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個人的にここが好き!曲紹介

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私が演奏する曲の中で、個人的な見どころを皆さんに紹介したい!と思い、書いています。コントラバス要素強めです。
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#交響曲

個人的にここが好き!ドヴォルザーク♪交響曲第7番

個人的にここが好き!ドヴォルザーク♪交響曲第7番

昨年演奏した曲でドヴォルザークの6、8、9番に比べると個性的な曲に最初は戸惑いながらも弾けば弾くほど好きになる!そんな名曲を紹介します。

交響曲第8番の解説

交響曲第9番の解説

○ドヴォルザークとは
今までも解説は入れてきたので軽めにしますが、
旅館の息子、肉屋で修行、鉄オタ、ブラームス好き、国民学派
こんなところでしょうか。(ほかにもいろいろあると思う)

○交響曲第7番
この曲は1884

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個人的ここが好き!マーラー♪交響曲第1番

個人的ここが好き!マーラー♪交響曲第1番

今回はマーラー作曲の交響曲第1番をご紹介します。
この曲知らないとおっしゃられる方もいると思いますが、全員知っているはずです!
この曲の3楽章はジブリアニメ『猫の恩返し』で登場したからです。
意外なところで聴き馴染みがあるこの曲について簡単に解説、そして個人的に難しいところと好きなところを紹介したいと思います。

今回も音楽之友社出版のスコアを使用・IMSLPほかを活用し推しどころを解説していきま

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個人的にここが好き!チャイコフスキー♪交響曲第5番

個人的にここが好き!チャイコフスキー♪交響曲第5番

今回は音楽之友社出版ミニチュアスコアを参考しました。

交響曲第6番《悲愴》はこちらから

○ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
1840年5月7日生まれのロシアの作曲家です。ロマン派の区分では後期の国民学派に属します。

○なぜチャイコフスキーは惹き込まれる魅力があるのか
チャイコフスキーが世界中で絶大な人気がある理由として「心理的な音楽」という点があります。

モーツァルトなどそれまでの作

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個人的にここが好き!ベートーヴェン♪交響曲第6番《田園》

個人的にここが好き!ベートーヴェン♪交響曲第6番《田園》

今回はベートーヴェン作曲の交響曲第6番《田園》を紹介します。
コントラバス的には指がヤケドする曲ですね。(雷のシーン)
○ベートーヴェン
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは1770年12月16日ごろ生まれです。

偉大なドイツの作曲家であり指揮者、ピアニストです。
分類上は、ウィーンで活躍したため「ウィーン古典派」になります。

彼の作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされ、後世

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個人的にここが好き!チャイコフスキー♪交響曲第6番《悲愴》

個人的にここが好き!チャイコフスキー♪交響曲第6番《悲愴》

名曲中の名曲です。チャイコフスキー自身が「最高の出来栄え」というのだから間違いないでしょう。

○ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
チャイコフスキーはロシア生まれのロマン派です。
ロマン派といっても色々あるのですが、
初期ロマン派→盛期ロマン派(印象派とか)→後期ロマン派(国民学派とか)とある中で、後期ロマン派です。しかし国民学派にどっぷりつかっていた訳ではないです。(

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個人的にここが好き!ドヴォジャーク♪交響曲第9番《新世界より》

個人的にここが好き!ドヴォジャーク♪交響曲第9番《新世界より》

世界中で知らない人はいないレベルの名曲であるこの曲を特集します。
日本では作詞家の堀内敬三で《遠き山に日は落ちて(家路)》で知られています。
アメリカではドヴォジャークの弟子が作詞した《Goin' Home》があります。

○名前
チェコ語でAntonín Leopold Dvořák
日本語訳だと、ドボルザーク→ドヴォルザーク、ドヴォルジャーク→ドヴォ(ル)ジャーク、と色んな訳があり、それでも

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個人的にここが好き!ベートーヴェン♪交響曲第9番(合唱付き)より第4楽章

日本人には年末の定番といえばこれですね。
今回は最も有名な第4楽章を解説します。

○ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとは、ウィーン古典派の代表的作曲家3人のうちの一人です。他は、ハイドン、W.A.モーツァルトです。

○第九交響曲の特徴
なんと言っても、交響曲に合唱がついていることでしょう。
他に有名なのは、マーラー交響曲第8番(俗にいう千人の交響曲)でしょうか。
演奏時間が長い!全曲通して

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