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週刊セブ島留学&起業日記(第52回)

この記事は2019年10月6日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・筋トレブームの先を行く!パーソナルトレーナーの資格をゲット
・読者さんより「KGさんの意見にはいちいち同意せざるを得ません!」
・フィリピンの腐りきった病院システム
・筋トレの帝王「スクワット」の正しい知識
・デフレ目前のフィリピン経済がやばい

<筋トレブームの先を行く!パーソナルトレーナーの資格をゲット>

私が50歳を目前に二つの資格を取得した話は前回しましたね。「世界で最も認知されている英語講師資格CELTA」と「NSCA認定パーソナルトレーナー」です。そして、今回は後者についてお話します。

1、 動機

(仕事)ビジネスに役立てたい
(教育)筋トレを教えるのが楽しい、そして、正しいことを教えたい
(自分)トレーニングと栄養に関する正しい知識を身につけ「健康生活」を送りたい

いやらしい話、一番の動機は商売です。これは正直に告白します。実は、私が経営するセブ英語倶楽部では「肉体改造&ダイエット留学」というコースがあります。簡単に言うと、英語の授業に加えて(1)特別食の提供と、(2)週3回のジムでのトレーニングを提供するコースです。実はこのコースがとっても人気があるのです。そして、このコースの値段を上げるために、私は資格を取得しました。

冷めた言い方ですが、日本人は「資格」に敏感です。「肩書き」に弱いと言い換えても良いかもしれません。少し飛躍しますが「お墨付き」という言い方でも良いでしょう。そして、「お墨付き」こそ「付加価値」なわけです。英語学校で言えば「当校の講師は全員TOEIC900点以上です」と言えば、それは付加価値となり差別化に直結するわけです。ですから、当社を含む零細企業が生き残る道の一つは、何らかの「お墨付き」を得て他者と差別化することなのです。

お墨付きのために、わざわざ資格を取るなんて面倒だと言う人も多いでしょう。まあ、分かります。そこは私との性格の違いです。例えば、あのホリエモンが「あの英語学校すごい」と一言言えば、その学校は速攻でブレークするでしょうね。まあ、この例は極端ですが、業界の権威に推薦してもらうというのが多くの人が取る戦略です。お金はかかりますが。最近も人気ユーチューバーの「バイリンガールのチカさん」と提携したセブの英語学校がありますよね。

もう一点、資格について。実は私は日本で働いていた頃、何の資格も持っていませんでした。資格を取ろうとも考えませんでした。それは、偉そうな言い方ですが、仕事に自信があったからです。自信があったので資格という「衣」を纏う必要性を感じなかったのです。

しかし、大企業から離れ起業してみると、自身の力不足を痛いほど感じます。ですから「資格」で自分を武装するのです。情けない話ですが、50歳手前になってようやく、資格を取る人の気持ちが少しは分かるようになりました(勿論、資格を取る目的はそれだけではありませんが)。

スミマセン、話が逸れました。ダイエットの話に戻します。

痩せたい、格好良い体を手に入れたいと思っている人は世の中にたくさんいます。しかし、ジムに行くのは面倒なのです。更に行ったことがない人にとっては、とっても億劫なことです。食事については、何が正しい食事なのか、答えを知っている人はあまりいません。それには勉強が必要だからです。仮にそれを知っていてもそれを準備するのはまたまた面倒なことです。

しかし、セブに来れば嫌でも週3回ジムに行きます(笑)。「ジムで集合」ではなく、学校のあるホテルの1階に集合してみんなでジムに行くので、参加者が踏ん張るべきは「ホテルの1階に降りる」までです。「ジムに集合」に比べて遥かにハードルが低いのです。要は、ジムに行くのにトレーナーがわざわざ迎えに来てくれるようなものです。

更に食事は決まっています。毎日約1500キロカロリーの食事が提供されます(必要に応じてカロリーは調節します)。炭水化物・タンパク質・脂質といったマクロ栄養素がしっかり計算された食事です。セブの日本食レストラン「Oishi Cebu」の提供なので、基本「和食」です。美味しいです。例えば「マグロ&サーモン刺身定食」とか。このメニューのデータは下記の通りです。

