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【サステイナブルな島の未来を創る】夢ゼミ第2回開催レポート

みなさん、こんにちは!
隠岐サーキュラーデザインラボの佐藤です!

今回は先日9月14日に海士町隠岐國学習センターで行われた、
【第2回サステイナブルな島の未来を一緒に創る夢ゼミ】の様子をお届けします。

エシカル、サステイナブル、サーキュラーデザイン、SDGsと聞くと、なんだかとっつきにくく、新しい考え方や取り組みのように聞こえます。
けれど、隠岐には、すでに自然と共存し、循環やつながりのある暮らしがあります。

この夢ゼミでは、海士町での実践、世界最先端の事例を探究。
楽しみながら循環を学び、今日から実践したくなるアイデアを生み出します。また座学で終わらせず、地域の環境課題を一緒に楽しみながら改善していきます!


そもそも夢ゼミとは…?

夢ゼミとは、多様な仲間と一緒に考えたり、話し合ったりしながら、日常にある様々なことから学ぶ場です。

島根県の離島・隠岐島の島前地域にある、隠岐島前高校と連携した公立塾・隠岐國学習センターが主催しています。

前回の夢ゼミはこちらから ↓↓↓↓


アイデアの生み出し方

今回の夢ゼミでは、前回に引き続きゴミにまつわるクイズや、8つのREにまつわる世界の事例を学んだ上で、まずは実際に暮らしの課題解決にむけて実現できそうなアイデアを考えてみました。

"アイデア"と一言でいうのは簡単。
しかし、そう容易に思いつかないものです。

まずは、現状と理想を知ることが大切になります。

そこで今回は、夢ゼミに参加したみなさんと「理想の隠岐の未来」について考えることにしました。

そのために最初に取り組んだのは、3つの問いに答えることです。

  1. 「30年後、どんな未来になっていたら最高ですか?」

  2. 「島(隠岐)の好きなところはどこですか?」

  3. 「30年後、望まない未来は何ですか?」

それぞれの答えをグループ内でシェアします


「どんな未来をつくりたい?」
30年後の隠岐の未来を描いてみよう!

参加者のみなさんそれぞれが、日々暮らす上で感じる島の好きなところや望まない未来をグループ内で共有した上で、実際に理想の未来を大きな紙に描いていきます。

「どんな未来を作りたい?」
高校生や留学生、そして事業所のみんなで考えます


いざ行動を起こそうと思っても、そもそも地域の現状や理想、そして理想への道筋が見えなければ、何のために何をしたら良いのかアイデアすら浮かびません。

思い思いに未来を描きます
「高校生が島に帰ってきてほしい」「何十年後も気楽に歩ける安全な島であってほしい」
などいろんな理想が浮かびます


ですが、島の好きなところ(=残したい未来)や望まない未来を考えることで、今と未来のギャップがクリアになり、どうしたらその理想を実現できるのかを模索し、アイデアを生み出すヒントになります。

グループごとに発表


参加者の声・感想

今回の第2回夢ゼミに参加したみなさんからの感想をいくつかシェアします。

課題のために行動しないと!と思うと難しい、大変だという負の感情が出てきていたけれど、望む未来を描くことで未来のために行動するのが楽しみになりました。隠岐には今も”良い”ものがたくさん残っているので、大切にしていければいいなと思います。

理想を明確にすると、現在地からのギャップが見えてくるというのが印象的でした。大学が落ち着いたら、海プラを焼却場の燃料として使えないのか聞きに行きたい。

具体的に何が問題なのかを考えるきっかけになる時間でした。最後の理想の未来の絵はみんなの想いがわかりやすく見れてたのしかったです。既に解決方法を見出している人はすごい!!

まだまだ理想を思い描くのに、自分の意識を距離がある。暮らしにもう少し目を向けてみたい。みんなのアイデアが新鮮だった。

”色々な人に暮らしが支えられているとちゃんと実感できる” ”都会の受け身な生き方と違っているところが好き” ”心地よい不便さ” というワードが印象に残りました。

チームの中に島前高校生がいて、実際にプラごみをリサイクルしてキーホルダーにするという取り組みをしていて、リサイクルの身近さを感じた。当事者意識が生まれた。

未来について知ることでどうやったらそこまでいけるのかというレールが見えてきて良かったです。絵に表すことで、楽しく考えられて良かったです。

もの や ゴミ がどのようにつながり流れているのかに意識を向けることが大切だと感じた。理想と現状を明らかにすることで、アイデアとActionが生まれる。

"Learning by doing"「やりながら学ぶ」ということでしたが、行動しないと見えてこないことばかりだと思うので、じっと眺めて考えるだけでなく、そこからの動きが大事だと、今回の時間を通して改めて思いました。

オランダ政府の掲げるポリシー

今後の予定


隠岐サーキュラーデザインラボと隠岐国学習センターのコラボレーション企画「サステナブルな島の未来を一緒に考える夢ゼミ」は誰でも気軽にご参加頂けます!

次回の夢ゼミは、10月11日(水)に学習センターにて開催します。

島の未来を一緒に考える仲間を募集していますので、途中参加や飛び入り参加もちろん大歓迎です!

第1回:9月5日(火)19:30〜22:00 終了!
第2回:9月14日(木)19:30〜22:00
 終了!
第3回:10月11日(水)19:30〜22:00 
第4回:10月30日(月)19:30〜22:00
第5回:11月8日(水)19:30〜22:00
第6回:11月19日(産業文化祭展示出店予定)
第7回:11月20日(月)19:30〜22:00

どなたでも気軽にご参加いただけます。
お申し込みは下記URLよりお申し込みフォームにご登録ください!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSduZHRE1bAvbUv2MVNZ9y1otF-JMlleyOO0zOPyxcyRJqmFxA/viewform?pli=1


「隠岐サーキュラーデザインミュージアム」

2023年春にEntô・ジオラウンジにて開催した隠岐サーキュラーデザインミュージアムの内容を土台に、海士町ですでに実践している循環を紹介。

また、世界での先端事例に触れることでこれからのアイデアの種となるヒントを得ます。その後、参加者でチームをつくり、地域の具体的な課題と実践の場をつくっていきます。ご一緒できることを楽しみにしています!

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