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結局ワクチン打っても社会は殆ど良くならなかった☜イマココ

新型コロナウイルスが出回るようになって早2年。
最近マスコミでは長引くマスク生活が虫歯を呼ぶというような報道をすることが出てきました。
マスクをすることで口呼吸が多くなり、口が乾いて虫歯菌がイキイキと活躍できる環境がつくられるのだそうです。
まぁ世間はマスコミが作った空気に乗せられてる人が多いと思いますので、こうした報道が増えることでマスクを外す動きが起きるかもしれません。
それが良いのか悪いのかはわかりませんが。

💉みんなワクチン打って世界は変わったか

ところで皆さんワクチン打ちました?
多分、大半の人が打ったと思います。
今の日本は世界的にも寧ろワクチン接種率は高くなった方で、昨年11月にはBBCからお褒めの記事が出されておりました。
私を含め、1度も接種しなかった割合は2割しかおりません。

既に8割程度の国民がワクチンを打ち、それから既に半年が経過しているわけであります。
で・・・2年前と何が変わりましたか?
まぁ外出て歩けるようにはなりました。
ただし、マスクをつけた状態なら。
ただ、そもそもそれならワクチンは必要無かったんじゃないかと思うんですよね。

💊マスク外したかったからワクチン打ったんじゃないの?

何故ワクチンを接種したのか。
それは個々の理由を見れば色々あるでしょう。
・基礎疾患があるから
・高齢者だから
・みんなが打つから仲間外れが怖かった
・接種しないことによる解雇をチラつかされた
等々、細部で見れば個々に理由があったと思います。

ただし、大元の目的は「マスクを外して元の日常に戻るため」だったはずなんですよね。
少なくとも2020年ではそのように考えられてたわけです。

ちょっと昔のNHKニュースを見てみましょう。
「90%を超える予防効果がある」
こう言われてました。謂わばここがワクチン接種の理由の出発点な訳です。
そして「ワクチン接種を急げ急げ」と言われるようになりました。

これがちょうど一年前の記事。
この時に「ワクチン接種を拒否したら解雇すると言われた」という人もいたでしょう。
ここから11月には接種率75%になっていたのです。
3回目接種も既に60%終えており、今の日本はワクチン接種優等国です。


📺しかし何も変わらなかった

「マスクを外せる(元通りの)日常を取り戻す」ためにワクチンを打ったはずなのに、最近のCBCニュースではトンデモナイ事件が報道されました。

まず陽性率についてワクチン接種の有無のデータをキチンと取れていませんでした。
ワクチン接種の為に繋がらない電話で頑張って予約し、或いはネット予約したにも関わらず、それは国に把握されていなかったわけです。まぁある種のデータ改竄ですわね。
そして統計を取り直すと、接種回数が多い方が陽性率が上がると言う逆転現象が起きました。
「ワクチンを打たなかった人間の方が感染に気を付けているか」と言うと、それは無いと思います。
少なくとも私は今日も普通に出勤し、週末は普通に外食しています。特別な感染対策なんて何もしてません。

💠科学的であることは万能なのか

過激な反ワクチン・反マスク派の行動が話題になることがありますが、彼らを見て時に思うことがあります。

「なんだかんだ言って初期は自粛守ってた人もおるんやろうな」と。

私は初期から自粛は守りませんでした。
まん防や緊急事態宣言が出る度に京都へ出かけ(そして今やそこに住んでいる)、外食は今まで通りに止めることはなく、県外移動も「当たり前のように」やっていたわけです。
結局通勤は続けていましたからね。
それでも初期のゴーストタウン化ぶりを思うに、やはり過激な行動をしている反マスク・反ワクチン派の人間の中には、初期の自粛はみんなと同じように守った人が多くいると思われます。その反動もあるんでしょうね。

ワクチンに反対する人間に対して言われる言葉に「科学的でない」というものがあります。
ワクチンの有効性・安全性は科学的データに基づいている(はずの)ものなので、それに反発するのは科学的でない。
では「科学的であることは万能なのか」という疑問がここで湧きます。