メニュー
 マグロとサーモンのお刺身
 玄米のごはん
 味汁
 冷奴

カロリー616 kcal
炭水化物 65g
タンパク質 51g
脂質 10g

何とこれだけ揃ったコースを、これまでは食事代を頂くだけで提供していたのです。多くのお客様から「お金を取った方が良い」と言われました。しかも、10キロとか15キロ痩せた成功者も実際に出ているのです。そこで、値上げするなら「プロになろう」ということでこの資格をゲットしたのです。

自分で言うのも何ですが、僕はこういうところに律儀なのです。要は商売下手なのです。ハッタリ上手が巧みにお金を稼ぐ世の中で、僕はコツコツやります。これで良いのです。勿論、お金は欲しいですが、それは後から付いてくると信じています。そして、ある程度の実績もできてきたので、ここで一段上を目指そうということなのです。ステップbyステップってやつですね。

二つ目の動機は、「もっと上手に教えて相手に貢献したい」ということです。私はかれこれ3年英語を教えているのですが、英語を教えることはとても楽しいのです。ある種、天職の一つのような気もしています。そして「教える」という点では、筋トレも同じです。

筋トレで最悪なのは、怪我をすることです。私の知人でも怪我が原因でトレーニングを中断したり辞めた人は少なくありません。一方で、正しい知識があれば怪我を防止することは可能です。更には、目的に合致したトレーニングをしないとゴールには絶対辿りつけないのですが、誤った方向に進んでいる人はたくさんいるのです。

例えば、痩せるために有酸素運動をする人が多くいます。「痩せる」という一点に絞っていえば、これは非常に非効率なトレーニングなのです。走った後に一時的に体重が減るのは単に水分が抜けただけです。脂肪は全然燃えていません。

1キロの脂肪を取り除くには7200キロカロリーの消費が必要で、これには何と100キロ以上走る必要があるのです(前提条件により数値は異なるのでここではざっくりした数字に留めます)。そして、過度の有酸素運動が老化を促進するということは、もはや定説なのです。

筋トレにおいても、鍛えたい体の部位に直結したメニューをこなすことが必須です。体型のコンプレックスで一番多いのは、やはりお腹周りでしょう。そして、多くの人が「お腹痩せ」するために、腹筋運動をするのですが、この時点で2つの大きな誤りがあります。

まず「お腹痩せ」のような「部分痩せ」などというものは存在しません。これは大きな幻想です。そして、あの座って体を上げる「腹筋運動」は全然腹筋には効かないのです(苦笑)。「お腹周りをスッキリさせたい」という要望を聞いて私がオススメするトレーニングは何と言ってもスクワットですね。

まあ、こんな感じで正しい知識を与え、マンツーマンで指導して、お客さんに喜んで欲しいのです。それこそ、僕の喜びであり、その上お金まで貰えたら最高ですね。

3つ目は、自分の健康生活のためです。

何度もこのメルマガで書いていますが、僕は仕事が好きで更に勉強が好きです。しかし、ここ数年、明らかな脳の衰えを感じます。正確に言えば、脳のスタミナが減少しているように感じます。瞬発的な脳の働き・理解力・判断力等には一切衰えは感じないのですが、週に2回ほど猛烈な脳の疲れを感じます。

勿論、この理由を脳の衰え以外に見出すことも可能です。IT化・デジタル化のお陰で、現代人は昔の人の数倍・数十倍の仕事をこなしているのです。誰かが、「歴史はキリストの誕生の前と後で分ける(B.C. とA.D)のではなく、ビフォー・ビル・ゲイツとアフター・ビル・ゲイツで分けるべきだ」と言ったことを私は強く覚えています。ウィンドウズとネットは本当に世界を変え、働き方を変えましたね。

つまり、私が脳に疲れを感じるのは単純に「仕事量」が増えているのが理由と考えることもできるということです。まあ、原因の究明はこの辺にしておきます。原因が何であれ、僕の脳が更に健康で強くなれば全て解決するのです。そして、脳の健康には筋トレが最適なソリューションの一つなのです。

勿論、中年(初老)太りの防止も目的の一つですが、それよりも大きいのは脳の最適化とメンタルヘルスです。そして、今後の人生、これらを達成・維持するために、一度しっかり勉強しておくのも良いなと思い、NSCAの資格を取ることを決意しました。

2、NSCAについて

NSCAとは、National Strength and Conditioning Associationの略で、簡単に言うとアメリカに拠点を置くパーソナルトレーニングの団体です。そして、NSCA認定パーソナルトレーナーとは、このNSCAが認定する資格です(国家資格ではありません)。そして、認定パーソナルトレーナーの資格には、調べたところ3つの有名なものがあります。

