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【男性育休】私が育休取得するためにやったこと

先日もnoteで記事にしたように私の職場である市役所も人手が不足している状態です。

それにも関わらず、男性では珍しい半年間の育休を取得するために私がやったことを僭越ながらご紹介します。

…とは言うものの、やったことは至極単純なもので、「育休を取ることを早々と表明する」ということです。

具体的な手順としては、妻が安定期に入ったところで、直属の係長や課長に妊娠したことを報告したついでに、育休取得の希望を伝えました。この時点ではいつからどれくらいという話はしませんでした。
というか、私も含め上司たちも男性の育休制度はあるけど実際取得した人が少な過ぎて、どういう仕組みだとか取得の手順が分からない状態でした。

そこから人事担当のもとを訪ね、育休制度の内容を教えてもらった上で、育休取得の3ヶ月ほど前(12月の終わりあたりに)に、4月から半年間取得することを先ほどの上司及び人事担当に伝えました。この時の反応としては、「おー、本当に取るんだ」くらいなかんじでした。先に言っておくことは大事ですね。

その後は、3ヶ月かけて自分の持っている業務の引き継ぎやらを済ませていきました。
私の市役所の場合、異動内示から実際の異動までには1〜2週間ほどしか引き継ぎの期間がないのに比べ、早めに育休期間を定めたことで、だいぶ余裕を持った引き継ぎをすることができました。

おそらく私の知らないところでは「ただでさえ人手不足なのに欠員補充をどうするか?」などの話が繰り広げられていたのかもしれませんが、ある程度早期にこちらの希望を伝えたことで、上司や人事担当のほうでうまく調整してくれたのかなと思っています。人手不足だとしても準備期間があれば対応できることもあると感じた一方で、育休に理解のある職場に感謝です。

ざっと私の例はこんなところですが、今年の4月から妊娠や出産の申し出をした際に、育休を取得するかどうかの意向を確認することが義務化されたそうです。
ただ、急に育休のことを聞かれてもパッと答えられないこともあるかと思うので、とりあえず「育休取得するかもしれません」と伝えることをオススメします。
早めに取得の意思を見せておくことで、職場側が対応する時間を確保してあげるとスムーズです。
後から「取得したいんですけど…」と言うよりは「やっぱ取得するのやめます」と言ったほうが周囲への影響はないとは言い切れませんが、少ないと思います。

とりあえず育休を取得するにしてもしないにしても、自分の中に育休を取得できるという選択肢を残すという視点を持ちながら行動してみるのがいいんじゃないのかなと経験者としては思うところです。

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