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起業1年目を振り返る パート1

皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。

弊社は昨年の12月3日に設立をしました。先日、無事に第1期の営業を終え、2期目を迎えることができました。
設立以来、大変多くのお客様や仲間に支えられてとても充実した1年を過ごすことができました。改めて、この場を借りて御礼申し上げます。

今回の投稿はこれから2期目を迎えるにあたってこの1年を振り返り、起業に至った経緯や実際に起業してどうだったのか、等について振り返ってみたいと思います。これらの記事が今後、起業を考えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

第1回目の今回は、起業に至った経緯についてまとめていきたいと思います。

なぜ、起業したのか?

まず最初に「なぜ、起業したのか?」という点について経緯とともにお伝えしたいと思います。

実は、私は起業するという事は全く考えておりませんでした。

例えば、前職の株式会社ジェイエイシーリクルートメントに入社した時は、既に40歳を過ぎておりましたが、その当時の選択肢に独立するという考えは全くありませんでした。むしろ定年まで会社(=組織)に所属して、定年退職を迎え、悠々自適な老後生活を送りたい、と漠然と考えてサラリーマン時代を過ごしていました。実際にジェイエイシーリクルートメントを退職する直前までその考えは変わりませんでした。

しかし、コロナ禍の世の中の大きな変化、それに伴う家族の変化によってその考えが少しずつ変わって行きました。

コロナ禍の世の中の変化については多くの人がいろんな側面で影響を受けていると思いますが、私がその影響力の大きさを感じたのは、「ビジネス自体の大きな変化」です。

私が長年、仕事をしている人材紹介の仕事においてもそれはとても大きな変化をもたらしました。
具体的には、以下のような点です。

■コロナ禍における人材紹介業の変化
・企業訪問や面談がリアルからリモートの対応に変化
・面接などの選考プロセスもリモートの対応に変化
・仕事そのものが在宅勤務で完結するなど働き方の変化
・在宅勤務の浸透に伴い、通勤の概念がなくなり、全国あるいはグローバルに人材にリーチができるというビジネスチャンスの変化

 

今まではリアルでの企業訪問や面談が当たり前だった人材紹介の世界においてこの大きな世界観や仕事観の変化は、会社という大きな組織に所属していなくても十分にやっていける環境変化なのではないかとチャンスと捉えるようになりました。

続いては、家族の変化です。

私も来年には50歳を迎える年齢となり、自身や妻の両親もかなり高齢となって来ました。そんな中、昨年妻の両親に実際に介護の問題が発生し、妻は実家である北海道に帰省することが増え、仕事や家族に対する時間の使い方が大きく変化しました。

漠然と考えていた親の介護の問題が現実になって来たのです。

このようなビジネス環境や家族の状況の変化を踏まえて、少しずつ会社に属さないもっと自由な働き方(=起業)を具体的に考えるようになりました。

これらの外部環境の変化に伴い、自身の仕事に対する考え(=内部環境)にも変化が起こり、起業することを具体的にイメージしていく契機となりました。

例えば、
・自分が起業した場合にはどの程度の勝算があるのか?
・どの領域で勝負するのか?
・生活は出来るのか?
・ライフスタイルはどのように変化するのか?
・失敗した場合はどうするのか?

などについて検討を行いました。

そんな中で少しずつ自分が独立した場合のビジネスのイメージや仕事のイメージを漠然と持つことができました。また、その過程で独立に向けてチャレンジしてみようという「覚悟」ができたという点もとても大きかったです。

最終的には、以上のような外部環境と内部環境の変化を経て、今後を考えた際にはメリットの方が大きいと判断をし、独立をしたというのが起業した経緯です。

今回は全く独立志向がなかった中でどうして起業に至ったのか、という点を中心に起業までの経緯を振り返ってみました。

次回は、実際に起業してみてどうだったのか?という点について述べていきたいと思います。

転職・人材の採用のご相談は是非、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。


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