NSCA(アメリカ)
NESTA(アメリカ)
JATI(日本)

詳細は省きますが、日本ローカルの資格よりは国際資格、そして最も名前が通っているのがNSCAと判断しNSCAに的を絞りました。そして、この資格を得るために必要なものは二つでした。

まずは、お金。私は約75,000円を使いました。まあ、投資ですね。内訳は下記の通りです。

NSAA会費 12,960円
試験料 45,200円
教科書代 11,600円
問題集代 3,980円
救命講習代 1,500円

残念ながら上記のどれが抜けても取得は不可能です。そして、これはおそらくNSCA取得のための最低コストだと思います。他にも6,000円もする公式問題集や、全部購入したら1万円以上する講習の動画、更には有料の講習会まであります。そして、このコースのための専門学校のコースまであるのです。そういう意味で、75,000円の出費で済んだことはラッキーでした。

そして、お金の次に必要なものは当然「勉強」ですね。この点は「正しい作戦」を立てるためにまずはググりました。しかし、まだまだマイナーな資格のため、情報量は限定的でした。そんな中で得られた情報は、「通常、取得には半年の準備期間が必要」ということでした。

せっかちな私には半年は長過ぎます。

私がNSCAを意識しだしたのは、2019年の6月、バンコクでのCELTAコースに参加する前です。NSCAの試験は日本で受験する他なく、次回の帰国予定は9月中旬でした。そして、CELTAコースが終わるのは7月末。つまり、最短でNSCAを取得するには私には1ヶ月半の準備期間しかなかったのです。そして、調べるうちに1人だけ「1ヶ月の勉強で取得しました」という記事を見つけたのです。

じゃ、俺も!

こういう時の「ノリの良さ」には自信があります(笑)。ということで、後戻りできないように速攻でNSCAの会員になり教科書を購入し、手っ取り早く2万円以上を支出し、軽く自分を追い込みました。こういう追い込みって重要ですよね。人間、「元を取ろう」と躍起になるので。

そして8月初旬、バンコクのCELTAコースで圧倒的に消耗した脳と体が癒える前に、NSCAの準備に取り掛かりました。まず、800ページに及ぶ教科書を読破しました。そして、500問ある問題集を3回解いて、3回目にはほぼ100%近い正答率を得られるようになりました。8月と9月はセブ英語倶楽部の最盛期で、私自身1日8コマの授業を受け持つこともありましたが、気合いで乗り切りました。

そう、短期決戦で必要なのは「ノリの良さ」と「気合い」なんです。あれこれ面倒臭いことに構っている時間はありません。

そして、9月中旬に帰国し試験直前の最後の3日間は、万全を期するために教科書を読み返しました。そして、結果的にはこの3日間の勉強が私に合格をもたらしてくれました。またもや「最後まで手を抜かないこと」という基本的な教訓を、ここでも学ぶことになりました。

試験は3時間。合格ラインは70%、そして私のスコアは75%でした。問題集はほぼ100%解けたにも関わらず、実際の問題は別次元に難しかったのです。即答できた問題は2割程度。最初の5問で答えが分かったのはたったの2問。その時は、試験料の45,000円を捨てることを覚悟したのを覚えています。

しかし気持ちを立て直し、1ヶ月半で学んだ知識を総動員して応用問題への回答を「推理」することに注力しました。そのため、3時間ある試験時間で、私が全問題を解き終えたのは残り時間10分の時点でした。問題は155問なので、1問につき概ね平均1分を要したことになります。

試験はコピューター式なので、試験終了と同時に合格したことが分かりました。ほっとしましたね。

これがNSCA認定パーソナルトレーナー試験の一部始終です。資格取得以外にも多くを学んだ1ヶ月半でした。やはり、勉強こそ最強のエンタメですね。

またして、この時点でうっかり約5,000字書いてしまいました。ということで、今回もこの後のコーナーの多くは省略して来週以降に回しますね。


それでは、いつものコーナーに行きましょう。


1. 読者さんからの投稿

<Oさんからのメッセージ>

こんばんは。Oです。

メルマガいつも楽しくは意見させていただいております(はじめに言っておきたいのですが、お忙しいと思いますので、返信は特に結構です)。

KGさんのセブでの英語語学留学に関する考えは、いちいち同意(激同)せざるを得ないです。

自分も以前に勤めていたマクタンの語学学校をディスしたくはないですが、やっぱり間違っていることは間違っていると思うし、綺麗事で成立できないような経営ならするべきではないと思います。

学生も講師も従業員も、もしかしたら経営者自身も不幸になりますから。。

おっと、ヒートアップしてしまいましたが、誤解なく申しますと、ただただ共感を伝えたく、メールしました。

その方針でこれからもマクタンでの語学学校経営をして頂くことを強く支持し、応援しています。そしてこれからも面白いメルマガの投稿、楽しみにしています!

