憂うつになったときの対処法/認知行動療法カウンセリングセンター広島店
今回は、憂鬱になったときの対処法についてお話しております。特に朝の出社前の憂鬱さへの対処法について語っています。朝のしんどさを軽減するためには、睡眠リズムを整えたり、朝の時間に自分の楽しみを取り入れることが有効です。しかし、憂鬱さを完全になくすことは難しいです。また、憂鬱さの程度に応じて医療機関やカウンセリングに相談することが重要です。通常の憂鬱さと重度の憂鬱さの違いについても説明しているため、憂鬱さに悩んでいる人にとって参考になるでしょう。是非、ご覧ください。
出勤前の憂鬱さへの対処法についての質問
<世の働く人たちは皆さん、多かれ少なかれ経験されていることはあるかと思うんですけども、毎朝起きて会社に行くまでの、出社するまでの朝の間が結構憂鬱というかしんどいというか、そういうことってあると思うんですよね。会社で特に何か嫌なことがあるとかそういうわけではなく、ただ出社する、今から仕事に行かなきゃいけないみたいなところのしんどさみたいなところですね。でも行ってしまえば何のこともなく普通に働けるっていうのはあるんですけども、朝のそのしんどさっていうのが緩和されるというか、少しでもなくなったら結構楽になるんじゃないかなと思いますので、そこのところを聞きたいなと思って、ちょっと質問させていただきました。>
ありがとうございます。今回のは前提が、職場としてはそこまでヤバい職場ではないという前提なわけですね。
朝の憂鬱さについて
朝ってやっぱり憂鬱ですよね。寝起きで眠いのもありますし、動かないといけないって何にしろ憂鬱なんですよね。それが仕事でなくても、例えば病院に行かなければいけないとか、何にしろ一歩踏み出すというのは結構大変な感じになってきます。それが仕事であれば、ましてやあんまり好きでないものであれば、なおさら憂鬱に感じるというのは自然なことでもあるかと思います。多くの場合は憂鬱そのものというのが問題になるわけではなく、何やかんやで人というのは対処できているんですね。ちょっとしんどいなとか嫌だなと思いながらも、繰り返しいけてはいるわけです。でもその嫌さ加減というのを少しでも軽減できる方法はないかといった感じでよろしかったですよね。
<そうですね。そういった嫌さ加減というのがなかったら、朝から爽やかな気持ちではないですけど、晴れ晴れとした気持ちでいけるんじゃないかなというのが思うんですよね。>
それは無理なんじゃないですかね。晴れ晴れした気持ちで職場にいけるかな。
<憂鬱さがなければ、何かまだノンストレスじゃないですけど、まだ楽な気持ちでいけるんじゃないかなという感じですね。>
朝の憂鬱への対処法
なるほどね。いろんな対処法があるんですよ、これって。人によっては反対の対処法がある人もいるので、ちょっといろいろとお伝えしてみますね。
一つが、やっぱり眠いことと憂鬱って結構連動しちゃってるので、睡眠リズムを整えて、ちょっと早めに起きて、読書だとか何か自分の時間に1時間ぐらい確保できるようにしておくと、気持ちが切り替わりやすくなる人っているみたいですね。だから朝がギリギリになってると、眠いな、行かなきゃみたいな感じで怒涛の流れで動くというのがしんどいという方もいますね。
しかし、このように余裕のある勤務を送ってみるみたいな感じで早起きをしてみるのが有効な方もいれば、早く起きすぎてしまって仕事のことをぐるぐる考えてしんどくなるという方もいるので、そういった方はちょっとギリギリ目に起きて、あ、やべ、ぐらいの感じの方が考えなくて済む場合はあるかもしれません。
あとは、職場に行くまでの間に楽しみなこと、コンビニに寄るだとか、ちょっと早めに行って喫茶店でお茶をするだとかですね、そういった感じの少しの楽しみというのを入れておくと、まだマシにはなるかもしれませんね。
例えばスタバに寄ってコーヒータイムを毎日取ることにしようとかね、という感じとかですね。というような感じをすると、少しマシになるかもしれないというような感じですね。ぜひ、これは皆さんもこんなふうに対処しているよというのがありましたら教えていただけたらと思いますが、これはやはりね、カウンセリングとかをもってしても、全くなくして晴れやかな気持ちになるというのは難しいんじゃないかなと思いますね。だって、自然に憂鬱になりますもんね。
<先ほどの例で言えば、早く起きれば早く起きたで憂鬱になるし、逆にギリギリまで起きていくっていうのも憂鬱になるしで、私が取れるパターンも3つ目の何か楽しみをどっかに入れることしかないのかなという感じがしました。>
まあ、なんというか、私も会社員を辞めてね、自分で会社経営をしたら好きなようにできるじゃないですか。好きな時間に就職して好きな時間に帰れるじゃないですか。それでもね、憂鬱なんですよ、会社行くって。そうなんですか。自分で経営してるんですよ。別に遅刻したって誰も怒らないですよ。それでも憂鬱なんだから、それでもそうでなかったらなおさら憂鬱だと思いますね。
通常の憂鬱との違い
ただそこで涙が出るだとか体が震えるだとか、もう1日中そのことが離れないだとか土日もそのことを考えるまで来ると通常の憂鬱以上の憂鬱だと思うのでそこは何らかの医療機関に相談行ったりだとかカウンセリングに相談行ったりするっていうのがいいと思いますね。
最後に
今回伝えられること、多分ね憂鬱対策というよりもそのいわゆる通常の憂鬱かそうじゃないかの基準だと思いましたね。
つまり、ああやだなあと思いながらもいけるぐらいの感じなのかもう本当に行くのもしんどくて涙出ちゃったり体震えたりだとかもうずっと考えるぐらいの憂鬱なのかという度合いの違いですね。そこが意外と自分でも気づかなかったりだとか、こんなもんだろうと思って耐えたりしてしまう場合はあるんですけど、もうそこまで来ると本当にねもう苦しいので何か対策は打ったほうがいいかなって感じがしますね。
はいということで今回はこの辺りで終わりたいと思いますありがとうございました。