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40歳で海外移住!?2児の子育てをしながら事業も育てていく。本間ゆみ子さんの一日【#わたしのセレクト】

ここは都内の小さなカフェ「CELECT(セレクト)」
日々いろいろなお悩みを持ち寄った女子会が開催されている。
さて、今日はどんなお悩み相談が舞い込んできたのでしょう……?

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ARISA:前回は、ゆみこさんが起業するまでの歩みを詳しく教えてもらったよね! 27歳の誕生日プレゼントが「会社設立」って、なんだか素敵だな。

MEGUMI:3歳、1歳半の子どもがいるなんて信じられないよね。毎日どんな風に過ごしているんだろう?

MAKI:じゃあ、さっそくゆみこさんのタイムスケジュールや仕事の極意について聞いてみよう!

経営者ママの生活にますます興味がわいたARISAたち。本間ゆみ子さんに、仕事のモットーや子育てと両立するための心得について詳しく伺いました。

前編はこちら:安定している道を捨て、27歳の誕生日に起業!パワフルに生きる本間ゆみ子さんの選択【#わたしのセレクト】

■ 営業活動なしでも事業拡大!どんなコンサルタントにも負けない、本間ゆみ子流「仕事の極意」

ARISA:継続して仕事を獲得するため、仕事仲間やクライアントとの付き合い方で気を付けているポイントはありますか?

ゆみこさん:ビジネスの面ではあまり良くないとも言われますが、私めちゃくちゃ感情移入するタイプで。

例えば、防げるはずのミスやトラブルを連発するメンバーがいた場合も、個人の人格としては「もう一回だけ信じてみよう!そしたら大丈夫になるかも。だっていい人だし。頑張ってるし。」と思っちゃう。

でも経営者目線でチームへの影響を考えると、解雇を選ぶのが最適解ですよね。判断を誤らないためにも、個人と法人を切り離して、その瞬間瞬間の最善を選べるよう気を付けています。

クライアントとの付き合い方としては、「その仕事を誰よりも深く考え、向き合うこと」がなにより重要かな。先方の指示通りに動く方法もありますが、それだとプロである私たちに頼ってくれている意味がないじゃないですか。だからこそ「○○サービスはこうなるべき→今のフェーズはここ→今これをしなければならない→だから今月これをやる」といった風に、一担当者以上の目線を持つように心がけ、包括的な事業戦略まで考えて動いています。

外部パートナーだけど、マインドは各企業の事業責任者!この意識を持っていると、不思議と案件継続や新規依頼が集まってくるんです。

ARISA:“集まってくる”ということは、普段から売り込みや営業活動はあまりしないのでしょうか?

ゆみこさん:そうなんです。営業はせず、案件はすべて紹介か先方からのお声がけ。同業者からもどうやっているの?と驚かれますが、ひとつ胸を張って言えるのは

一生懸命取り組み成果を出す

ただそれだけです。

色々な失敗や反省をする経験も含め、会社を2社立ち上げた経験があるからこそ、表面上の数字だけで推察できない“事業として成り立つか”“継続できるか”を頭の端に置きながら実務を遂行できること。極端な話、どれほど賢いマーケティングのプロ相手であったとしても、ビジネスを考える確度や進め方。立ち上げ方や成長のさせ方など長期スパンの戦略と遂行ではプロにも負けないと思っています

■ 優先順位は、子育て>仕事>自分>その他。経営者ママが、育児にも全力を注げる理由とは?

ARISA:私も“いつかは結婚して子どもを”と思っているんですが、仕事と子育てを両立できるのか不安で……。ゆみこさんはお忙しいなか、どんな風に子どもとの時間を確保しているんでしょうか?

