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月曜(コミュトレ):第95週(構想力 子どもとの遊びで構想力の鍛え方は?)

「親が変われば世界が変わる」のCCC HUMANです。
月曜日はコミュトレというものをテーマにします。

今週は構想力(Conception)です。
コミュトレでは「無いものを創造する」としています。

これからの時代は新しい技術が生まれ、
商品やサービスがどんどん変化していきます。

今の子どもが大人になったときに、
既存のサービスの延長ではなく、
新しいものを生み出す力が求められます

つまり、構想力が必要になってきます。

子どもとの遊びの中でどのように、
構想力をつけていけばよいでしょうか。

一つは子どもの発想を邪魔しないことだと思います。
子どもと遊んでいるときに、
何か勝負ごとになると、
子どもは大人にはなかなか勝てないので、
新ルールを追加しようとしてきます。

しかし、あまりにも子ども有利だったりするので、
止めたくなる時があると思います。

そんな時は、なるべく止めずに付き合ってあげましょう
この新ルールは子どもが勝ちたいがために
生み出した新たな発想です。

この新ルールこそが新しいものを生み出す力で、
その発想を邪魔しないほうがよいでしょう。
もし、こちらからルールを
追加したくなった場合は、こんな対応はどうでしょうか。

例えば、
子「サッカーのPK対決しよう」
親「いいよー。」
・・・
子「僕はこの距離からにする!」
親「それは近いなぁ。まぁやってみよう」
子「えい。」
親「おお、これはとれない。もうちょっとやってみよう。」
子「えい。」
親「ああ、やっぱり難しいなぁ。うまくなったなぁ。
  これじゃあ負けてばっかりになっちゃうなぁ。」
子「えい。」
親「やっぱり無理だぁ。もう少し勝てるようにしてほしいなぁ」
子「うーん。じゃあこれくらい?」
親「うん。やってみよう。」
子「えい!ああ、止められちゃう。」
親「どうしようかね。」
子「じゃあ、ゴールをもう少し広げてみよう、、、ここからここね」
親「おお、それでやってみようか。」
子「えい!」

少しシンプルな例にしましたが、
ここでのポイントは、
①子どもが新ルールを編み出す(Plan)
②新ルールに付き合ってあげる(Do)
③新ルールがうまくいくかの検証(Check)
④うまくいかない場合は新ルールの提案を求める(Action)

あとはこの繰り返しです。
PDCAサイクルといってもいいかもしれませんね。

新しいものを生み出すときに、
一発でうまくいくものではありません。

いろいろ発想して、試して、修正の繰り返しです。
親はその子どもの発想を邪魔しないように、
そして、新ルールを子どもから生み出すような
会話を意識
すると良いでしょう。

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