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“趣味は何ですか”と聞かれたら

 書き終えた後に加筆したのですが、思い切り偏見というか自分の経験に基づくあれやこれでした。人それぞれだなぁと面白がれる方が読んだ方が良いことをおすすめします。
 あと、最後に羅列した本のリンクを貼らせていただいております。
 そこに飛ぶなら☆羅列した作品へどうぞ


質問!「趣味は何ですか?」

 趣味は?と聞かれると、趣味ってなんだっけ……?となる。
 そうすると、答えられるのは『読書』になる。

 もちろん好きなこと、趣味といえるようなことは考えてみればたくさんあるのだけど、自分のなかで話題にした結果掘り下げてほしくないと思っていることには触れたくない。
(個人的見解として、趣味は?の質問は話の種であると同時にパーソナリティーに触れる深いものだと思っているので、いろいろと話さざるを得なくなる『手芸』や『創作』とはおいそれと口にできない)

 そんなわけで、私のなかで、趣味は?の質問の最適解は『読書』だったりする。

第二の質問!「なに読むの?」

 そして、次に来るのはへぇ~という(あ、普通の趣味なのね)という反応と、「なに読むの?」という質問だったりする。
 前者はだいたい普段から本を読まないひと、後者は活字に触れる機会が多かれ少なかれあるひと、という認識で会話は続く(超偏見)
 後者の反応に対して、次なる試練が訪れる。
 「何を読んでいるか」
 たいへん、たいへん答えに窮する質問である。
 実は、割と雑食でなんでも読むのだけれど、基本的に読むものがラノベ傾向が強いために「『〇〇』という作品を読んでいます」という返答に、「???」と返ってくることの方が多いのである。

(余談として、現在、愛が強すぎてなかなか読書感想文にあげられない『ミミズクと夜の王』はめちゃくちゃおすすめの一冊。ラノベでありながら童話のよう、しかしながら大河のように心に染み入る一冊。大好きすぎる一冊。人喰い三部作はほんとうにすばらしいし紅玉いづき先生の作品はどれも胸が痛くておすすめである。)

 そうすると、無難で誰にでもわかる本や、同じ読書趣味仲間にもわかるものを読むようにもなる。
 読書のための選書(自主)強制により、結果なかなかニッチであるものの、胸を張っておもしろいよ!と言える一冊に出会えたりする。

(さらなる余談として、唯川恵先生や米澤穂信先生、有川ひろ先生、東川篤哉先生などのご本などを読めたのは大学の授業のためだったり先述の経緯があったりする。マンガ・ドラマ化により宮木あや子先生の作品(『花宵道中』や『校閲ガール』最高!!!)に触れる機会があり、本を読めるようになったのはめちゃめちゃ嬉しかった)

第三の質問!「好きなジャンルは?」


 そして、もう一つ困るのは「好きなジャンルは?」である。
 前述のとおり、好きなのは「ファンタジーです!」なのですが、タチの悪い人にあたると「ファンタジー?wwwへぇ。ハリーポッターとか?www」とか言い出す輩がいるので殴りたくなってしまう。
 ハリーポッターを馬鹿にしてはいけない。途中から上下巻で発売されるほどのボリュームで、壮大かつ人情味あふれる素晴らしいファンタジー小説である(ハリーポッターに恨みはないけれど、有名なファンタジー小説で思いついたのがこれしかなかった)
 一戦やるかゴルァ!?な一触即発状態になってしまうので(ヲタクは外野の野次に厳しい←偏見)、ジャンルを答えるのも難しい。
 なので
「いや……あはは……ドラマ化作品とか、いろいろですかねぇ……あはは……」
 とごまかす。ごまかせてる……?
 相手の「これ読んでるんだぁ」が好きな作品だったりすると盛り上がるので、ジャンルは答えず「面白かった一冊」をあげることで話題をすり替えることもあるけれども。

 まぁさらなるありがたいこととして、視野が広がってあまり得意ではない「ミステリ」に興味が出てきて『ドS刑事』なども拝読したのでよしはよし。

 読書が趣味ではあるけれど、なかなか趣味、という言い切れるほどの読書量でもないし、読書好きというほどの書籍も読めてないなぁと思いつつ、今日も私は「趣味は?」と聞かれたら「読書です」と答えるのです。

(最後の余談として、図書室で出会った『精霊の守り人』のおかげで上橋菜穂子先生に出会えて、愛しまくっているので本はやはり出会いだと思うのです)

 「読むこと」について語ろうと思っていたら、「読書」の話しになってしまった。
 「読むこと」についても語りたいことがあるので、またそれはそれとして、いつか記事にしてみようと思います。
 お読みいただきありがとうございました。

 後日談。
 本当にかきたかった”よむ”ことについて、記事にしてみました。
 続編的な扱いとして、よければご覧ください。
 ”よむ”ということ

☆羅列した作品

(作者名は代表作と個人的に思っている)はこちらから

【人喰い三部作】紅玉いづき先生

唯川恵先生

米澤穂信先生

有川ひろ先生(記憶で一番最初に読んだ一冊を選出)

東川篤哉先生

宮木あや子先生

J.K.ローリング先生(原作)

七尾与史先生

上橋菜穂子先生


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