ゆみこさん:平日はこのタイムスケジュールで動きますが、繁忙期は21:00~5:00にも仕事して数時間の仮眠だけで乗り切ることもしばしば。チームの子たちには、『ゆみこさんの1日って24時間じゃないですよね』なんて不思議がられています(笑)。

5:30 起床
6:30 子どもが寝てる間にごはん、自分のお風呂、子どもの支度
6:30~8:30 子どもの朝食、仕事の準備
8:30~9:30 ランニング、トレ~ニングなど
10:00~17:00 仕事
17:00~18:00 お迎え、お散歩、子どもと遊ぶ
18:30~19:30 ごはんの支度、子どもと夕食
19:30~20:00 子どもとテレビ
20:00~20:30 子どもとお風呂
21:00 就寝

ARISA:お忙しいなかでも、お子さんとの時間をたっぷり確保されているんですね。育児をするうえでのモットーはありますか?

ゆみこさん:ワンオペ育児をしているからといって、自分の能力や、時間の少なさが子どもたちへの何らかのブロックになってしまうのは絶対にイヤで。2人が生きていくうえでの糧となる知識量や経験を増やすため、毎週新しい体験をさせてあげています。

ちなみに、今週は潮干狩りに行くんですよ!ひんやり冷たい海、ふかふかの砂浜、自分で探したアサリ、はじめての砂抜き……そんな一つひとつの経験が、彼らの自信に繋がると思っています。

あとは、子どもたちの健やかな成長のためにも私自身が罪悪感を抱かないこと

「私が働いているから」「ワンオペ育児だから」なんて無意識のうちに小さな罪悪感を抱いてしまわないよう、時間的&金銭的な余裕をもって生活できるように配慮しています。時間の効率化っていうのかな。

ARISA:私いつも時間がなくてバタバタしちゃって。忙しくてもゆとりの時間を生み出すコツってありますか?

ゆみこさん:この数年でやってきたのは、ぼーっとする時間を作らないこと。例えば、だらだらネットサーフィンをする30分間も、使い方によっては非常に有意義なものになりますよね。友達と会いたいな、遊びに行きたいな、休みたいな——そんな想いをすべて飲み込んで、移動中の数分まできっちり活用してきました。だからこそ、私が持ち得るすべてのエネルギーを子育てと仕事に注げているんです。

ARISA:それって簡単なことじゃないですよね。ゆみこさんがそこまで凛として、強くいられる理由はなんですか?

ゆみこさん:うーん、難しいですね。

ただ、「経済的に安定していること」は大きな要素かな。

自分で稼いでいたら、だれかに頼らずとも私一人の力で大切な子どもたちを守っていけます。連れていきたい場所があればどこにでも行けるし、望むことを思う存分体験させてあげられる。子供との距離がつまりすぎたり、お互い疲れてしまうこともあるよね。そういう時はシッターさんの力を借りて、ジムに行くこともできるんです。その余裕こそ、自分を強く高めていける秘訣なのかな。

■ 40歳で海外移住!?次に目指すステージとは?

ARISA:最後に、佑史子さんの今後の目標を教えてください!

ゆみこさん:Ri Souチームのメンバーや関わってくれている人たちに、恩返しをしたり、できるなら自分がこれまでに培った経験や知識を伝えていきたいですね。

一人ひとりがもっと稼げるようになってほしいし、私がいなくても独立してバリバリやってくれると嬉しいな。完全に老婆心ですが、大好きなメンバーの成長を一緒に感じていきたいです。

長期的には、40歳で海外移住することを目標にしています。目標というか、実はもう家も買ってあるんです!私自身が高校時代にアメリカ留学していたこともあり、海外だからこそ体得できる“自分を発信する力”の重要性を身を持って感じていて。願わくば、子どもたちには自由な風土の中で夢と出合い、自分の力で人生を切り開いていってほしいですね。

MEGUMI:今はだれもが夢を追いかけられる時代。ゆみこさんの生き方は、起業したい人や働くママたちの背中を押してくれそうだね。

ARISA:うんうん! 私もゆみこさんの話を聞いて、起業や経営のことがリアルに掴めたな~。まだ先のことだけど、経営と子育てを両立しながらステップアップしていきたいな。

MAKI:経営のことはもちろん、子育てについても尊敬しちゃう。私、スマホをダラダラ見て何時間も過ぎちゃうことがよくあって。ゆみこさんを見習って、時間を効率化していこうっと!


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