単に 見られるほどかなり身近なものになっています。 このヨガやピラティスは、 柔軟性の要素が大きいです。 柔軟性があった方が良いか、無い方が良いかの 2択を問われたら、あった方が良いと答える方 が多数なんじゃないかと思います。 しかし柔軟性を過度に信用しすぎると致命的な 問題点を招く可能性があるかもしれません。 しかも、インストラクターによる指導を受けずに、 ただヨガやピラティスといった柔軟性を必要とする エクササイズをSNSを見なが

        • パフォーマンス向上、障害予防、リハビリ。全ては身体操作から。

          身体操作能力が低いと、 どんなトレーニングをしても、 どんな練習を積んでも、 パフォーマンスアップには繋がりにくい。 身体操作は「身体を操る能力」である。 身体操作能力はめちゃくちゃ重要である。 なぜなら、動物は自身を移動させるために 進化してきたからだ。 生命ある種は、子孫を残すことで繁栄させていく。 植物は自分ではない何かによって種子を移動させる。 風に乗って移動したり、他の動物によって 移動させられたり。 そういう風に種を繁栄させるシステムを 確立したから、自

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        なぜ自分はスポーツで強くなれなかったのか。怪我を怪我とも思わなかった自分。怪我で離脱する選手を減らしたいと思ったきっかけ。

          なるべくしてなった肉離れ

          最近の趣味はもっぱらバレーボールなんですが、 練習中にチームメイトの一人が左足のふくらはぎを肉離れした。 肉離れをしたチームメイトは 「流石に歳を感じる」 と、肉離れを歳のせいにしていた。 僕は「肉離れはもっと重大な原因があるのになぁ」と思いつつ、プライベートの時間だったので、その方の発言を傾聴するだけだったのだが。。 ただ肉離れは、不運でもなければ、歳のせいだけではない。 不運も歳のせいも、自分ではどうにもできないファクターなだけに、そこまでで思考を止めてしまうと見

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          レッグプレスは、レッグプレスという動きが上手になるだけ

          自分が筋トレをする理由。 人によって理由が違うでしょう。 筋トレをすることが目的の人は少ないはずです。 必ず何か目的があって、筋トレをしているはずです。 その中でも今回は、スポーツパフォーマンスを高めるためにトレーニングをしている人向けの内容です。 レッグプレスは足の屈伸を行うことで下半身の筋肉を鍛えるマシントレーニングです。 主に大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋を鍛えることに有効です。 レッグプレスを計画的に、そして継続的に行うことで下半身の筋力は確実に向上し

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          腰が凝っているから腰痛になるんじゃない。腰に負担がかかっているから腰痛になるんだ。

          今や腰痛になったことがない人を探す方が難しいぐらい、腰痛体験者は多い。 なんなら、「あなたは腰痛ですか?」と10人に聞いたら、少なくとも1人は「Yes」と答えるのではないか? それぐらい腰痛はみんな持っているものです。 なのに、、 なんで多くの人は腰をマッサージしたら治ると思ってしまうのだろうか? 腰をマッサージして治った人はどれくらいいるのだろうか? 少なくとも僕は聞いたことはありません。 身体の痛みに対して次のような格言があります。 腰は被害者であり、真犯人は

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          頚椎伸展による首の痛み|その1

          首の痛みは以下の4パターンがあります。 頚椎伸展パターン 頚椎伸展/回旋パターン 頚椎屈曲パターン 頚椎屈曲/回旋パターン 今回は頚椎伸展パターンにおける首の痛みについて解説します。 (頚椎の伸展とは首を後ろに反る動きです。) 頚椎伸展パターンにおける首の痛み 頚椎伸展パターンとは、首を後ろに反った際に痛みが出る疼痛パターンです。 なので疼痛が出現する動作は『頚椎伸展』です。 痛みの出現場所は、 首の後ろ側 後頭部の下の領域 頚椎神経根に皮膚分節に沿っ

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          バドミントン桃田賢斗選手の凄いパワーポジション

          こんにちは 今日の私は少しワクワクしています。 なぜかと言うと 「オリンピック😃」 コロナ感染者が再び増加している中、賛否両論あると思いますが、やっぱりワクワクしてきますよね。 さて、今回はバドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗選手とパワーポジションの話をしようと思います。 皆さん「パワーポジション」ってご存知でしょうか? 「パワーポジション」を簡単にざっくり言うと、 スポーツ場面で前傾姿勢になる時に股関節を中心に前傾姿勢を作る事を言います。 腰を前に曲げて、

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