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【タラレバ子育て】 Amazon Photosで振り返る~8月25日編~北岳登山1日目

SNSもなかった(馴染みがなかった)時代
4人の子育てをしてきた記録は、Amazon Photosと心の中だけ

Amazon Photosの「この日」の思い出を利用して
私たちの子育てをタラレバで振り返ったり
最新の情報も調べなおしてみたいと思います。

※8月24日はこれといった写真がなくお休みしました。

《2019年のこの日》

小さな頃から、私の登山に付き合ってくれていた次女。
小学校6年生の夏が、一緒に登山してくれる最後かなと思い、日本第2位の高さを誇る、

『北岳』(3193m)

に1泊2日でチャレンジしました。その時の1日目のお話です。


前年2018年は『聖岳』に挑戦するも断念

実は前年の2018年に、『聖岳』(3013m)にチャレンジしたのですが、次女が腹痛と脚の痛みをおこして、途中で断念してまいました。

その上、私のエスケープの段取りが悪くて、夜になるまで次女を一人にしてしまい、本当に本当に怖い思いをさせてしまいました。(私も次女もトラウマです)まだ思い出すと、心が張り裂けそうになるので、この時のことは書けません。
そんな心にキズをおって以来、私は次女を待たせることにとても神経質になっています。

そんな事があったにも関わらず、この年も次女は登山に付き合ってくれて、娘よりも私にとって一生の思い出になっています。

朝5時にバスに乗って登山口へ

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この日は朝から天候も良く、最高の登山びよりでした。

前年、『聖岳』断念したのも、前の日に水分を取りすぎて、お腹を下してしまったのが原因だったので、今年は熱中症も注意しつつ内臓を冷やさないように、注意してスタートしました。

登山口からスタートし、一緒のバスでやってきた方たちも次々と登りはじめて行きました。それを見ていると心が急がなきゃと焦ってきます。

次女は6年生になり、だいぶ身長は大きくなりましたが、まだ私との歩幅もあるので、オーバーペースにならないように、焦りを飲み込み、ゆっくりめに登っていきました。

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前半スローペース過ぎた

ただこのゆっくりめの余裕が午後からの後半戦にあだになってしまいました。

ペースが遅すぎて、休憩も多く入れすぎてしまい、テン場に着いたのは18時過ぎ。

登山を知っている方なら、『それはヤバっ!!』ですよね。

私の数少ない経験からも、通常テン泊の時は、15時ぐらいまでにテン場に着き、テント張りから、夕食、翌日の支度などを暗くなる前に終わらせるのが普通で、山荘で受け付けた時には、スタッフの方に、『遅いですよ』と怒られてしまいました。

ごもっともです。

それでも山荘の赤い屋根が見えた時は、次女の最高に嬉しそうな顔が見られ、この時の笑顔は写真にないですが、心の中で忘れません。

山荘が見えるまで、だいぶガスってきていて10m先が見えない状況だったので、とても不安だったのでしょう、達成感と安堵で、

『パパあれ?!』

『おおおーー、そうだよ!!』の私の返事に、

『着いたぁぁぁ!!』と喜びを爆発させました。


私も内心、ほっとして、同時に疲れがどっと出たのを覚えています。

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この後は、時間との戦いで、何とか次女に夕飯を食べさせ、体を拭いて着替えをさせたら、もう真っ暗。

他のテントの方々も翌朝の山頂へのアタックに備えて、静まり返っていたので、写真がありません。

それでも、もし明るいうちに辿りつけなかったらと思うと、5年生の時より最後に踏ん張れるようになった次女に感心するのと同時に、とても誇らしい気持ちで、スキットルのウィスキーを片手に、星空を眺めていたのを覚えています。

下の写真は翌朝の写真ですが、この日の最後に付けておきます。
明日は、山頂から下山までのお話です。

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