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【詩と日記】雨の中にすべてを隠して

雨が 雨が 雨が

ひどい雨音だ
ただ叩きつけられて
ただ流されて
憂う間も嘆く間もなく
ただただ惨めな私がそこにいて

雨が 雨が 雨が

あなたはどこだろう
ただ会いたくて
ただ声が聞きたくて
考える時間なんてきっとない
ただただその熱に私をうずめたい

雨が 雨が 雨が

容赦ない雨粒たちが
無抵抗な世界で大騒ぎ
方法なんてものがあるのなら
どうか私に教えて欲しい
だけど悲しみも寂しさも
やがて幾重にも幾重にも隠されて

雨が 雨が 雨が

今はきっとこれでいい
たとえ束の間の逃避行でも
雨音の中でそっと目を閉じよう


すさまじい雨の朝です。
何もかもえぐられて運ばれてしまうような。
真っ暗なまま、まだ夜は明けません。

週末は忙しくて、
シロクマ文芸部スキップしてしまいました。
珈琲から始まる詩、書きたかなあと思うので
また日を改めて自分用に書いてみます。

大好きな人が
休日に珈琲豆を挽くんです。
私はもう挽いたものを買いますが。

雨は止まないし、
空も明るくならないけれど
せめて美味しい珈琲でも淹れましょうか。

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