開催レポート! #昭島市 #稲城市
こんにちは、小学2年生子育て中のcfooママパパレポーターふーこです!
先週は#昭島市 と#稲城市 で2つの遊びのプロジェクトが開催されました。
こちらのnoteでは、たくさんの写真とともに遊びの様子を現場からレポートします。
●11月25日(月)~30日(土)@昭島市
「あそび×まなび『学校にプレーパークがあったら起きる素敵なこと』」
昭島市立光華小学校(校庭南側)
11月25日(月)~29日(金)13:30-16:00
11月30日(土)9:00-16:00
cfooプロジェクトで、唯一、昨年度と今年度の両方採択され、実施されたこちらの遊び場。
会場はなんと、昭島市立光華小学校の、校庭の一角です!
昨年度の開催の様子と、ここまでの準備の様子はこちらでご紹介しています。
放課後のチャイムが鳴った瞬間に、校舎からワーッと駆け出してくるこどもたち。
それぞれ手には、マシュマロなど焚き火で焼いて食べたいものが入ったビニール袋が!
受付をしてすぐ、焚き火の周りには何重にもこどもたちの輪ができて、焼いたマシュマロなどを至福の表情で食べていました。
今年度パワーアップした第一のポイントは、
こどもたちも参加して、学校のシンボルツリーの根元に制作したウッドデッキです。
プロの大工さん指導の下、近隣の材木屋さんから廃材をもらい受け、保護者の方々とOBOGの中学生、そして小学生が参加して、コンクリートで基礎をつくり、木の根元を180度扇型に囲うようにウッドデッキを広げていきました。
この日、「ウッドデッキの上に上がっていいよ!」と解禁になった途端、こどもたちは大喜び!
ウッドデッキの上から木登りをしたり、けん玉やコマの昔あそび、6年生による手作りのピンボールで遊んだり、時には座っておしゃべりしたり、思い思いに過ごしていました。
もう一カ所、今年度新しくできた場所が、こどもたちが生き物を観察できる水生園「めだかニコニコパーク」です。
市内の民間プールを使うことになり、現在は使用していない学校のプールに、3年生の親子が夏休みに水草とめだかを放して増やしてきました。プールに落ちないようにひざをついて覗き込むと、夏から10倍ほど増えためだかだけではなく、水カマキリ、ヤゴなどいろいろな生き物が見えて、こどもたちも生き物の名前を大きな声で言ってはしゃいでいました。
即席の大きなビニールプールの中に用務員さんが集めた落ち葉をたっぷり入れた落ち葉プールも大人気!
落ち葉に埋まったり、葉っぱをかけあって思いっきりバトルしたり、にぎやかに過ごしていました。
昨年度こどもたちが大工さんと作ったすべり台や、木の間に渡されたモンキーブリッジ、ロープのハンモック、6年生が作った木の平均台や輪投げ、泥んこでも、こどもたちは思いっきり遊んでいました。
光華小の生徒以外にも、近くの幼稚園の親子連れが遊びに来たり、卒業した中学生が遊びに来たり。
また小学校に行きづらい子もプレーパークはお気に入りで、毎日焚き火の火をつけに来てくれたり。
学校にプレーパークという「縁側」のような場所があることで、いろんな人が学校に関わることができ、学校にいるこどもたちも勉強以外の過ごし方が出来る。
先生方やPTA以外の方で関わる方も徐々に増え、昨年度以上に、プレーパークが学校そして地域に根付いていることを実感した6日間。
学校に、こんな場所があるってとても素敵だなぁとうらやましくなりました。
● 12月1日(日)@稲城市
「まちのそこらへんが遊び場!道でも広場でも遊んじゃお!」
稲城市の矢野口自治会館うら広場、周辺道路 10:30‐14:30
矢野口自治会館うら広場とその周辺道路で開催された「まちのそこらへんが遊び場!道でも広場でも遊んじゃお!」 は、今回がcfooプロジェクトとしては最後の開催日。
「こどもが自由に遊ぶことを、もっと地域全体で認めてあげたい」
「こどもたちの地域への愛着をはぐくみたい」
「だれでも身近な場所で非日常の体験ができる遊び場を開催したい」
そんな思いで、えのきど遊人(あそびと)のみなさんが開催してきた遊び場は、
