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天キー6で大岡俊彦さん、Murasaki_minさんと話した、キーボードと「球」のこと
あんままとまりのない話になるのだが、個人的に重要なことなのでまとめておく。
大岡俊彦さんは薙刀式かな入力やオールコンベックスキーキャップの作者。
Murasaki_minさんはLotus配列を考案し、Akashaキーボード等を開発した方。
二つの疑問お二方の作品に対して、僕には疑問があった。
ドームキーキャップ
全体的に球面を成すようになっているが、それは片手分の話。
確か大岡さんがキー
自作キーボードをやると自分が褒めてくれるからいいぞ(気を付けろ)
(僕たちにはこういうものが全部キーボードに見える)
2月以来、狂ったようにタイピングとキーボードのことをやってきた。
成果は色々とあったのだが、正直、ちょっとバランスを崩していたとも思う。
自作キーボードはなぜ楽しいか『GIANT KILLING』に曰く、大人になって誰かに応援してもらえることはめったにない。褒めてもらえることもない。
まあ僕はSkebとかやっているので、わりと応援してもらえる
キーケット購入品と気になったもののまとめ
(カバーは戦利品)
ユースケース的に刺さらなかったけど面白かったものもたくさんあったので、買ったもの買わなかったものまとめて振り返り。
買ったものromly.com「軸の秤」
測定サービスは5回もお願いしたので買ったもの扱いで
前回記事でも触れたが、欲しいと思った時には売ってなかったのでずっと使ってみたかった。連コしなかったので客足が途切れるのをずいぶん待つことになった。お疲れさまです。
Kailh x Lofree Ghostは「重いスイッチ」だった
(カバー画像は測定中の写真)
速報です。
キーケットで軸の秤を初めて使わせてもらいました。
軸の秤について詳しくは、作者のromlyさんの記事をご参照ください。
僕は今回これを非常に楽しみにしていました。というのも、Lofree Ghostの打鍵感が非常に重く感じるのを実測したかったからです。
この場合「重い」というのは、バネの反発力が強く、押し込むのに強い力が必要であることをいいます。
打鍵時の指(フィンガー)の動作を分類してみた
最初に結論三つの関節の運動の種類によって
プッシュ
スライド
フック
の三種類
それぞれ
突き刺し打ち
撫で打ち
踏み打ち
に対応する。
改めて前置き最近タイピングの話をずっとしていて、撫で打ちでも突き刺し打ちでもない、踏み打ちだ!とか言ってたわけだが、ちょっと解像度が足りない気がしてきた。
速くて疲れないタイピングとはどのようなものか?
タイピングには無数の要素があり、個
タイピングと物語の二極分析(5):キーボードは媒介か夾雑物か
【薙刀式】屈曲と伸展: 大岡俊彦の作品置き場
これで今までの色々がバチバチバチーンと繋がった感覚があるので取り急ぎ書いている。
ポイントは、アクチュエーションポイント(以下AP)に乗りたいか、打ち抜きたいか。
メカニカルキーボードはAPを通過するまず、ざっくりとキーボードのスイッチの種類についておさらいする。
各種のキースイッチについては色々と解説記事があるが、今目に付いたのでとりあえずコ
Corne Light V2を銅線でスイッチソケット化した
そうしろって囁くのよ、私のGhostが上記記事で書いた通り、現在、Kailh x Lofree Full POM Switch(Shadow)が大変な評判を博している。
しかし、ほぼChoc V2互換とはいえ、元々Choc V2スイッチ対応のキーボードそのものが少ない上、中央の足(端子ではないプラスチックの柱)や爪などの寸法が微妙に異なり、互換性も完全ではない。
使ってはみたいが、Lofree
新世代のロープロファイルスイッチまとめ
ロープロファイルの時代だ。
磁気の時代というのはナシだ。
近年、クラウドファンディングによりニッチ的な製品の開発が進んでいる。
その中で、キーボード製品に合わせた専用スイッチが開発され、市場に投入されるようになっている。
その悉くがロープロファイル系スイッチであり、かつて打鍵感を選ぶ由もなかったロープロファイルスイッチも、急速に選択肢が充実しつつある。
もっとも、従来のスイッチ製品とは異なる販
タイピングと物語の二極分析(4):ライティングの方向と軸足
舌の根ビショビショ
タイピングと物語の二極分析(1):オンバランス/オフバランス|もりやん
タイピングと物語の二極分析(2):リアクション/アクション|もりやん
タイピングと物語の二極分析(3):認知の物語/行為の物語|もりやん
本記事は上記シリーズのまとめであり、かつ横断的な内容となる。
当初予定していた内容は書き終えたのだが、その途端にフと思った。
「タイピング」と「物語」も二極じ