見出し画像

【詩】その熱の先へ

何もかもが夢のようで、
手探りで君を求めた。

ふわふわと落ち着かない心が、
指先に触れる君を通して結びつく。

生きてるんだって。
ここにいるんだって。

綺麗な表紙の次には、
破り捨てたくなるような頁が
延々と続くかも。

でもそれもこれも僕らなんだって、
君の熱を抱きしめて僕は笑った。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?