雲一つない青空の下で、芝生の空き地とその近隣の道という、子供たちにとって「見慣れた風景」の中で開催されました。
オープンと同時に、恒例となった芝生の上での絵の具あそびや道へのお絵かきは大賑わい。
「今はこんなことができる場所がないからいいわね~。昔は家の前の道でうちの子や近所の子みんなで絵を描いたりして遊んでいたものよ~。」
とお買い物帰りに通りかかった地域住民の方から声をかけられ、保護者とも会話をしながら優しく見守られている光景も見られました。
この日は、こちらも恒例となったモルック、コマやけん玉の昔あそび、大縄跳びの他に、季節遊びとして焚き火も開催。
地域のお父さんたちがこの日のためにドラム缶で作った焚き火台やU字溝の上で、
焼き芋をしたり、自分で持ってきた好きな食べものを焼いて食べていました。
えのきど遊人(あそびと)のみなさんが用意したサツマイモを焼き芋にするために、遊びに来ていた小学生のこどもたちも準備に参加。
サツマイモを新聞紙でくるんで水に浸してから焼き芋専用アルミホイルでグルグル巻きに。
はじめは、新聞紙を濡らしてからサツマイモをくるんでいたのですが、それでは新聞紙がボロボロになってしまい上手くいかなかったようで、まさに、“工夫”しながら準備を進めていくこどもたち。
出来上がった焼き芋を私もいただきましたが、本当に美味しくて格別でした☆
後半は、一つの遊びに集中することなく、どの場所も満遍なく賑わいを見せていたのが印象的でした。
10月の初回にたまたま通りかかり立ち寄った親子は、この遊び場にハマってしまい、なんと皆勤賞!
この日も、着替えを何着も用意して準備万端のお母さんではありましたが、早々に絵の具あそびが始まってしまって、最後は冷えた体を焚き火で温めていました。
見渡せば、「見慣れた風景」の中で、楽しそうに遊ぶこどもたちや、ゆったりと過ごすお父さんお母さんの姿。
それ自体は地域でよく見られる日常に思えるけれど、地域のだれにとっても身近な「日常」の中で、焚き火や道遊びといった、「非日常」の体験を地域のだれもが楽しめる。
えのきど遊人(あそびと)のみなさんが理想とする地域の姿が、ここにあるような気がしました。
片付け後に行われた振り返りの場では、大学生のプレーリーダーたちから「大学ではできない、貴重な経験ができた」「最初は上手くいかず、何をすれば良いか分からなかったけど、こどもたちと話しながら少しずつできるようになってきた」と成長を実感する声が聞かれ、地域に住むお父さん世代のプレーリーダーからも「準備が大変だったけど、何かしらの形で来年もやっていきたい」という声も上がりました。
全4回の開催を振り返って、えのきど遊人(あそびと)のみなさんは「課題はたくさんあるものの、今後の活動に向けた準備ができたことが大きな収穫でした。」と話されており、「日程などは決まっていませんが、季節ごとに1回ずつ遊び場を開催できたら」と、来年以降のイベントも構想中のようです。遊び場で見られた景色が「日常」になる日を目指して、えのきど遊人(あそびと)の皆さんの活動はこれからも続きます。
今週末は、#杉並区 と#中野区 で遊びイベントが開催されます!
● 12月7日(土)&8日(日)@杉並区
「善福寺冒険王国」
都立善福寺公園 上の池子供広場(善福寺公園サービスセンター横)11:00-16:00
https://kodomoasobi.metro.tokyo.lg.jp/R6-event/suginami/
●12月8日(日)@中野区
「出張プレーパークがやってきた!『自分でえらんで、あそんでみよう!』」
中野区立塔山小学校校庭 10:00-16:00
https://kodomoasobi.metro.tokyo.lg.jp/R6-event/nakano/
cfooのイベントは全て無料で参加出来ます。
寒くなってきましたので、暖かくしてお越しください🌈
このnoteでは、私たち「cfooママパパレポーター」がこれまでの活動や動画、最新情報をお知らせしていきます。
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