以上、よろしくお願いいたします。


<KGコメント>

* 文中にある「マクタン」とはマクタン島のことで、セブの国際空港がある小さな島のことです。日本人が言うリゾート地の「セブ」とはこのマクタン島のことで、セブ英語倶楽部含め複数の英語学校があります。

Oさん、メッセージありがとうございます!とっても励みになります!!

実はこのように「以前セブの英語学校で働かれていた方」や「すでにセブで留学を終えた方」からのメッセージは少なくなく、誰もが私の考えに激しく同意して下さいます。偉そうな言い方で恐縮ですが、要は私が「正しいこと」を言っている証拠です。

残念ながら、フィリピン留学業界の広告&宣伝は盛り過ぎです。というか「はったり」のレベルに達している学校もありますよね(笑)。商売的にはこのくらいアグレッシブに宣伝した方が集客できるのですが、何度も言いますが僕には出来ないのです。僕がお客さんから一番聞きたくないセリフは、

考えてたのと全然違う。。

です。

要は騙したくないのです。勿論、全てを事前に伝えることは不可能ですが、ウェブサイト始め、セブ英語倶楽部では一切「盛り」はありません。ではよくある「誇大広告」とはどんなものか?

(誤)リゾート留学 
(正) いやいや青い海があるのはセブのごく一部で、多くの学校からビーチに行くには車で軽く1時間かかります

(誤)優秀な講師陣
(正)私目線の「優秀な講師陣」はフィリピン人英語講師の5%未満でしょう。これが、実際に面接をして、7校に留学経験のある私の意見です。とにかく、マナーが悪い・普通に遅刻・いきなりの欠勤で代理講師連発、なんて日常茶飯事ですね

(誤)アメリカン・アクセントのフィリピン人
(正)えーと、そんな人会ったことありません。「フィリピン人の英語はフィリピン訛りがありますが、英語力は高く、世界で十分通用する英語を話します!」、これが正しい宣伝です!!

(誤)○ヵ月でTOIEC○点アップ
(正)勿論こういう方もいますが、一部の方らしいです。実際そうならなかった方にたくさん会ったことがあります。

まあ、キリがないのでこの辺にしておきますが、一番の問題は「臭いものには蓋」をすることです。つまり、ネガティブな情報を隠すことですね。

先月は多くの大学生がセブ英語倶楽部に来てくれたのですが、彼らの友人が同時期に他の学校にいたらしく、多くの情報を得ることができました。例えば、

・ご飯がまずくて食べられないので、カップラーメンの日々
・ネットが全然繋がらない
・授業は教室ではなく、自分が宿泊している部屋に先生が来る

あまりネガティブなことは言いたくないのですが、「消費者保護」の観点から、このメルマガだけではたまに書きたいと思います。不特定多数の方が読むブログやツイッターではこの手の発信はしていません。こういうこと書くと、やはりネガティブなオーラが出てしまうので。

難しいですね。


2. フィリピンのビジネス&生活あるある

今回は腐りきったフィリピンの病院について。

先日、生徒さんの1人が39.9度の高熱を出したので、マクタン・ドクターズという病院にお連れしました。朝の6時半にラインで連絡が来たのですが、7時過ぎには病院に到着しました。営業時間外なので、ER/Emergency room、要は救急病棟です。

ERの担当医から症状を聞かれ、通訳する私。さすがに通訳には慣れました(アクセントには慣れませんが)。そして、ここでの問題は「何度も同じ質問をされること」です。最低でも3回は同じことを聞かれます。これ本当です。「ちゃんと聞いてるのか?」と言いたくなります。というか、今回は最後にさすがに頭にきて、「メモを取れ」「何度も同じこと聞くな」「この病院は信用できない」と言い放ちましたが。

