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「PCサポート室」は社内ヘルプデスクです

みなさん、こんにちは開発支援課マネージャーの「樫野」です。今回は「開発支援課」の「PC サポート室」について紹介します。

■「PC サポート室」の紹介

PC をはじめとする業務で使用する機材の管理や、業務で使用する各種アプリケーションのライセンスの管理と、ハードウェアとソフトウェアのトラブル対応を行っている部署になります。つまり、社内ヘルプデスクですね。

■機材管理の業務

業務で使用する PC は全て「PC サポート室」でスペックを決めています。
開発部のスタッフが作業に使う PC は高スペックのデスクトップ PC になりますが、逆に業務部では事務作業、表計算、資料作成が出来る程度のスペックのビジネス用 PC を導入しています。
スタッフによっては移動が多いので持ち運びが楽に出来るように軽量のノート PC を導入しています。

納品された PC は初期セットアップ(全スタッフ共通の設定項目やアプリケーションのインストール)を行い、PC を使用するスタッフの職種や業務の内容に合わせて必要なアプリケーションのインストールしてからスタッフの席に設置しに行きます。
新規で入社するスタッフはこれで良いですが、既存のスタッフが使用する PC の入替え用として渡す場合は、そのスタッフに自分で新しい PC へのデータの移行作業を行ってもらっています。
データの移行作業完了の報告が来たら、旧 PC を回収しリカバリ(初期化)を行います。

PC 以外にもディスプレイや液晶タブレット、ペンタブレット、ゲームコントローラー、WEB カメラ、ヘッドセットなど周辺機器や、ゲーム開発に必要な開発機の割り当ても行っています。

全ての機材には「管理番号」が書かれたシールが貼られていて、この「管理番号」を元にどのスタッフに割り当てられているのか記録して管理に使用しています。

■ライセンス管理の業務

全スタッフが使用する Office アプリ(Word、Excel、PowerPoint 等)をはじめ、主にアーティストが使用する Adobe 製品(Photoshop、Illustrator、After Effects 等)や AutoDesk 製品(3ds Max、Maya 等)、プログラマーが使用する Visual Studio など、各職種ごとに使用するアプリケーションで、どこのプロジェクトにどのバージョンのライセンスが何本必要かを把握し、どのアプリケーションをだれに割り当てるといった管理をしています。

適切なライセンス数になるようにアプリケーションの利用状況の調査を行ったり、特定の作業に必要なアプリケーションに関しては、現在その作業でアプリケーションが必要なスタッフにライセンスが割り当たる様に、ライセンスの移動や割り当て直しを行ったりもしています。

ライセンスの移動は、移動元のPCでライセンスを無効化する作業と、移動先のPCでライセンスを有効化する作業が発生するので、急ぎの場合は対象のPCでの業務を止めてもらって作業する必要があるので大変です。
最近ではユーザーアカウントを作成し、そのユーザーに対して企業で保有しているライセンスを割り当てるだけでライセンスの移動が完了する様なライセンス管理方式があるので助かります。

■トラブル対応の業務

「PC サポート室」が行うトラブル対応は、基本的には機材やアプリケーションに関するトラブル(故障や不具合)ですが、「開発支援課」としてトラブル対応の窓口を用意していて各課ごとに窓口を分けてはいないので、ネットワークやサーバーに関するトラブル対応の依頼もあります。
依頼の内容によっては「ネットワーク・サーバー室」と「PCサポート室」で協力して解決しなければいけない場合もあるので、敢えて窓口を分けずに依頼を受け付けています。

例えば、あるサーバーにアクセスできないという依頼が来て、詳しく調査した結果 PC 側とサーバー側の両方でネットワーク関係の設定を変更しないと解決できないといった場合がそれに当てはまります。

「PCサポート室」で対応しているトラブルは、PCの電源が入らない、ディスプレイが映らない、機材が故障した、アプリケーションが起動しない、スピーカーから音が出ない、画面の表示が乱れるなど様々な依頼が来ますが、最近ではネットで検索すると大体必要な情報(トラブルの解決方法など)が見つかるので便利ですね。

故障に関しては直せる範囲のモノは修理しますし、直せないものはメーカーに修理の手配をします。
ヘッドセットのイヤーパッド(スポンジ)など、パーツ単位で交換できるものは交換対応しています。
良く修理するのは LAN ケーブルのコネクターです。
頻繁な抜き差しや、経年劣化で LAN ケーブルのツメが折れてしまうので、新しいコネクターに付け替える修理をします。
ツメが折れたコネクターの手前でケーブルを切断し、新しいコネクターを取り付けるのですが、修理したケーブルが元の長さより短くなってしまうので注意が必要です。

ツメの折れたコネクター

次は「ツール開発室」の業務内容について詳しく紹介していきたいと思います。

サイバーコネクトツー福岡本社 開発支援課
樫野