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〜木の国・キラーニー編〜①僕の理想の地

【アイルランド旅行記〜覚え書き〜】
〜木の国・キラーニー編〜

コークを離れて次に電車で訪れたのは、コークの西に位置するアイルランドきってのリゾート地、キラーニー。
ここは大きな湖を中心に広がる国立公園があり、周囲には豊富な自然が広がり、訪れる人もサイクリングやトレッキング、ゴルフや釣りを楽しむ人も多い土地である。

ここは僕自身も初めて訪れたのだが、この旅での目的は大きく2つあった。


ひとつ目はライムちゃんがどうしても訪れたい!
と熱望したキラーニーハープ(アイリッシュハープ)を作っている職人さんの工房を訪れること。
もうひとつは世界一素晴らしいと言われる星空を見る事だった。


残念ながら今回は、天候には恵まれず、星空を眺める事は叶わなかったが、僕にとってはそれ以上かも知れない出会いがあった。

そのかけがえのない出会いのお相手は、キラーニーに根を張る木々たち🌲🌲🌲

木の下には小さなベンチが。僕の理想の木。


こんな絵みたいな木ばっかり✨


僕が理想と思っていた大きな木が、ここには沢山あり、そこから満ち溢れるエネルギーにこれでもかと言うほどあてられた。

それこそ、数本歩いたら立ち止まり、写真を撮ったらしばらく口を開けて木を眺めている僕がいた。


この一歩道を抜けると、とんでもない風景が待っていた
古木もまた味

宿に到着してすぐに街の中心まで戻るために散策ルートを歩いたが、終始そんな調子で、普通の工程よりかなり遅れたんじゃないか?と思う
(ごめんね💦2人とも)。
そして結局それだけでは物足りず、翌朝も早起きして同じルートでその木に会いに行ったりした(笑)


自然の造形。すごいの一言。


朝の散歩では🦌シカとバッタリ。
と思ったらそこら中にいた(笑)


もうひとつの目的地、ライムちゃんの目指すハープ工房訪問もなにやらミラクルの連続で導かれるように訪問することができ、かけがえのない体験をさせてもらった。

このおじいちゃんがハープ作ってます!

散々見て回ったあのキラーニーの森の木たちが職人さんの手によって楽器に生まれ変わる。そして大切に使い続けられることで音が楽器に刻まれ、さらに楽器が成長していく事で使われた木たちも成長し生き続けるという考えが素敵だと思った。

しかしながらこうやって1から木を削りだして1つづつ作り出していく技術も職人不足で今はだんだん失われつつあるとか。日本の伝統工芸などもそうだけど、世界中でこういう事ってあるんだな、と再認識。

僕たち2人だけの旅では絶対来なかったこんな素敵な場所に連れてきてもらって、ライムちゃんに感謝感謝です!

ハープの原型の木。
フリーハンドで線を引くんだって!
だんだんハープになってきた


職人の椅子。こう言う工夫されたツール、好き😆


弦を張り、音の調整に入ります。


他にもたった1日の滞在とは思えないほどの濃密な時間を過ごさせてもらいましたが、それはまた別の機会に。
今回のところは写真とコメントでお楽しみ下さい(笑)


馬車に揺られて湖の周りを散策


ド迫力の滝。
水が少し茶色く、近くの人に理由を聞いたら、水じゃないよ、ウイスキーだよ🥃と言われた😂


一言で言えば、キラーニーは
僕の理想の地でした🌲✨


大自然と鹿とハープ
キラーニーを象徴する素敵な絵✨
ここに、住みたいっ!!!

by てんちょ

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