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インプットの時間は大切だけどさ、なんでもかんでも、仕事につなげなくてもいいじゃん。


インプットの時間は本当に大切です。

でも、
必ずしもそれが
仕事につながる必要はないんですね。

4月を振り返ると、
僕は新たな高校での教員生活をスタートしました。

転職後の仕事は、
解決すべき課題への対応や
時間との勝負が続きました。

新しいことを取り入れながら、
自分の中にある「経験」とどう組み合わせていくか。

まるでジグソーパズルを組み立てるように、
とてもワクワクする毎日でした。

でもね、ずっとアウトプットし続けていると
ふと、息継ぎをする時間が恋しくなるんです。

ドライブに出かけたり、
音楽を聴いたり。

日常とは少し違った時間を過ごしたくなります。

そんな中、上橋菜穂子の「精霊の守り人」を
のんびりと読みました。

僕はファンタジー小説が大好きです。

10代の頃には水野良の「ロードス島戦記」
マーガレット・ワイスとトレイシー・ヒックマンの「ドラゴンランス戦記」
ベニー松山の「小説ウィザードリィ 隣り合わせの灰と青春」
竹川聖の「風の大陸」
J.R.R.トールキンの「指輪物語」などなど、

多くのファンタジー小説に親しんできました。

しかし、40代になってからは、
主に教育書やビジネス書を
読むことが多くなりました。

以前のように、
夢中になって読書をすることは減っていました。

今回、「精霊の守り人」を手に取ったのは、
実は、
下の子が
「面白いよ」
とニコニコしながら勧めてくれたから。

読み始めると、
その世界にすぐに引き込まれました。

児童文学なので読みやすく、
ストーリーのテンポも良いです。
物語の中でキャラクターたちが抱える葛藤や
成長が、懐かしくも心に響きます。

子どもが楽しそうに読むのを見るたびに、
「なぜもっと早く手に取らなかったのだろう」
と思いました。

10代の頃、
読書がとても好きだった僕と、
また語り合えた時間になりました。

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