通常は症状を聞かれた後で、検査となります。血液検査・尿検査・検便等。そして、検査の結果が出るのに2時間かかるので、患者は点滴を打ちながらベッドで休む、というのがいつもの流れです。

しかし、今回は様子が違いました。最初に解熱剤を処方してくれたのですが、それ以上はできないというのです。理由を聞いてみると、

・日本人で海外旅行保険に加入している患者は、ジャパニーズ・ヘルプデスクの仕切りとなる。

・ジャパニーズ・ヘルプデスクに連絡したので待ってくれ。

・担当医はジャパニーズ・ヘルプデスクが提携する2人の中から選択してくれ。

事態は飲み込めたが理解に苦しむ。ジャパニーズ・ヘルプデスクの担当者と電話で繋いでもらう。彼女も同じことを言う。そして「どちらの先生がいいですか?」の一言。情報ゼロでそんなの選べるはずがない。そう言ってから一言、「早く診てくれる先生を頼む」、そして「早くきてくれ」と頼んだ。

待っている間、ERの医師にも噛み付いた。しかし、ERの医師は「管轄が違うので手を出せない」の一点張り。お役所体質、ここに極まれりですね。私たちは医師の助けを求めて病院に来た。でも、あなたたちは何もしてくれない。ここは本当に病院か?そんな私の問いかけに、無言を貫く愚かな医者。

9時過ぎにジャパニーズ・ヘルプデスクの担当者が到着した。念入りに化粧をした姿で。「ERの担当医」から事情を確認し、その場で「ジャパニーズ・ヘルプデスク」の担当医に電話をする。

そして、診断結果は、

まずは入院して下さい。
入院しながら検査をします。

日本人感覚なら、入院するか否かを判断するために検査をするのですが、この国では逆なのです。なぜか?それは、海外旅行保険のある日本人患者はドル箱だからです。たいした症状でもないのに、一番高い部屋に入院させて、高額保険金をゲットするというビジネスモデルです。

そして、最大の問題は患者に会ってもいない医師が電話で結論を下していることです。

思い出すだけでも気分が悪いので全ては書きませんが、私は下記のことを率直に相手に言いました。

・日本人だから金儲けのために入院させるとかやめろ
・海外で「入院」を言い渡される患者の気持ちを察しろ
・その患者の家族が日本でどれだけ心配するか考えろ

解熱剤が効いて、37.2度まで熱が下がった生徒さんを連れ、私は強引に病院を後にしました。同じく入院するにしても、こんな腐った病院に大切な生徒さんを預けることはできないと思ったからです。当然、私の気も休まらないので。

続きは次回?下らないので書こうかどうか迷っています。


3. セブのレストラン

今回はお休みします。


4. 今週買ったもの

今回はお休みします。


5. 筋トレ

今回は筋トレの帝王、スクワットについて簡単に解説。スクワットには色々な方法がありますが、最も基本的なスタイルを紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=fIvDJoyVgRQ

鍛えられる箇所は、大臀筋・大腿四頭筋・ハムストリングスです。簡単に言えば、お尻と太腿。

プリケツになるだけでなく、こうした大きな筋肉を鍛えることで代謝が促進されるので「痩せ効果」もありますね


6. 経済&投資

日経平均 (年初来 6.97%)
ダウ平均 (年初来 13.92%)
フィリピン平均 (年初来 5.53%)

この1週間、3カ国とも多少下げましたね。

フィリピン、実は9月末に利下げしていたそうです。それでも株価下がってるって。。。

フィリピン中銀、今年3度目の利下げ 予想通り
https://jp.reuters.com/article/philippines-rate-idJPKBN1WB14E

中央銀行が利下げを行うのは「景気減速」の兆候が見られる時です。この記事にある主要な数字を拾うと、

・政策金利4% (ちなみに日本はマイナス金利)
・今年3度目の利下げ
・第2四半期のDGP成長率(前期比) 5.5%増(過去4年で最低の伸び率)
・2019年のインフレ率予想 2.5%

これだけ見るとフィリピンは「発展途上国」ではないですね。マニラや一部のリゾート地の開発は派手で目に付くのですが、おそらく地方は悲惨です。日本の数十倍の格差社会フィリピン。

皆さん、これでもまだ「フィリピンの経済成長は著しい」と言えますか?

個人的には完全ネガティブですね。タイミング見計らってフィリピン株、売っぱらいます。


それでは、また来週お会いしましょう。

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