見出し画像

DBマーケティングに体温を──

みなさん、こんにちは。
CCCマーケティング株式会社のプランニングチームです。

この「planning note」では
データベースマーケティングの可能性を広げることに挑戦する”私たちの軌跡”を紹介していきたいと思います。

私たちの考えやトライアルを綴ることで、
読んでいただいた方にとってもマーケティングのヒントが詰まったnoteになれたらとても嬉しく思います。

■プランニングチームのしごと

画像1

CCCマーケティングという会社を耳にしたことがない方も多いかもしれませんが、TSUTAYAやTカード、蔦屋書店はご存知かと思います。

CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)グループの中で、主にT会員のデータベースを活用したソリューションを提供している会社です。

「世の中のポイントカードが、1枚にまとまったらいいのに。」
17年前、そんな思いから生まれたTカードを基盤としながら
ひとりひとりの「好き」を知り、多様な「ライフスタイル提案」を共創していく会社。
それが、私たちCCCマーケティングです。

どうすれば、お客さまが増えるのか?
どうすれば、リピートしてくれるのか?
どういった、商品やサービスを提供すればいいのか?
どういった、事業領域に拡大していくべきか?
どう・・・・

クライアントや自社の様々な「どう・・?」という問いに対して、
私たちなりの答えを企画し、実装する。
これが、私たちプランニングチームのしごとです。

■プランニングチームが今、考えていること

画像2

「この10年間で情報流通量が410倍になった」
こう総務省が発表した2007年ころから「ビッグデータ」といった言葉も流行し始め、マーケティングに行動データを積極的に活用しようとする動きが、より活発化したような記憶があります。

それまでのアンケート調査やグループインタビューといった生活者のイメージや理解を示すデータ(パーセプションデータ)から、特にインターネット上の行動データ、ID付きの購買データなどといった実行動データの活用が高まってきました。


それから、10数年を経て、
今では、様々な場面で活用されていますね。

例えば・・・
●反応する確率の高い人に、リアルタイムで自動的にアプローチをして
更にその結果も学習しながら継続してPDCAを回していく

●マーケティング施策のそれぞれが、どんな人の、どれだけの購買に繋がったかを可視化する

など、実際にマーケティングの中で、行動データが使われる場面も、重要度も高くなってきました。


でも、その一方で
●行動データは過去しか分からないから検証には有効だけど、未来のことは見えないんじゃないか?

●効率的にPDCAを回せるけど、新たな市場やターゲットを拓くことは難しいよね?

●企業のマーケティング活動には使えるけど、生活者には直接的なメリットはない・・・?

そんな声も聞こえてきます。

また、ロジックや効率論、無駄のないPDCAといった、優秀だけど、少し無機質なイメージも浮かびます。

けど、それはデータの限界ではなく、ヒトとテクノロジーの問題です。


コロナ禍の中、生活者の価値観やライフスタイルが変わり始めています。
これだけ未来予測が難しい今(だからこそ敢えて)、データから未来を拓き、企業だけでなく生活者にとっての小さなハッピーを作る挑戦をしてみようと考えました。

集合写真にあるように、
私たちは考えや趣味も違えば、これまでのキャリアも様々です。
この強みを活かして、無機質なデータベースに、人間の感情やクセ、感性を持ち込み、有機的なプランニングをすることでデータベースマーケティングの可能性を広げて行きたいと思います。

■「体温と多様性」を描いたロゴ

200630_planningnote_アイコン

最後に、planning noteのロゴを紹介したいと思います。

無機質な印象のあるデータを、「plan」の”p”・”l”・”n”の文字を使って、
人の顔を描いています。

問いに対する答え(プランニング)の正解は1つではありません。
手描きの曲線、クセのある筆跡、チームのメンバーやあなたたち一人ひとりを示す顔……
これらはみんな、私たちの考える「プランニング」のあり方を象徴しています。

まずは3ヵ月、どこまでトライできるのかスタートしてみたいと思います。

2020年7月17日



この記事が参加している募集

自己紹介