これは京都大学から出されている記事です。
2016年の記事ですが、原爆被害や薬害など、科学的に因果関係を証明することの難しさに触れられています。
木下雄介選手はワクチンを打って1ヶ月ほどして亡くなりました。勿論ワクチンとの因果関係は不明です。
因果関係を有るとするのも難しいし、無いとするのも難しいのです。

話を逸らしますが、今は京都で北陸新幹線の京都延伸に対する反対運動が意外に盛んだったりします。
北陸新幹線の京都延伸は京都の地下深くを通ることになっていて、これはリニアと似たような感じのポジションにいます。

「(科学的に考えて)地下40mより下なら掘ってダイジョブ!」ということで地下深くを掘ることにしているわけですが、調布でちょいと事件がありました。
なんと道路が陥没してしまったのです。

これは北陸新幹線の京都延伸の反対運動を勢い付ける要因にもなっていましてね。更に京都盆地の地下は広大な湖(京都水盆と呼ばれます)になっているということがわかってきています。

そもそも「科学的であることの常識」自体が、結構変わったりするんですよね。ダイエットの世界なんかそうじゃないですか。
きっとリニアの静岡県問題にしても、JR東海や国としては「大丈夫、科学的に考えて大井川の水が干上がるわけないって」と言ったんでしょう。
その一方、静岡県は東海道本線で丹那トンネルを通した時、丹那地域の水が干上がったことで、地域の人が産業転換を余儀なくされた歴史があります。

薬害にも似たようなことが言えます。
薬害には有名なサリドマイド事件の他、ソリブジンやHPVワクチンなど、意外に多くの薬害があります。
多くの薬害は当初は「科学的に安全だ」と言ってきたものです。当初科学的だと思われていたものが、後になって覆ることがよくある。
そして私のような科学の素人はどうするかって言うと、過去の歴史を見て今を疑うわけです。

勿論、ワクチンの危険性について、科学的に検証する方法は無いではありません。それこそ接種後に亡くなったら遺族の同意なしでも解剖できるよう、時限法を設けて病理解剖すれば、科学的なプロセスでワクチンの安全性・危険性は明らかになるのではないか。
これ、別に私のオリジナルの主張ではありません。

例えば直近5年のクモ膜下出血の死者数の推移を見て、接種後にクモ膜下出血で亡くなった人を病理解剖をしていくことで、因果関係の有無は分かって来るかもしれません。
しかし、現状の政府や厚生省は「因果関係は不明」の一点張りなわけです。
当然、これでは正確な判断はできません。

🌎今のやり方は持続可能な社会ではない

色んな自治体でワクチン3回目接種キャンペーンをやろうとしています。
40代以下の3回目接種をしてもらうことで、色んなモノをプレゼントしたり、施設優待を受けられるキャンペーンが行われていますね。
この3回接種を増やす理由って言うのが、自治体が政府から交付を受けるにおいて必要な条件の1つがワクチン3回接種だということです。

もちろんワクチン接種がリスクの伴う行為なので、3回接種した人間に特典が与えられることは正当な権利だと考えていますが、接種者の帯状疱疹のニュースなんか出るに、リスクに見合った特典かどうかは怪しいですよね。

帯状疱疹とワクチンは因果関係は無いかも知れない。でもリスク管理で考えれば、白か黒か判断に迷ったときは黒と見立てて行動する方が無難です。

そもそもコロナに対するゴールが未だよく見えません。
感染者自体を減らしたいのか、重症化さえ減らせれば良いのか。
結局のところコロナウイルスの変異スピードが速いし、空気感染をする目に見えない存在であるなら、感染が当たり前の前提で社会設計を組んだ方が良いわけです。
今の社会設計はまだ「感染が当たり前じゃない前提」に立っています。こうした社会は持続できるものでは無いし、持続可能な社会設計を早く組んだ方が良いんじゃないかなと思います。
恐らく「4回目は流石に打ちたくない」という人は多いんじゃないでしょうかね。ワクチンありきの社会設計も限界な気がしますが、いかが思われますか?

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