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【140字/空想】牧神の午後とは

それは小川脇の古い水車小屋だった。
粉がご入り用でしたら挽きますが。
案内の老人が問う。
いいえ、待ち合わせなの。
ところが彼はしわがれた声で笑った。
ぬし様は間に合った試しがない。
あの方は
この小川の流れよりも気まぐれですから。
私も笑った。
じゃあドングリでお願い。
なんならかまどの火も必要かしら。




ホリデーシーズンと言えば、
華やかな舞台も多く、胸踊りますよね。
私はバレエ:くるみ割り人形をリクエスト中。
まだ席があるといいなあ。
ということで140字も舞台っぽいものを。
牧神という響きだけでうっとりの私は
今日も安定の妄想大爆発中です。
皆さんもぜひ、うららかな昼下がりを。


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